Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

継続は力なり

2008年01月30日 | Columbia, MBA
このフレーズが最も身に染みるのが、単語増強とジムでのワークアウト。

単語の方は、TOEFL/GMAT格闘中に実感。骨に染み付くまで覚えるには、なかなか近道はない。日常から英語に触れて新聞を読んだりニュースを見ながら、並行して自然と単語が増えていけばいいのだが、現実はそう甘くないので、単語増強はある程度「力勝負」的な対応が必要。自分の場合、大量の単語カードを作ったうえで、

A(月一回見直せば大丈夫)
B(週一回は復習必要?)
C(毎日叩き込まないとだめ)

の3つに分け、部屋の角に山積みに。Cの山が嵩張ってくるとうんざーりするし、部屋で独り言で悪態をつきながら覚えていた。これもMBAという明確な目標があり、それに向けてGMATという逃げようのない壁があるので、何とか続いたのだろう。

一方のジム。2003年にマンハッタン広域に展開しているジムに入会。以降今に至るまで、ずーっと「3ヶ月続けては、1ヶ月さぼる」くらいのサイクルの繰り返し。3ヶ月の終わりくらいには、一緒にサウナに行った後輩から「脱ぐとすごいっすね」と言われるくらいの肉体まで発展するが、なぜかそれが終わると、仕事のピーク・長期帰国・GMAT集中・エッセイ集中等の、ついついジムから足が遠のくことを自分の中でJustifyしてしまうイベントが起きて、しばし休止。すると1ヶ月くらいたつと「少し痩せた?」とか言われ始め、また再開。こんな感じでは当然肉体も著しく衰えることはなくとも順調な成長は見られず、何かむなしい。鏡を見る度に、継続できない者の中途半端さが反映された気になってくる。

今回も、先学期はほぼ4ヶ月間、週2回のジム通いは継続していたのに、「冬休み入り→学校のジム閉鎖→スキー→一時帰国」で丁度1ヶ月休止。そして昨日再開。クラスのBrad/Vijayも、継続的な肉体改造の必要性を痛感していたので、今期は3人で極力スケジュールを合わせる事に。

それに、3人には明確な目標がある。それは・・・
万国共通で、男はビーチシーズンが近づくと肉体の張り・見栄えを気にし始める。そして、我々3人は、春休みのブラジル・アルゼンチン旅行のメンバー。現地ではビーチに繰り出す機会も存分にあるらしい。となれば、胸・腕・肩・腹・脇腹!の世界。こんな若干不純(?)な動機で再開したワークアウト。何かパターン的には学校のある5月半ばまでは継続。その後卒業から仕事開始まで小休止 って自分が容易に想像ついてしまうわけだが、とにかくできる限り継続、継続! 

これで、朝青龍・サンタナ・ジムの筋トレ と「あんた、誰?」って感じのトピックが続いてしまったが、学校・授業関連のネタにもまた触れていく予定。今期はColumbia Business School Communityについて新たに感じることも多く、また授業も面白いので、アップデートしていきます。

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Johan Santana

2008年01月29日 | Yankees
メジャーNo1左腕は、何とメッツ入り!



詳細はわからないがメッツは超有望株を放出することなくSantanaを手に入れるので万々歳。彼にこてんぱんにされてきたアリーグ各チームは内心ほっ。ヤンキース・レッドソックスは相手に獲られずに一安心。たまらないのは、メッツと同地区のナリーグ東地区の各チーム といったところか。

個人的には、ヤンキースが自前で育ててきた若手投手陣を放出することだけは避けて欲しいと思う一方、レッドソックスのあの先発陣にSantanaが加わったらたまらんと思っていたので、Good news。

それにしてもメッツとは意外だった。これでメッツはSantana, Jose Reyes, David Wright, Carlos Beltranと、Fantasy Baseballの一巡目での指名が予想されるTopクラスの選手を4人も抱えることに。うーん、豪華な布陣。ヤンキース以上??
いずれにしろ、Subway Seriesがまた盛り上がるでしょう。

