Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

New York Knicks SVPの講演会

2007年01月31日 | New York Life
少し前になるが、New York Knicks(NBA)のSVPのGlen Grunwald氏の講演会に行ってきた。聴講者は40名ほど。大半がBスクールの学生だが、コロンビアの他のスクールや、明らかにご年配の方の姿もちらほら。D組からは、Marc とBradが参加。共にスポーツ好き、ウィスラー組で、スポーツ系講演会の恒例メンバー。

○ 本人の略歴

インディアナ大学で自らバスケをプレーした後、シカゴの弁護士事務所に就職。顧客の1人が「NBAのチームを買いたい」と言ってきたのをきっかけに、ビジネスとしてバスケの世界に復帰。当該案件は、Denver Nuggetsの買収という形で実を結ぶ。
その後同じローファームでTrademark License等に関わった後、94年にリーグ拡大で新たに設立されたToronto Raptorsに転職。2人だけで法務部立ち上げ。
その後現在のKnicksに移り、法務関連を超えて、

1)プレーヤーとの各折衝(年俸交渉やトレード志願のヒアリング)
2)Madison Square Garden(NHLのNY Rangersと共有して、巨大コンサートも開かれる、NYでも有名な巨大スタジアム)全体の管理
3)各チームスタッフの人事管理
4)NBA機構との橋渡し

等々、いわゆる「ゼネラルマネージャー」として、チームのあらゆるマネージメントに関わっている。

~以後は、ひたすらQ&Aだったので、いくつか抜粋~

○ Knicksの戦略を簡潔に説明してくれ。
→大きく分けて3つ。
1)Strategy:マイナーリーグのチームを買収し、自らのノウハウで黒字化。フランチャイズを明確にした上で、傘下のマイナーで有望選手を育てることでチーム強化の総コストを削減。
2)Marketing:選手の ①Mental Toughness ②Intensityで、ファンを魅了。
3)Finance:FCFの黒字化。

○ NBA全体としての課題
1) チケット販売への過度依存体質からの脱却 
2) 選手の教育(昨年の大乱闘でのイメージダウンは相当なダメージ)

○ 低迷するKnicksをどう立て直すのか?
1) 思い切ったロスターの入れ替え(若手の起用)
2) (トレーニング等の充実により)実力ある選手の寿命長期化

○ (Knicksは老舗だが)NBAの新興勢力の中で、Competitiveとなるかお荷物球団となるかの分かれ目は?
→サラリーキャップ制の導入やドラフト制度の改革で、新入りチームもポテンシャルのある選手をある程度揃えることができるシステムは整っている。その中で、チームとしての「勝利への拘り」、とりわけ「ラスト3分間」で接戦をものにするための精神力と戦略をどこまできっちり持てるかどうか。

○ Knicksの収益内訳は?
→大まかに、45%がチケット販売、25%が全国ネットの放映料、残りがローカルTV局やラジオ局、商標権からの売上。

○ NYを本拠とするデメリットは?
1)MSGが各種行事で常に埋まっていて使えない。実際の試合会場で練習ができない、またNJの練習場までの渋滞がひどいため、練習量が減ること。
2)マスコミ対応。
3)(選手と言うより経営陣として)NBAの本社があるので、リーグの重鎮が目を光らせているというプレッシャー。

○ 成績が落ちているのに、なぜチケット価格が年々上がるのか?
→それは偽情報。ここ2年は値上げしていないはず。(した・しないでしばし押し問答)

以上、正直、前回のNY MetsのSVPの講演会に比べると、内容の面白さ、またスピーカーの情熱とも、いまいちでした。メッツ、ニックスと来たら、ぼちぼちヤンキースの誰かが来てくれてもいい頃です。。。
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新たなStudy Group戦略

2007年01月29日 | Columbia, MBA
今期は、新しいやり方を試している。「全てを皆で」式から「最初から分担しましょ」式へ。前者に拘ると、Operations Management (OM)での必読書、「ザ・ゴール」のハービー君(元々太っていて足が遅い上、余計なものをリュックに詰め込んで重くてぜーぜーして、全体の遠足のペースを著しく害している男の子)のような「ボトルネック君(ちゃん?)」が必ず存在する(って、それが自分なことも多いのだが)。このやり方を取る限り、他をどう改善しようと、結局全体のアウトプットはハービー君に比例するので、ハービー君の底上げを図らない限り、いかなる部分効率化の努力も総体的な効率性向上に結びつかない。

ということを学んだからってだけでもないのだが、今期は最初からグループ課題が非常に多いし、後者の「分担式」に切り替えてみた。ハービーを置いてきぼりにしようという訳ではないのだが、各々が心のどこかでハービーの自主努力を促す必要性を感じていたし、「分担式」で顕在化してくるであろう新たな問題点も見定めた上で、来月中にはどっちのやり方がいいか最終結論を出そうと話している。折角1年間同じ面子で全科目を学ぶ(つまり、構成要素が一定の環境下で、試行錯誤しながらの継続作業が続く)わけだから、そのオペレーション自体からも何か学びがないと。

