<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

喪中の葉書

2007年12月22日 | 日記
12月早々姪っ子から ・・・・・
義父(95歳)が11月6日に永眠致しましたという。喪中の挨拶状が届いた・・・
連絡をしないで・・・ とすぐさま  電話した。
「質素に家族のみで送ってくれ・・・」が義父の遺言だったという  もう、
義父本人の友人知人もお元気な方はなく、代も変わっている。
後日の連絡でいいとの故人の遺言に・・・・ 一人っ子だった夫と娘<孫>3人。
5人のみで通夜、葬儀をすませたとゆう・・・!

  【しっとりと落ち葉にかかる冬の雨 哀しみのごとし魂きはる命】

通夜の夜は5人でいきつけの和食やさんに予約・・・ 食事 にいくと
「今日は、何のお祝いですか」と聞かれ、「苦笑い」していたとか?
現代的な ばりばりの姪っ子夫婦には圧倒されつつも若い世代の
生き方として見習う点も多い・・・

そういえば、先週の読売新聞の人生案内に
「自分たちが死んだら葬儀はちゃんとしてくれ」と
言われ親の葬儀費用が心配  という相談が寄せられていた。

いろんな考えの人がいるものだ・・・!


年齢も60も半ばになると 一番感心があるのは
自分の死についてである。生まれてくる時は 予定日があるが
神様はよく作られたもので、死についての予定日はない。

私も改めて、自分の終焉の幕引きをいかに回りに迷惑を掛けないで
済ませられるか? 喪中の葉書を手に考えた。静かに家族のみの
密葬も悪くない。。。。

松原泰道<龍源寺前住職>氏は江戸末期 九州の名僧が 殿様に
金屏風に「めでたいことを書け」と言われて、
「親死ね、子死ね 孫死ね」と書いたそうな・・・

今度はではめでたくない事を書けと言われ

「孫死ね、子死ね、親死ね」と書いたそうな・・・

 
   つまり年齢の順に死ぬる事がめでたいという事である。

   私もこのめでたい順番で行きたいものだ…昼前散歩へ出た…

    
          <散歩道新河岸川上空>


  【さんぽ道 生命線をくらべつつ夫より長いとツウステップで行く】 

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