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朝青龍

2008年01月26日 | Others
帰国中に再認識したことは、自分が相撲が大好きなこと、中でも朝青龍が最も大好きな力士であることだ。



あの均整の取れた筋肉質で完璧な体つき、何とも絵になる気合の入った仕切り、幕内では中くらいの体重ながら、組んで良し離れて良し吊って良し投げて良しで、どんな相手も完膚なきまでに叩きのめす取り口、そして極めつけは懸賞金を受け取る時に審判部長とTV画面に食って掛かるようなあの憎たらしい表情。貴乃花のような聖人君子タイプよりも、憎たらしいまでに強いのが横綱の理想型と考えている自分には、まさに「これぞ横綱!」が、朝青龍だ。一流スポーツ選手の中でも、これほどの集中力を持ったプレーヤーはまれだろう。また、異文化に身を投じて勝負をかける人間にどうしても肩入れしてしまう自分としては、モンゴルに生まれ育ちながら高校で明徳義塾に留学(高校野球の印象から想像するに、相撲部も相当スパルタだったのでは?)、中退して高砂部屋入りという経歴自体、気合の入り方が違う。そして、語学のハンディを乗り越えた上、非常に特殊かつ伝統的な相撲という世界で最高峰に上り詰める。そんな彼の大ファンだ。

過去の土俵内外での様々な態度が批判を浴び、トラブルは耐えなかったわけだが、昨年の「巡業を欠場している最中のサッカー事件」以降は、まさに集中砲火を浴びてきた。まるで相撲界全体の諸悪の根源は全て彼にあるとでもいいたげなマスコミ報道、常に後手後手で何がしたいのかわからない相撲協会、お人よしすぎる高砂親方、老害の側面も否定できない横綱審議委員会・・・。しょうもない奴はいくらでもいるのに、悪いのはいつも朝青龍一人。

そんな朝青龍が久々に土俵に戻ってきて、帰国中は全取組を見た。相撲勘が戻らないのか慎重に取っているのか、短時間での豪快な勝ちっぷりは影を潜めていたが、前半を1敗で乗り切る。こうなると面白いのが日本のマスコミの報道。場所前は「朝青龍だけには絶対に勝たせるな」のオンパレードだったのが、彼が勝ち進み本調子を取り戻すと「何と言っても相撲界に欠かせない存在」「朝青龍のCM出演料は○○と並ぶ○千万円レベルを下らない」とか突如持ち上げだし、一方で朝青龍と犬猿の仲と言われる内館横審委員を茶化す。ところが千秋楽の白鵬との相星決戦となると、「全国民の期待を背負い、白鵬が東正横綱のプライドを賭けて千秋楽の土俵に上がる」と、また掌を返して朝青龍をヒール扱い。

残念ながら千秋楽は敗れて復帰早々に優勝とは行かなかったが、13勝2敗、十分な復活劇だ。来場所からは、また憎たらしいまでの強さを発揮し、マスコミや相撲界を思う存分掻き回して欲しいと思う。

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2008年の行く末

2008年01月25日 | Columbia, MBA
今年もまたNYで迎えた2008年。元来何事にも楽観的な自分ではあるが、2008年の先行きを考えると、Bright Futureが約束された年 とは言い切れない気分になっている。

発端は、現実逃避に完全に成功したVailスキー旅行からの帰路。「友人の大半は卒業後もNYに残るが、自分は地球の裏側の日本に帰る」と考え始めた瞬間、何か感傷的に。その翌日日本に帰ると、意外にもNY並みに寒くてがっかり。TVや新聞には、「サブプライム問題の余波が米国外にも本格的に波及」「世界同時株安」「福田内閣になって日本の構造改革が逆戻り」といったネガティブニュースが繰り返される。そして22日。NYに戻って空港からタクシーに乗ると、Fedの緊急事態宣言とも言える、一気に0.75%利下げの緊急ニュースがラジオから流れる。ドライバーの”Too late”と連呼する諦めの声と、毎年何とも寂しげな冬のセントラルパークの景色が、気分を沈ませる。そして翌23日から学校。他校に比べても長すぎる冬休みによる休みボケと時差ボケが重なって、授業に集中すること自体に普段以上のパワーを要する。