今のところはうまく回っている。大活躍しているのがBrian。前期は新分野のFinance系で若干苦労していたが、かなりキャッチアップ、元々NY Timesの記者として時間に追われながら事件を追って分析して原稿を纏める経験を重ねている上、GMAT790点(って満点?)の底力で、OMやDecision Models(DM)で数学的センスが問われる問題も、誰よりも先に解を導き出す。父親の自覚か、地頭か??素晴らしいです。

DMでは子供の授業料を貯める為の両親の投資戦略として、どのポートフォリオの組み方が最適かをExcelを駆使して分析と、面白い題材だったのだが、自分は一部に関わったのみ。代わりに、Marketing ProgramsのConjoint Analysisの課題(新規ビジネスのマーケティング戦略を練る上で、複雑に絡み合う消費者の嗜好を整理する有効なツール)をリードすることになった。
分析対象の案は、「マンハッタンでのコーヒーショップ展開」だが、自分は「マンハッタンでのクラブ・ラウンジ展開」を提案してみようと思う。4年間色々探索はしたが、価格・サービス・ロケーション等々、これほど一体何が差別化になっているのか?何が勝敗の鍵を握っているのかよくわからない業種ってなかなかないと思う。音楽や空間に強烈な拘りを持っている層、365日クラブ通いをしている層は別として、大半は「何となく流されて」「何となく噂を聞いて」「遊び人の友達がクールって言ってるから」みたいな曖昧な層が、「何となくホットらしい」スポットを巡回しているのが現状だと思う。ここに、効果的なAttributesを用意してアンケートを取って、何か傾向が見えてきたら面白いかな。でも、うちのスタディーグループで夜遊びが好きなのは、Aynsleyと自分だけ。残り3人はコーヒー片手に勤勉に勉強に励むタイプなので、賛同を得られるか微妙。

それにしても、今期も最初から課題が多いです。

ラウンジ案の採用を願い、年末に2度通った"Bed"の様子。これではよくわかりませんが、この回り、あるいはここに乗ったりもありで、踊って飲んで楽しみます。



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A "Do it by yourself" LBO

2007年01月26日 | Columbia, MBA
冬休み以来、砕けた話題ばかりだったので、今日はふと目に付いたWall Street Journalの記事から。(ちょっと古いが)

A ‘Do It Yourself’ LBOという題の記事。HMA (Health Management Associates)という、前期のコポファイの期末試験の題材になったHCAと並ぶ大手の病院チェーンが、自ら借入をして全額を既存株主へ配当し、結果借入負担が増えて財務体質を悪くすることで、ファンドからの買収攻勢を未然に防御するという手段に出たという話。例えれば、本望でない結婚を強いられそうになった女性が、あえて醜い化粧を施した上で、「こんな醜い私となんて結婚したくないわよね」と言ってるようなものだろうか。

HCAの買収でもわかるように、病院チェーンは、

① キャッシュフローが潤沢で借入金を積み増しても、買収後に利益下ブレによる倒産リスクが低い
② 借入れ余力が大(⇒借入金が少ない等)
③ 低PERで買収価格が純利益に比べて安く済む

といった点を満たしている企業が多く、買収のターゲットとなり易い。今回は、この②の部分をあえて悪化させることで、経営陣が買収を未然に阻止しようと動いているということになる。

買収ファンドが買収する場合でも、借入を行い、その資金を買収や一部特別配当等に充当し、事業からのキャッシュフローで金利を支払っていく。今回のケースも、借入をファンドでなく自ら行った点、また一部でなく全額が配当に回される点以外は、変わりはない。

会社側は、

① 低金利のメリットを享受して、安価かつ安定した調達に切り替えたい(WACCも10%台前半から7.5-8%に下がるという計算)
② 借入残高は3倍になるが、それでも先般買収されたHCAと比べて、レバレッジ(借入÷キャッシュフロー)はほぼ同レベル。
③ 今後、金利上昇で利払い負担が増えたり、患者数の伸び悩み等が顕在化してきたら、Recapitalizationを検討する。

