株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】当社の飲食店メンバーとの沖縄研修旅行で得た学び

2024-10-01 20:32:56 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconが、
沖縄県とともにオープンイノベーション事業『OKINAWA Co-Creation Lab.2024』を開催していることについてお話ししました。

9月には、当社の飲食店のスタッフと共に沖縄へ研修旅行に行ってきました。

BISTRO CHURAの開店にあたり足掛け3年、オープン半年を共につくってきたスタッフの慰労もかねた今回の旅行でしたが、
最高の飲食店をつくろうという意識が高いスタッフは、沖縄でも積極的に様々なことを吸収し、私自身にとっても大きな学びの時間となりました。

スタッフが現地でリアルに沖縄のことを知り、沖縄をもっと好きになりましたし、
さらに、地産地消の食材、商品の取引先開拓、今後のメニュー開発のための食事や泡盛、カクテルの勉強など、
より良いお店にしてお客様に喜んでいただくための、大変充実した旅行となりました。

今回の研修旅行を通じて気づいたことは大きく3点あります。

1点目は、目的を明確にすることが、効果的な時間を作り出す上で重要であること。

今回の研修旅行では、現地で訪れたバーの方のお繋がりで、泡盛を使ったカクテルをつくるバーテンダーの方から直接お話を伺う機会がありました。

ドリンクのクオリティをさらに高め、今後のメニュー開発の参考となる大変貴重な機会でした。

さらに、別の飲食店での出会いをきっかけにラジオ番組に出演させていただき、ビストロちゅらの魅力を発信する機会をいただきました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000091468.html

和やかな雰囲気で楽しみながら魅力をお伝えする貴重な機会をいただいたことに感謝申し上げます。

これらの機会は、よりおいしい食事の時間をお客様に届けたい、沖縄料理の魅力を発信していきたいという明確な目的があってこそ得られたものです。

明確な目的意識が現地での様々な場面でのアンテナを高め、貴重な体験につながったと感じています。

2点目は、自分が取り扱う商品の背景を知ることが大切であること。

今回、当社のビストロでも取り扱っている海ぶどうの農園でお話を伺う機会がありました。

そこでは、海ぶどうを養殖するにあたっては、自然の中で育つ場合にできるだけ近い形で養殖できるよう様々な工夫がされていること、
収穫の際は、地元のアンマー(お母さん)たちが手作業で長時間かけて選別作業を行なっていること、
商品として適さない茎の部分は、養殖場で再び母藻としてまた次の海ぶどうが育つ、サスティナブルな仕組みであることなどを学びました。

実際にお話を伺ったスタッフは、海ぶどうが私たちのもとに届くまでの過程を知りもっとおすすめしたくなったと話しており、
こうしたリアルな背景を知ることは、スタッフ自身の知識を深めよりよい接客をする上で大切であることを改めて感じました。

3点目は、沖縄には人とのご縁を大切にする文化が根付いていること。

沖縄で様々なお店を回る中で、飲食店のオーナーの方がどんな想いで経営してらっしゃるのか、お話を伺う機会が何度かありました。

東京から来た私たちに、沖縄や自分たちのお店の魅力、将来のビジョンを惜しみなく分かち合い、
逆に東京に来る折にはぜひビストロちゅらに来店したいと、応援してくださる方が多かったのが印象的でした。

先に述べたラジオ番組への出演も、今回の旅行で出会った現地の方がご縁を紡いでくださって実現したものです。

こうした体験を通じて、沖縄では人とのつながりを大切にしたり、お互いの商売繁盛を心から応援する文化が根付いていることを深く感じました。

今回の研修旅行で得た学びを活かして、ビストロちゅらで沖縄の魅力をより発信してまいります。

引き続きよろしくお願いします。