とまあ最近はこんな日々で、また「無条件に毎日が楽しい」という留学生活モードを取り戻すには、何か起爆剤が必要な気分。

思えば丁度10年前の98年も、多少今に近い気分だった記憶がある。銀行に内定を貰うも、その後山一と拓銀が相次いで破綻し、そんな時代背景において金融に進むという選択肢に対する若干の不安や、自由気ままな学生生活がついに終焉を迎え社会人になるという寂しさ。そんな微妙な気持ちを抱えつつ、楽しい卒業旅行の計画の詰めに入っていた10年前の今頃。そして4月に入社。そこから退職までの8年間、得難い経験、成功や失敗、そして何より大切な先輩や同期・後輩との出会いがあった。後悔は全くないのだが、銀行を取り巻く環境は常に厳しかった。入社後3年の国内勤務では、取引先の大半が金利・元本の返済を延滞。以後の対応についてざっくばらんに社長と話し合った翌日に夜逃げしていた なんてケースも一度や二度ではない。その後国際部門に移ると、Sep 11による景気悪化で新規案件全面停止。その後は多くの日本企業(といっても大半が大企業だが)が業績を回復させていく中、邦銀は体力を取り戻せず、自己資本不足に苦しみ、加えて僕のいた銀行に至っては国有化の危機、更に金融庁に対する情報隠蔽による役員の逮捕といった事態にも見舞われた。

そんな訳で、自分個人としては過去10年間、素晴らしい経験をさせてもらって今に至っており、そこに対する感謝は忘れたことがないが、自分のいた業界・会社の環境を振り返った時は、正直厳しい記憶ばかりで、「留学を終えて再び社会復帰する時は、世の中は活況、前向きな仕事に満ち溢れているような時代であって欲しいな」という漠然とした願望があった。だが、これも何かの巡り合わせか、2008年の環境はバラ色とは行かなそうである。

但し、自分のいる環境が厳しいほど、人は将来を真剣に考えるものだと思う。また、学生時代の仲間、MBA同期たちも同じ時代環境を生きてきた仲間だ。学生時代の友人は、一つの業界にじっくり根を下ろして頑張っている者も、決断をして新たな世界に飛び込んだ者もいる。MBA同期は、そんな厳しい環境でどの企業も社費派遣枠をどんどん減らす中、自腹でリスクをとって留学している者が大半だ。2008年、そしてそれに続く数年の世の中がどうなるかまだまだ見えないが、そんな勇気をくれる仲間たちとも色々意見交換等しながら、来る夏の2年ぶりの社会復帰をエキサイティングなものにしたいと思う。

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明日から授業

2008年01月22日 | Columbia, MBA
また随分空いてしまった。
スキーの直後から日本に一時帰国していたのだが、どうにも日本に帰るとブログの筆が進まない。「くそ」がつくほど忙しくしていたわけでもないのだが、なぜか母国では気分かブログモードにならない。

さて本日NYに戻ってきた。明日から授業。いきなりアサインメントが課されている授業もあるので、家に荷物を置いてすぐにキャンパスに行ってテキストをゲット。Ventureの授業は、毎回リーディングを終えて実際の授業の前に、自分自身の事業に対する考え方を要約して教授に送るといううざめの課題が・・・

スキー&一時帰国の荷物が乱雑に散らかっている部屋で、最後のセメスターが始まる。とにかく、悔いだけは残さぬよう、1日1日を大切に!

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旅を振り返って

2008年01月13日 | Columbia, MBA
無事、コロラドから戻ってきた。

快調に滑った。病み上がりだし、グループで最年長だし、皆より先にゲレンデに出て入念にストレッチをして、スキー後も軽く温水プールで泳いでからまたストレッチをして、少なくとも6時間は寝て という生活を続けたせいか、5日間、午前午後全くミスすることなく、滑り通した。

さて、旅を簡単に振り返ってみると・・・

①雪の量

雪の量が半端でない。当初3日間、ひたすら降り続けていた。空から雪が降ってきているというより、空自体が雪な感じ。霧のせいではなく、雪が多すぎて視界がいまいち。雪質はいいので楽しく滑ったが、一体どこまで降り続けるのか?新雪にまともに突っ込む形で転ぶと、それこそ底なし沼にはまった感じで、何気に結構怖い。

②娯楽の充実度は?

今回我々が泊まったコンドミニアムが街の中心部から離れていたという不便さに加え、レストランのバラエティーもバーやクラブの広さ・質も、去年行ったウィスラーの方が優れている。反面、街に行かずコンドの中で皆でわいわいやるのもまた楽しいのだが。

③ベストの滑り方

今回もまたうちのクラスは大量参加で、実に26名がVailを訪れた。この内10名はスクールで習う初心者だが、残り16名はいずれも中級以上。初日はこの総勢16名で一緒に滑ろうとしたが、たまらない。誰か見当たらなくなって、先に行ってしまったのか後に残されたのかでわーわー。次にどのゲレンデに攻め込むかでぴーぴー。絶対的なリーダーを決めて必ずそいつに従うとか、誰から見当たらなくなったら徹底的に探すのか放置するのかといったことを決めずに16名で何となくつるもうとする非効率が耐えられなかったので、明らかに同じ不満を唱えていたPhilとVijayを誘って、3人でさっさと別行動。結局最終的には、皆4~6名くらいのグループに分かれていたので、それくらいがスキーでの集団行動でのoptimalでしょう。