といった説明で、今回の大幅な追加借入をJustifyしている。

既存株主にとっては、「何か、急に特別配当が入るらしいよ」ということでラッキーなニュースなのだろう。一方、自分が以前勤めていたようなレンダー(ローンの貸し手)にとっては、基本的にはレバレッジが高まる=リスクが高まる ということでネガティブなニュースであり、特に日系商業銀行のようにBS上のデッドの部分でしか商売できないレンダーにとっては、何らメリットのない動きとなる。
仮に今回のこの案件に参加しようとしても、資金使途が「全額、既存株主への配当」となると審査もまず通らないだろうし、仮に既存レンダーだった場合、今回の借入でレバレッジが上がり、ジャンクボンド(投資不適格)債に格下げされるだろうから、審査部に対して経緯の説明が求められることになる。
先日、前職の仲間と話したが、こうしたハイレバ案件への邦銀のスタンスは2分化されているようだ。昨今のレバレッジファイナンスの隆盛の中、各案件のレバレッジもどんどん上がってきているようで(10倍も珍しくないそうだ)、そうなると、流れに乗って案件審査の目線を下げる(よりリスクテイクをしていく)か、従来からの目線を維持して案件を厳選することで、このブームからは距離を置くポジションを取るのか、判断の分かれるところなのだろう。

学生になって現場から遠ざかってしまったが、「買われる前に、ぎりぎりまで借入を増やしておけ」って動きはあまりなかったように思う。そもそも、借入の規模等の要素にも左右されるのだろうが、そもそも買収予防策として確実に有効なのだろうか?

と、LBOについては興味がある反面、まだまだ理解が足りないので、明日は、コロンビア”Private Equity & Venture Capital” クラブが主催している、LBO Seminarに参加する。土曜だが、朝から晩まで掛けて、先ほど送られてきた架空案件のモデリングをいじりつつ、を理解しましょうという意図。今度のサマーインターンにも関わってくるかもしれないし、ぼちぼち寝て、備えることにしよう。
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Hall of Fame Museum

2007年01月25日 | New York Life
昨日の1年前ネタにちなんで、もう一つ。

昨年の今頃、Hall of Fame Museum、「野球の殿堂博物館」に行った。マンハッタンから車で6時間ほど北へ進んだ、Cooperstownという、それは小さな街にある。

博物館といっても、マンハッタンにある各博物館のように立派な外観をしているわけでもない。ややもすれば、何も気付かず通り過ぎてしまいそうな、アメリカの典型的な田舎ののどかな一角の、3階建(だったと思う)のごく普通のレンガ造りの建物がそれだ。

中は、往年の名選手が実際に使ったグッズ、野球の生い立ちを描いた短編映画上映、また不朽の名勝負が写真付でこと細かに説明されていたり。場内はヤンキーすファンの親子が多いが、距離的にはボストンからも丁度同じくらいなようで、「B」のキャップをかぶったレッドソックスファンも。

相当の野球好きでないと数時間かけて訪問する気にはならないかもしれないけれど、NY郊外の観光スポットの中ではやはり一番記憶に残っている場所です。野球好きなら、オフシーズンのヤンキースタジアムツアー($12で、ベンチからロッカーからオルガン室から永久欠番公園まで一巡出来る上に、数ドル追加で払えば、自分の名前をバックスクリーンで紹介してくれるという、非常にお得なツアー)と並んで、訪問をお勧めします。

今日は、当時の写真をいくつか。上から順に、

1、博物館の外観
2、野茂が表紙のSports Illustrated
3、過去ノーヒットノーランを達成した投手の紹介とその瞬間のボール
4、ジョーディマジオとミッキーマントルのユニフォーム

です。










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20年前、そして1年前

2007年01月24日 | Columbia, MBA
最近、ふと過去を振り返る時間があったので。

○20年前

20年前の今頃、中学受験をした。雪が降って、駅から学校までの道で滑りそうになったこと、「2次まで進めば体育だから何とかなる、1次が勝負!」と感じていたこと、算数の手ごたえがすごく良かったことを覚えている。縁あって合格。クラス分けは、偶然今と同じ「D組」。付属の小学校から&受験してくる人間が4対6くらいの割合で混ざっていた中学。受験組の自分は、やんちゃで陽気な付属組に押されて最初結構シャイだった記憶があるが、授業も野球部もほんとに楽しくて、みるみるうちに学校が好きになり、ほんと毎日学校に行くのが楽しかった。。。
と、そんな20年前から付き合いのある友達と会った。彼は今は東京にある米国銀行系のヘッジファンドで働いていて、NY出張中。肩書きは、何と「部長」!方や、僕は「学生」。一通り、仕事の醍醐味やMBAでの学びについて意見交換した後、うちのクラスのパーティーに連れて行ったり(案の定「若さ」にびっくりしていた)、NYのアングラの世界を覗いてもらったり、アルゼンチンステーキを食ったりと楽しんだのだが、やはり友達話が懐かしい。
かれこれ5年近く日本を離れてしまっているので、友達ネタのアップデートが始まると、興味が尽きない。大多数がなんだかんだと繋がっていて、中学3年間の同級生の消息も、大半はフォローできた。民間企業に進んで、若手から中堅という扱いにシフトしながらバリバリ活躍しているケースが多いんだろうと思っていたのだが、出席番号1番から48番まで(全員憶えていた!)一人一人流していくと、起業、弁護士、医者、指導者、教授と共に研究活動、自営業継承、米国バイオ企業転職、海外駐在、画商等々、すごくバラエティーに富んでいた。付属校とはいえ、高校になってからほとんど会っていない面々もいるし、これは、中学の同窓会とかしたらかなり楽しそう。MBAは僕を入れて二人しかいないようなので、希少価値はあるかな?でも、思い切って会社を辞めた、あるいは転職したなんていうのは、もはや全く珍しくない感じ。皆、勇気を出して、自分の道を進んでいる様子。

