Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

Back in NY

2007年01月08日 | Columbia, MBA
明け方、無事戻ってきました。もうこれ以上無理!というくらい、滑り、飲み、遊んできたので、満足度100%の旅行だった。思い出一杯だが、特に感じたことをまとめると、

1)欧米人のタフさ

うちのクラスの参加者は、米国人15人、欧州人5人、アジア系は僕1人という総勢21名の旅行だったが、6日間みっちり暮らしてみると、彼ら彼女らのタフさには感嘆した。朝8時から滑って滑って滑りまくって、昼から良く飲み良く食べる。午後もノンストップで滑り続ける。文字通りノンストップ。リフトを降りて、次のリフトの乗り場まで、転んでしまう以外は一度も止まらない。遅れを取った人間に対しては、すぐに携帯を鳴らし、「今どこ?早く来い」と督促。2連続で遅れを取った人間に対しては、「別行動の方がいいんじゃない?」と事実上の解雇宣告。夜は夜で、最新のヒップホップを部屋中にがんがん響かせながら、単純な飲みのゲームを楽しみながら浴びるようにビールを飲み、更にビレッジ内のバーへ。帰り道に真剣な雪合戦を展開してさっと睡眠。翌朝はまたきっちり8時から4時までみっちり滑る。
自分のタフさにはかなり自信があるのだが、正直、あのペースが更に2、3日続いたら、脱落していたかも。常日頃、両親から「最後は体力勝負だから、しっかり食事をして運動をしろ」と言われていたが、その通り。今年は、自炊で栄養をたっぷり取り、定期的な運動を欠かさないようにしないと。32歳の日本人があのペースに立ち向かうのは、相応の努力と工夫が必要だ。

2)半端ない雪の量

あんなに大量の雪を見たことがない。4日間、常に雪が降り続けていた。シアトルやバンクーバーの街も停電や通行止めが相次ぐ事態だったようなので、山岳のウィスラー一帯は、それはもうすごい雪量だった。滑って転ぶと胸まで浸かるので、起き上がるのも一苦労。新雪の滑りに今ひとつ慣れていない自分は、去年一昨年と訪れたコロラドのビーバークリークでの快晴の下での滑りの方が、正直快感は大きかった。やはり、スキーは天気次第。
でも、ここ2年間のNYの異様な暖冬で、世界的な温暖化を懸念したりしていた折り、あの豪雪と極寒は、ある種安心感もおぼえるものだった。


とにかく楽しいことの連続で、最高峰のリストを降りて、更に30分以上スキーを担いで歩いて山頂まで皆で登って写真を撮ったり、新しいクラス内カップルが生まれたり、帰りの飛行機で、「Unforgettableな瞬間を綴ろう」メモを回して皆で書き連ねたり、思い出と友情に詰まった旅行となった。

最後に、ウィスラーは日本人観光客にも人気スポットなので、簡単にアドバイスを書いておくと、

①ウィスラーのビレッジには何でも揃っているので、必要最低限のものさえ持っていけばOK。

②ウィスラー一帯には、ウィスラーという山とブラックコムという二つの山が隣接しているが、断然後者がお勧め。名前からして皆前者に行こうとするので、後者は好いている上、こちらの方が標高も高く各ゲレンデの幅も広い。

といったところです。NYから行くなら、リゾートとしての完成度は、ウィスラーもビーバークリークも文句なしですが、ウィスラーは日本からもそう遠くないのがメリットだと思います。

体中の筋肉が悲鳴を上げている状態だが、明日は引越。そして、あと1週間で授業が始まる。

コメント (1)
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