④とことん遊ぶ

今年もまた、スキー以外もとことん遊んだ。夜はこんなゲームをしました。

Celebrity:有名人の名前を書いた紙を大量に作成。順番に引いていき、一巡目は複数のキーワード、二巡目はキーワード一つ、3巡目はゼスチャーのみで、その有名人が誰かを示し、それをチームメートが当てる。

Fantasy:周りの皆が考えた奇想天外なFantasyのストーリを、Yes/Noのみで答えられる質問を30個することで、推測する。尚、実際は「皆が考えたストーリー」なんて存在せず、質問の最後の一文字のスペルによってYes/Maybe/Noが決まっているだけってのが、このゲームの肝。よって、ゲームが盛り上がるかどうかはひとえに回答者のクリエイティビティー次第、また、からくりを知らない人しかターゲットにできない。

アメリカ版大貧民:(通常のルールに加えて、階層の下の人間は、上からのあらゆる命令に従わなくてなくてはいけない)



こんな風に書くと、一体MBAは何をやっているんだ?と思われてしまうかもしれないが、1年半前に運命が引き合わせた65人のクラスメイトのうち、これだけの人数が今もこうして集まり、馬鹿みたいなゲームを心から楽しんでいるという状況が、僕にはとても心地よい。

というわけで、フル回転で充実度満点の旅だった。間髪入れず、日本に一時帰国、その後、いよいよ、最後のセメスターが始まってしまう。寂しい・・・

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世界一やさしい問題解決の授業

2008年01月04日 | Others
Vailに着いた。100人以上の大所帯だったので、何かと時間が掛かり、ほぼ1日がかりで無事到着。

去年のウィスラーに比べると、山は縦に短く横に長いイメージ。雪のコンディションは良好。自分の勘違いかもしれないが、ちょっとスキーがうまくなって気なんてしつつ、楽しく滑った。クラスの仲間20人前後で動いていたので、最初は足並みを揃えるのでちょっと手間取ったが、途中で適度に散らばってからは順調。
夜は、皆でピザを取り、その後自分たちの部屋に戻ってルーミー4人でゲーム。11時には就寝。そして6時半起床。実に健康的な生活で、これから2日目の滑りに繰り出します。

出発まで少し時間もあるので、旅行中もできるだけ更新します。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
渡辺 健介
ダイヤモンド社

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中高の野球部、またMBA受験でも大変お世話になった先輩の弟さんが著者。
いわゆる"MECE" (mutually exclusive and collectively exhaustive)、つまり「モレなくダブりなく」の概念をベースに、「分解の木」を使いながら問題の本質を見極めいかに解決していくかを、中高生にもわかり易い形で説明した本。新聞や雑誌で紹介されたり、また母校の野球部で著者の渡辺さんが講演会をされたなんて話も聞いたので、早速読んでみた。

本の中で、すごいスピードで進化を遂げる子供が「問題解決キッズ」と呼ばれているが、そうなれない典型例として「どうせどうせ子ちゃん」「評論家君」「気合でゴー君」の3例が挙がっている。自分の中高の頃なんて、まさに「気合でゴー君」で、色々と回り道をしていたと今振り返って思う。確かにあの頃にもし「なぜ」を考える癖と、その有効な解決法を身に付けていれば、その後あらゆる事象の見え方が違ってきたのかなと思う。

ちなみに、自分もこの「分解の木」を使って、「なぜ風邪を引いたのか?」を考察。僕なりの結論は、「加湿器の設置」が最も効果が高そうだったので、セール品を買ってきた。よくよく考えると、風邪の要因の中で、認識しているのに対策を講じていなかったのも、また過去に対策を講じたのに今年は手を抜いたのも、この「乾燥」という要因だったし。

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あけましておめでとうございます

2008年01月02日 | Others
皆様、あけましておめでとうございます。

2008年が到来。友人も帰国し、今年もまたNYで、そして独身一人暮らしで、静かに新たな年を迎える。毎年母国でのおせち料理や友人との新年会、親戚の集まり、TVでのスポーツ観戦等々が恋しいこの時期だが、今年もまたスキーを優先したこともあり、帰国できず。6年連続、母国での年越しをミスしている。