○1年前

最近MBA受験生から相談を受けるケースが多く、1年前の今頃のことを思い返して、返信している。昼休みにスタバでお茶をしている最中に掛かってきた、???という番号からの電話が、最初の合格通知だったとわかった瞬間。その後、当初の放心状態から、じわじわーーっと喜びが実感に変わっていった数日間。歓喜の中でのプエルトリコ旅行。更に波に乗って届いた追加の合格通知。そして、連日国際電話を繰り返して色々な方に相談に乗って頂いた上で、NY勤務のままの退職の決断。あの苦しかった日々とその後の感動を、久々に思い返した。
最近、コロンビアの日々が当たり前になってきているが、そんな時、必死でGMATと格闘している後輩、あるいは、たった15分アドミの人にアピールするために、2泊の強行日程でコロンビア訪問を計画している後輩の様子が伝わると、まず自分自身が今の日々に感謝しなくてはいけないということ、そして、是が非でも、彼ら彼女らにコロンビアで活躍して欲しいという思いが強くなる。「強い思いって通じるんだな」ということを、身を持って証明して欲しいと感じる、素晴らしい日本人たちが、コロンビアを目指している。GMATは本当に辛い試験だが、GMATごときに負けて夢が適わないことの方が、後々もっと辛い。僕がGMATで苦労していた頃、大親友が、「山は頂上寸前が一番険しい、空は夜明け直前が一番暗い。今が一番苦しいとき。これを乗り切ればきっと答えが出る」と励ましてくれて、胸が奮い立ったのを思い出す。夢を追いかけている時は、それが適うまではほんと辛いが、過程においてドライブは掛かり易い。本当に、素晴らしい後輩たちに入学して欲しいと思う。と同時に、自分も、もう少し自分を追い詰めて、あの無我夢中でアクセルを踏みまくっていた勢いを維持していかなくては。
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Japan Trip 1

2007年01月21日 | Japan
コロンビアの日本人学生にとっての一大イベントが、このJapan Trip。以前書いたように、40名の定員は即埋まったわけだが、出発を1ヵ月半後に控え、準備も慌しくなってきた。

具体的な予定の詰めはもちろんだが、パンフ作成・記念Tシャツ作成等、やる事は尽きない。頭を痛めているのが、細かい要望。「折角行くなら、10日間はちょっと足りないので帰りを延ばしたい」「他国に寄って途中から参加したい」「マイルを使いたいから、別の航空会社を使いたい」「ベジタリアンなので宜しく」みたいな。極力要望に沿うようにしつつ、どこかで線引きしないと。

参加希望者は、大きく分けて2つ。一つは、純粋に会社訪問や日本のビジネス・経済を掘り下げられる事を楽しみにしている人間。これは、元々アジアに高い関心を持っている学生や、いわゆるTech Geek(Docomo, Nintendoといった会社を訪問しつつ、自由時間はアキバに入り浸りたいタイプ)たち。

もう一つは、日本の文化・エンタメに興味がある人間。本物の日本の食を堪能し、着物を着て、温泉に入って若返って、日本のかわいい女性と飲み会したいってタイプ。こっちのタイプは、いわゆる会社訪問はミニマイズして、自由時間をたくさん作れよってプレッシャーを、我々主催者側に投げてくる。

経済大国でありながら、米国ではとかく「イメージ」だけで語られてしまうことの多い、我がニッポン。彼ら彼女らに、ガツンと衝撃を与えるような、インパクトのある旅行にしたいと思う。幸い、NYでの日本食ブーム等も手伝って、参加者以外も含めて、学内での日本への関心は非常に高い。自分の性格や経歴を振り返っても、「日米の橋渡し」的ミッションは得意なところなので、がんばるぞ!
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春学期スタート

2007年01月17日 | Columbia, MBA
久々に氷点下を記録した今日、春学期がスタート。iPodを聞きながらの新居からの15ブロックの徒歩通勤は、目覚ましに丁度良い。

カリブで十分日焼けしていい色に仕上がっている奴、就活真っ盛りで初っ端の授業からスーツで登場している奴、色々。でも、1ヶ月も間が空くと授業やクラスメイトが恋しくなるもので、あちこちで冬休み中の話題で花が咲き、何かわくわくの一日だった。

