株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】ファッション界におけるSDGsの取り組みについて

2022-04-17 21:04:34 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回の記事では、当社の理念に基づいて社会活動に取り組む考えについてお話しました。

今回は日常に身近なSDGsに関する取り組みとして、ファッション界におけるSDGsの取り組みについてお話したいと思います。

みなさんの中には、オーガニック素材で作られている衣服が店頭に並んでいたり、 着なくなった衣服を回収していたりするのを見たことがある方はいらっしゃいますでしょうか?

あるいは、セカンドハンド・ショップやフリマアプリなどで古着を入手して着用しているという方もいらっしゃるかもしれません。

政府の働きかけもあって、近年多くの企業でSDGsに取り組まれるようになってきており、 ファッション界でもこうした取り組みが見られるようになってきました。

環境省のホームページでは、私たちの約6割がサスティナブルファッションに関心を持っている、または具体的な取り組みを行っているとのアンケート結果が紹介されており、 サスティナブルファッションに注目が集まっていると言えます。

最近では著名人もSDGsについて発信するようになってきており、 ファッションへの関心の高い20〜40代の女性の間で関心が高まってきている要因と考えられるでしょう。

ファッション界におけるSDGsの取り組みには様々なものがありますが、今回は大きく2つの観点からご紹介したいと思います。

1点目は環境への配慮。

日本では年間約48万トンの衣服が家庭から焼却・埋め立てされています。

記事の冒頭でお話しましたリユース、リサイクルの取り組みや、生産量のコントロールなどの取り組みは、こうした問題に対応するものです。

一方で、衣服ができるまでの過程においても、素材の選択や製造過程で多くのCO2が排出されています。

無農薬で栽培されたオーガニックコットンの使用や、環境に配慮した素材開発などは、衣服が作られる段階での環境負荷を抑える取り組みと言えるでしょう。

2点目は労働環境への配慮。

フェアトレードの理念にも関連しますが、発展途上国での衣服の生産では、安価な衣服の販売の実現のために労働コストが削減され、労働問題が深刻になっています。

生産者の健全な労働環境の確保は、将来にわたって健全な衣服の生産を続けていく上でも重要な観点です。

当社においても「地球×人ー未来に続く豊かさを」を理念として掲げており、 日常のものから地球に優しいものを取り入れることを大切にしています。

当社のオーガニックショップでは、オーガニックコットンのショップバッグを取り扱っており、 また先日はハンドメイドシルクショップ「maki×maki」のオーナーである岡本様とのトークイベントを通じて、フェアトレードに関する取り組みを学ばせていただきました。

これからも当社の理念に基づき、私たちの日常に身近なファッションにおけるSDGsの取り組みについて発信していきます。

引き続きよろしくお願いします。

参考