さて、毎年その年の抱負をキーワード一つで刻んでいる。これまでは、

2004年:「耐え」
2005年:「攻め」
2006年:「決め」
2007年:「決め Part 2」

と来て、今年は、、、

「深く」

の1年で行きたいと思う。

日々の出来事を、学校でのアサインメントを、そして人の気持ちを、あと一歩「深く」掘り下げてみる。あと1センチでもいいから今まで感じられなかった領域に入ってみる。そんな繰り返しで人生を豊かにするのだ。

年末に書いた「合わせに行く」に対する反省も含んでだが、今年は「どうでもいい」「どっちでもいい」の悪魔の囁きが響いてきたとき、この「深く」を思い出し、一旦歩みを止める1年にしてみたい。

さて、明日からVail。連日極寒&大雪らしいが、風邪も完治、今夜のNYは氷点下8℃くらいまで下がったので、準備も万端。友人たちとまた数々の思い出を刻んできます。

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年の瀬の反省

2008年01月01日 | New York Life
前回書いた通り買物を楽しんだ後も、5番街を歩き、Japan Tripの参加者が感謝の気持ちとして我々主催者に送ってくれたMeguの食事券を使ってディナーをしたり、恥ずかしながら5年半のNY生活で一度も行った事がなかったLion KingのミュージカルとMOMAの鑑賞等、これぞ「ザ・ニューヨークライフ」を楽しんでいたのだが、29日の夜から高熱でダウン。2日間ほとんど寝込んでいる間に年が明けてしまった。

今回の、「なぜこの時期に!!??」的ダウンで思うことは2つ。

まずは、これは「罰が当たった」に違いないこと。考えすぎかもしれないが・・・。僕はMBAに来た時点で、「ここからの2年間は、結果から遡って合わすのをやめてみよう」と誓った。例えばMBA受験や就職活動のように、合格不合格が白黒はっきりつくものについては、当然結果を出すために必要な努力を見極めて、効率良く進めていく必要がある。但し、MBAでの日々の勉強は、実際のビジネスに携わっていた時期に比べると、責任の重さは違う。無論Study Groupのメンバーに迷惑をかけるのは言語道断だが、基本はさぼっても自分に跳ね返るだけだし、クライアントがいるわけでもなければ、僕のパフォーマンスがチームメンバーの評価の一部分になるようなプレッシャーもない。であれば、結果から遡るのではなく、たとえ無駄足だったとしても、思い立ったことについて、まず手を動かしてみよう、調べてみよう。遠回りをすることを恥じず、冒険をしよう。そんなスタンスで行きたいと誓った。ところが今期は、まさに「合わせに行く」ような日々。野球の実況で言えば、「変化球に合わせただけのバッティングでセカンドゴロに倒れました」みたいな感覚。例えば、「このプロジェクトは、これだけやればチームの一員としての責任は果たしたからまあいいでしょう」「この授業の中で、卒業後も役に立ちそうなのはここだから、ここだけにとりあえずは集中しよう」といった考え方に負けた局面がいくつもあった。結局そうした自分の弱さが、健康管理にも影響した気がする。風邪っぽい中で、食生活以外の面、つまり規則正しい睡眠や運動も重要視しないとと思ったのに、実行しない。試験が終わってからの睡眠は乱れっぱなしで、21日に大学のジムが休みに入ってからは、運動ゼロ。そんな後ろめたさが潜在的に気持ちの中にあったので、ベッドの中で悶えながら、罰が当たったに違いないと、自責の念が耐えなかった。

もう一つは、人の温かさへの感謝。この時期、日本から友人が遊びに来ていたのだが、折角クリスマスとカウントダウンを楽しみにしてたにも関わらず、ホストに風邪でダウンされた日には、案内してもらえないわ、伝染されそうだわ、いい事なしなはず。だが、文句一つ言わず、買物を手伝い、お粥やスープを作ってくれた。Times Sqのど真ん中ではしゃぐはずのカウントダウンが、意識朦朧とした友人宅でNY1を見ながらの擬似カウントダウンになってしまい、申し訳ない気持ちで一杯。

そんなわけで、自分の無力さをつくづく実感すると同時に、そんな無力な自分は周りの人の温かさで何とか生き延びているのだ と再認識した年の瀬を経て、幸い本日1日に入って劇的に回復。反省と感謝を胸に、2008年を生きます。

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