今日(月・水)の授業は、

Markeging Programs
Global Economic Environment
Capital Markets

の3つ。前期の経験から、授業の内容も教授の質も、数回様子を見てからジャッジした方がいいので、一段落したら、各授業の詳細をアップデートしようと思う。

明日(火・木)は、

Decision Models
Operations Management

の2科目が加わり、これら合計5科目で、とりあえず春学期がスタート。春学期後半は、リーダーシップと管理会計が加わる。

ディナーは、スタディーグループ全員で再会を祝って集合。Brianは、何と何と奥さんが妊娠、 Aynsleyは欧州系銀行のロンドンオフィスでサマーをGet、JennyとMichaelは結婚に向けて準備を進めているようで、皆しゃべることがあり過ぎて、時間が経つのを忘れる系の、楽しい会合だった。

前期との大きな違いは、火・木は授業が午後に集中していること。それだけで、随分気分が違います。

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Justin Timberlake

2007年01月16日 | Others



この男、Cameron Diazと別れるや否や、今度は Lost in Translationでも好演した、Scarlett Johanssonと付き合い始めたらしい。何という男。ちなみに、彼のヒット、"SexyBack"が掛かると、うちのクラスの女性陣は狂喜してエンジン全開で踊ります。若い若い。

偶然、うちのクラス一のプレイボーイの名前も、Justin。随一の人気者ガール、Emilyを持っていきそうな勢い。Justinって名の男には要注意です。

なんて、どうでもいいゴシップネタでお茶を濁しました。明日から授業なので、今宵はびしっと「今期の抱負」とか纏めるつもりだったのに。。。
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初料理

2007年01月15日 | New York Life
今回の引越の大きなモチベーションが、「最低限のスペースを確保したキッチンでの料理」だったので、昨晩早速料理してみた。記念すべき一品目は「野菜をたっぷり使ったパスタ」から。食材は、全てユダヤ系スーパーにて購入。

普段はベーコンも使っている料理なのだが、豚がご法度なので、やむなく野菜のみに。加えて、麻布十番のお気に入りのイタリアンで特別に購入したオリーブオイルも、「成分が不確か」とミックに却下され、彼が使っているオイルで代用。また、以前Kosherに則らないものを調理した可能性のある食器は一切キッチンに持ち込めないので、結局メーシーズで最低限の食器類を新たに購入。まだまだ料理素人の自分は、慣れない鍋やフライパンのサイズに幻惑されて、塩コショウの加減もうまくいかず。というわけで、味の方は「50点」。

次は、ユダヤスーパーで売っている「偽ベーコン」か、代わりになる肉系の食材を織り交ぜて再チャレンジしてみよう。

今後の大きな問題は、僕が一番よく作る「カレー」。このカレーのルーがKosherかどうかが問題。こっちのスーパーで売っている商品は、Kosherに則っているものには特定のマークが入っているのですぐに区別できるようになっているのだが、日本製のカレーのルーには、そんなロゴも入っているわけもないので、判別不能。となると、Ingredientsをミックに見せて納得してもらうか、ハウスやS&Bに照会するか、あるいはカレールーを混入してじっくり煮込む段階のみ、ワンブロック先の別の同級生の家に鍋ごと運んでキッチンを借りるか。カレーは好物、大量生産可能、かつ長期的冷凍可能で、食費削減生活の切り札的存在なので、死活問題です。
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華麗なる一族

2007年01月13日 | Others
華麗なる一族〈上〉

新潮社

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ブログって、こんな風に読書感想文も書けるんですね。

今年最初は、この「華麗なる一族」。ウィスラーに持っていった本。旅行中に重苦しい本は読みたくなかったので、軽く一気に読めそうな本ということで選んだのだが、飛行機でバスでサウナでジャグジーで、一気に読破。白い巨塔に比べると、ふかーいテーマがあるってほどではないのだが、何より僕が生まれる前の時点で、ここまで詳細に銀行の合併・再編を描いているのは、驚き。妻妾同棲の生活、鉄平の見通しの甘さぶりは度が過ぎている感があるが、「昔の話なんだろうな」なんて思わせることなく、臨場感たっぷりに楽しめる小説だと思う。検査官との攻防や、問題先企業を冷たくあしらう描写など、金融に素人の著者なのに、非常にリアルにそして巧みに描いてあります。

次は、Operations Managementの課題図書、The Goalに着手。日本語版ははるか昔にざっと読んだけど、今度は英語で。

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アメリカでの就職活動

2007年01月12日 | Job
今週は米国内(ほとんどがNY)の投資銀行で就職を目指す学生のサマーインターン就職活動の修羅場だ。

本日は、各行がオファーを一斉に出す日。今週の投資銀行志望者の過ごし方を聞いてみると、まさに自分のボストンキャリアフォーラムでの日々そのまま。日々目まぐるしく面談を繰り返し、時に自分が今どの銀行と面談をしているのかさえ忘れがち。そしてその日のうちに次のラウンドに進めるかの合否がはっきりする。その瞬間優先順位付けをし、アポが重なった場合の戦略を考える。

