中村仁コーチ 退職へ

2013年4月に筑波大からトップ選手兼指導者として入社した、
中村仁コーチが3月1日の練習会を最後にクラブを退職します。

ご存じな人も多いかと思います。

この世代では、中学、高校生までは常に全国を牽引したひとり。

大学1年世界ジュニアに出場し、さあこれからという時に、バイクでの事故で瀕死の重傷を負い、1年間休学し、その後、復帰した人です。もし、その事故がなかったらと思うと、さぞ、心に思うことがあり、悔しかったと思います。

そんな話を聞いて、仁くんの可能性にかけて、トップ選手としての活躍よりは、指導者として育てていこうと思いましたが・・・・

子供達にも人気もあり、優しく熱心に教える、ちょっとした時の面白さが、良い味を出してくれていました。

昨年9月に本人とも話をして、

クラブでのコーチを続けることの迷い等もあり、

また、本人のやりたいことの思いもあり、

少し、考えて次の人生の道を選択してもらいました。

次の仕事も決まっているようですが・・・

兵庫県の地元に戻って欲しいとの親の気持ちもあり、

最後、決断しなけらばいけないところのようです。


まだ、25歳の若者

昨日も帰りの車の中で話したのですが、

若い時は、何回失敗しても良いんだよ。

若い時は失敗じゃなくて、経験であり、それが自分の肥やしになり、人生が創り上げられる。

阿見アスリートクラブでの経験は、その自分の肥やしになるんだと・・

また、そう考えることを伝えました。

そして、人に感謝をする。


ここは、私の考え方ですが

人生、本当に感謝する人を間違えないことです。

大切にしていくことを勘違いしないこと、そして、後悔しないこと・・

まあ、ここは、結構、間違う人が世の中多いので・・・・

そこじゃないだろう・・・

感謝の順番の挨拶、お礼、を間違えてしまったり・・・

私も56歳の人生でそんなシーンを自分も含め結構見てきました。

でも、自分がそれでも良いんだと思っていれば、それで良いと思います。私もそうだから


人生凸凹があります。

さすが、中村仁コーチは違うよな～と思われるような人生を進んでいって欲しいと思います。

あまり力むことなく

私が24年11カ月勤めたヤクルトを退職した記念日は2月28日　

このクラブを生涯かけてやっていくんだと決心して、収入０で再スタートし、東京医大のいきいきバンビにボランテイアにいったその日が3月1日です。

ちょうど、その日に、中村仁コーチが辞めることは、忘れることはないと思います。


3月1日　日曜日が雨もようでもあったので、昨日の練習会で子供達には挨拶をしてもらいました。


頑張れ、仁くん！