先日オイルフィルターエレメント交換作業で出ていた鉄粉について、
お問い合わせが合ったので・・・。
BMW よもやまはなし~6。
と、かなり重複しますがよかったら見てみて下さいね。
そんなの普通に知ってるよ!!
と思われる方々がいらしたらスルーして下さい
弊社でオイルフィルターエレメント作業をさせて頂て、
もしこの部分に鉄粉があったら・・・。
こまめなオイル交換と早めのメンテナンスをお勧めさせて頂いています。
鉄粉とキラキラ。
この場合のエンジン内部の状態は・・・
オイルの交換サイクル。
選定した使用オイル。
走行距離。
走行シュチエーション。
メンテナンスサイクル。
によって車両とエンジン内部はそれぞれかなり違います。走行距離が2万キロ弱でもエンジンを開けたら内部部品に傷みが多かったり
走行距離が5万キロ以上走っていても消耗は多くても内部の部品に傷みが少なかったり。
本当にまちまちなので、どこが??どれくらい?等など。
エンジン内部を確認しないで外見から傷みの大小の推察や判断は
無理だと思っています。
なので・・・。
もし、今回のように鉄粉がエレメント部分からでていたら・・・。
また、ミッションドレン部分に鉄粉が出ていたら・・・。 距離を重ねる前にメンテナンス。
メンテナンスができる時まで、こまめなオイル交換と
距離を乗らずに、エンジン・ミッションの状態を温存。
短期スパンで乗り替えをお考えの場合は別ですが・・・。
長く乗るのなら、弊社では上記のようにオーナーさま方にお願いしています。 前にも書かせて頂きましたが、鉄粉の弊害は・・・。
エンジン部品から鉄粉や細かな金属片が出ると・・・
エンジン摺動部分から各オイルラインを通り、オイルパンに。
オイルポンプが回り、オイルパンにあるストレーナーから
鉄粉・細かな金属片入りのオイルが後部分のクランクメタルを循環。
その後、オイルエレメントに回り、前部分のクランクシャフトメタル周辺を
回り、再びエンジン摺動部分へと循環しています。
(81年以降モデルの場合。~マニュアルより)つまり鉄粉や細かな金属片を含んだオイルが循環する事で、
オイルポンプやクランクケースやクランクケース内のオイルラインを
傷めてしまうことが問題なんですネ 一例です。
エンジンを開けて確認した場合、このような箇所から鉄粉が出る事もあります。
このほかに、オイルポンプ・ロッカーアームやその他の摺動部品から鉄粉が出る事もあります。
どの部品でも一旦、虫食いキズができてしまうと、それまでの期間や距離よりも
早く部品の傷む事が多いと思います。
傷む連鎖のままで・・・。
同じサイクルのオイル交換・同じ走行シュチエーションで距離を重ねると
エンジンやミッションの寿命にも影響が出てくる可能性もあります。
より詳しい事は・・・。
BMWのディラーさんか、いつも見てもらっているバイク屋さんで聞いて下さいね。
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