コロンビアの学生は、それこそ9月くらいからまめにディナーパーティーや懇親会に顔を出し、面談準備を重ねてきた成果が、今まさに問われているわけだ。D組も投資銀行志望者は多く、プレッシャーに耐えられなくなったようで、今週は何度か「ただ雑談しよう」って電話が複数掛かってきた。やはり大変みたい。クラスではあんなに堂々としている彼らなのに。

ウィスラー組も、投資銀行志望者は、半日早くNYに戻って準備していた。では、最後まで残った面々はどうかというと、

1、既にオファーを持っている(僕)
2、投資銀行でもコンサルでもない業界を志望
3、親が自営業でその会社でインターン、あるいは親が超大物だから、コネでインターンなんてすぐ見つかる あるいはやらなくても本就職できる

の3種類に分けられる。コロンビア(というか、HBSやLBSもそうみたいだけど)は、タイプ3の学生も結構多い。

さて、結果の方は明暗わかれているようだ。9月から入念に準備をし、成績も良好だった同級生でも、オファーゼロの者もいるようで、聞いてる僕もショックを受けた。ほんと、米国での投資銀行への就職は、壮絶な競争なのだろう。大の仲良し、コロンビア人のDiegoは、幸い超人気銀行のヒューストンのエナジー部門に採用されたようだ。さあお祝い!と、彼の家に向かったのだが、完全に憔悴し切っていた。「嬉しいしほっとしたが、想像を絶する競争・プレッシャーで疲れた」と言って、目も空ろ。「明日は必ずはじけるから、今日はしっとり飲もう」と言うので、バーにも行かず彼の部屋でしんみりモードのトークになった。

話し込んでいくと、どうも1社しかオファーが出なかったことがショックだったようだ。1週間前は、「15社から面談に呼ばれた」と意気揚々としていた彼だが、第2ラウンドで9社に絞られ、オファーに至ったのは1社のみ。母国でトップの大学を出て、マッキンゼー入社、ドイツ銀行へ派遣された経験もあり、コロンビア入学、成績も良好と、それはまあ美しい経歴で、彼自身も内心自信を持っていたようで、「紙一重で、オファーゼロになっていたかと思うと、少し自信を失った」と言っていた。

でも、彼の場合、コロンビア人でありながらアメリカ人と素で勝負しているというハンディがある。日本人の多くは(僕を含め)、日本でインターンを行う。卒業後の就職を日本国内に求める人間が圧倒的に多く、また語学のハンディ、日本の給与水準の高さ等々の要因によるもの。一方、ラテンの必ずしも豊かでない国からやってきた彼にとっては、南米で職を得てもそれ以上のアップサイドが望めない、また米国の投資銀行で高給を得て学費をばしっと返してこそ1人前という意識が強く、卒業後すぐに母国に戻ると言う発想はない。ここは、日本人と大きな違いだ。

MBA受験でも、ハーバードに合格して他は全滅って人がいるように、苦しい思いをしつつも結果的に超難関の大銀行からオファーを貰った彼は、勝者だろう。と同時に、危うくオファーゼロだったという危機感、またこの数ヶ月の競争で培ったサバイバルスピリットをバックに、夏も大いに働き、そうしたパワーを、またフルタイムのウォールストリートでの仕事に持ち込む。そうしたMBA軍団のパワーの積み重ねが、NYのファイナンスマーケットの圧倒的なパワーの源泉となっていく。なんか、そんなスパイラルを垣間見た気がした。

学校が始まる前に、自分の将来も整理してみないと。
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Randy放出

2007年01月11日 | Yankees
ウィスラーに行っている間のビッグニュースと言えば、ランディジョンソンの放出。彼は昨シーズン曲がりなりにも17勝したとはいえ、怪我、年齢(43歳)、巷で”socially awkward”と言われている性格、そして何よりポストシーズンでの弱さを総合的に判断すると、放出は正解だろう。僕自身、彼が先発とわかっている試合は、いまいち観戦意欲が湧かなかったし。代わりにアリゾナから獲得したのが、即戦力の中継ぎ1名+若手有望株3名。自前で若手選手を育てる重要性を認識しつつ、目先のシーズンを犠牲にすることは絶対に許されないという状況での困難な舵取りを任されているブライアンキャッシュマンが今回のトレードを断行した背景には、「この若手3名への期待」+「ランディーの17勝は十分他でカバーできる」との計算が成り立っているはず。

となると、一体誰?って話になるが、まずはクレメンスの復帰。あとは、「給料泥棒」カールパバーノの怪我からの完全復活、あるいはスコットプロクターの先発転向っといった話が飛び交っている。一方で、不思議と、井川に関する報道は少ない。キャッシュマンも、「井川が松坂レベルでないことはわかっている」と、拍子抜けするくらい冷めたコメントを残している。これは、井川には極めてグッドニュースだと思う。ここ数年、一体何人の選手が過度な期待に押しつぶされて、結果を残せずにヤンキースを去って行ったか。それを思うと、「先発ローテを守って15勝してくれたら儲け物」くらいの、アップサイドの余地が大きい状態で開幕を迎えられた方が彼にプラスな気がする。井川の性格は良く知らないが、ジーターやデビッドウェルズみたいに、プレッシャーや期待を背負うほど楽しくなってしまう性格ではないと思うので。

でも、やっぱりクレメンスに来て欲しい。。。

何か、本文と写真が全然マッチしてませんが、ウィスラーでの壮大な雪山の風景です。



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ロックンロールスタートの共同生活

2007年01月10日 | Columbia, MBA
(自称)ロックンロールスターのミックとの共同生活がスタート。32歳にして、ルームメイトと部屋を共有しながらの生活だ。

今回でNYに来てから4回目の引越。

50/8&9(3rd floor)
38/6(14th floor)
38/6(40th floor)
114/Broadway&Amsterdam(2nd floor)
100/Broadway(2nd floor)

といった変遷。

駐在時代は、自分へのプレゼントも兼ねて、毎年より夜景のきれいな部屋へシフト。
有頂天になったところで、退職→学生になって、一気に都落ち。
その後、今回南へ下って若干巻き返しを図る 

といったストーリーになるだろうか。

スキーでかなり全身を酷使したので、ゆっくりのペースでアンパック。家の全体面積は広くなるとはいえ、リビングは彼の音楽・映画グッズに既に占拠されているので、自分の持参物は全て自分の部屋へぶち込む。当然ながら、今回も限られたスペースをフル活用するため、ベッドは2階。従来1人用だったが、今回はクイーンサイズのベッド。何かもうほぼ部屋全体がベッドに覆われている感じで、ライトをうまく配置しないと、部屋が真っ暗。でも、広い物置をうまく使って、何とか全て収納。後は、TVを置くかどうか。しばらくは、無しで生活してみよう。法曹界で大活躍していた親友が、TV無しで勉強や仕事に没頭していたのを思い出す。見習おうか。

早速散歩に出たが、ほんの3駅下っただけで、生活環境ががらった変わる。何より、店が多い。各国のレストランやユニークな専門店が軒を連ねている(※マンハッタンでは、昔ながらのユニークな専門店を維持するため、Walmartの新規開店を拒み続けているそうだ)。家具屋、99セントショップ、トルコ料理、中華料理、オーガニック食材店、警察、消防、図書館と、ほぼ何でも揃っている。アパートの真下のダイナーも夜中1時までオープン。重宝しそうだ。日本でも、ほんの3駅の違いで地価が雲泥の差ってケースがあると思うが、今回もそんな感じ。学生色とハーレム色が半々織り交ざったような114丁目から、ぎりぎりアッパーウェストの小洒落たエリアに入っている100丁目への移動。これだけで、生活環境は随分上がる。これに、ミックのCD・DVDが見放題、96丁目に急行が止まるってメリット考えれば、若干月の家賃が上がっても、十分ペイするだろう。

便利さに加えて、今回引越を決意した大きな理由が、異文化交流。コロンビア、アッパーウェスト、ニューヨーク、投資銀行と、僕の関わるあらゆるコミュニティーで大きな存在感を示している「Jewish」である彼と暮らしてみるのも、得難い体験だろうと考えた。が、料理をする際のコーシャー(Kosher: ユダヤ教のうち、食べ物に関する定め(律法)に合致した作り方)を守るってのは、思った以上に細かいルールが決まっていて大変。これとこれを混ぜるな、これが入ったものを調理する際はこのキッチンを使うな、同じビーフでもこれは良くてこれは駄目 等々。でも、これは約束だし、彼の信仰心を尊重しないといけない。ルールを守った上で、作った料理を時にご馳走したりして、関係を保持していこう。

と色々あるけれど、一緒にコンサルのケースインタビューの練習をしたり、ユダヤ人の歴史につきレクチャー受けたり、彼の膨大なコレクションのDVDを勝手に鑑賞したり、既にメリット享受中。今セメスターは、この家を拠点に、充実した日々を過ごそう。

ちなみに、今の家賃は1200ドル。今の不動産相場を鑑みると、極めてグッドディールなことは間違いなし。一方で、フロリダ、ミシガン、デュークといった郊外の大学に通っている友達は、それこそ600ドル~800ドルのレベルで、3ベッドルームの広い家に住んでいる。それこそ全く対照的な生活なので、MBA受験される方は、この生活環境という面も十二分に考慮して進学先を決めることをお勧めします。


写真は、冬空の下でそびえる、コロンビアのキャンパスで最大の図書館。前の家からは、アパートを出た瞬間、目の前に広がっていました。



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Back in NY

2007年01月08日 | Columbia, MBA
明け方、無事戻ってきました。もうこれ以上無理!というくらい、滑り、飲み、遊んできたので、満足度100%の旅行だった。思い出一杯だが、特に感じたことをまとめると、

1)欧米人のタフさ

うちのクラスの参加者は、米国人15人、欧州人5人、アジア系は僕1人という総勢21名の旅行だったが、6日間みっちり暮らしてみると、彼ら彼女らのタフさには感嘆した。朝8時から滑って滑って滑りまくって、昼から良く飲み良く食べる。午後もノンストップで滑り続ける。文字通りノンストップ。リフトを降りて、次のリフトの乗り場まで、転んでしまう以外は一度も止まらない。遅れを取った人間に対しては、すぐに携帯を鳴らし、「今どこ?早く来い」と督促。2連続で遅れを取った人間に対しては、「別行動の方がいいんじゃない?」と事実上の解雇宣告。夜は夜で、最新のヒップホップを部屋中にがんがん響かせながら、単純な飲みのゲームを楽しみながら浴びるようにビールを飲み、更にビレッジ内のバーへ。帰り道に真剣な雪合戦を展開してさっと睡眠。翌朝はまたきっちり8時から4時までみっちり滑る。
自分のタフさにはかなり自信があるのだが、正直、あのペースが更に2、3日続いたら、脱落していたかも。常日頃、両親から「最後は体力勝負だから、しっかり食事をして運動をしろ」と言われていたが、その通り。今年は、自炊で栄養をたっぷり取り、定期的な運動を欠かさないようにしないと。32歳の日本人があのペースに立ち向かうのは、相応の努力と工夫が必要だ。

2)半端ない雪の量

あんなに大量の雪を見たことがない。4日間、常に雪が降り続けていた。シアトルやバンクーバーの街も停電や通行止めが相次ぐ事態だったようなので、山岳のウィスラー一帯は、それはもうすごい雪量だった。滑って転ぶと胸まで浸かるので、起き上がるのも一苦労。新雪の滑りに今ひとつ慣れていない自分は、去年一昨年と訪れたコロラドのビーバークリークでの快晴の下での滑りの方が、正直快感は大きかった。やはり、スキーは天気次第。
でも、ここ2年間のNYの異様な暖冬で、世界的な温暖化を懸念したりしていた折り、あの豪雪と極寒は、ある種安心感もおぼえるものだった。


とにかく楽しいことの連続で、最高峰のリストを降りて、更に30分以上スキーを担いで歩いて山頂まで皆で登って写真を撮ったり、新しいクラス内カップルが生まれたり、帰りの飛行機で、「Unforgettableな瞬間を綴ろう」メモを回して皆で書き連ねたり、思い出と友情に詰まった旅行となった。

最後に、ウィスラーは日本人観光客にも人気スポットなので、簡単にアドバイスを書いておくと、

①ウィスラーのビレッジには何でも揃っているので、必要最低限のものさえ持っていけばOK。

②ウィスラー一帯には、ウィスラーという山とブラックコムという二つの山が隣接しているが、断然後者がお勧め。名前からして皆前者に行こうとするので、後者は好いている上、こちらの方が標高も高く各ゲレンデの幅も広い。

といったところです。NYから行くなら、リゾートとしての完成度は、ウィスラーもビーバークリークも文句なしですが、ウィスラーは日本からもそう遠くないのがメリットだと思います。

体中の筋肉が悲鳴を上げている状態だが、明日は引越。そして、あと1週間で授業が始まる。

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あけましておめでとうございます

2007年01月01日 | New York Life
あけましておめでとうございます。2007年も引き続き宜しくお願い致します。

2006年は、文字通り「激動」だった。MBA合格、8年勤めた会社を退職、久々の日本帰国、そしてコロンビア入学。去年合格を祈りながら新年を迎えた時がついこの間に感じる一方、期待と不安で一杯だったコロンビアMBAのオリエン初日は、はるか昔の気がする。このズレは何なのか?

2004年から、年初にその年のキーワードを決めている。04年が「耐え」の1年、05年が「攻め」の1年、そして06年が「決め」の一年。今年はどうするか?アイディアはあるが、ウィスラーの大自然の中でリフトに揺られでもしながら、もう一度考えてみよう。

ここ1週間、完全に日本人に特化して、色々な方と色々な話をした。NYで以前から師匠として仰いでいる方、MBA同期、ふと意気投合したコンサル会社の方、弟代わりの後輩君、等々。成功している人、輝いている人は、日々真摯に生きている。それは改めて実感した。これからの人生、見えるもの見えないもの色々あるが、考えることから逃げないようにしたい。

異様に暖かく、湿った雨が降り注ぐNYで新年を迎えた2007年。NYでのカウントダウンも5回目だ。今年も良い年になりますように。

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