阿見AC日記

阿見アスリートクラブで起こった出来事、試合速報、お知らせ、などなど

クラブの在り方 県記録会で感じる事

2021年05月30日 | 楠康夫 理事長
茨城県の記録会 笠松で開催されました。
中体連 高体連 学連に登録しなくても試合に出場できる。
この県記録会は、そういった意味でも大切な記録会ですね。
それぞれの世代で、それぞれの思いをもって・・・・
当クラブからも、上記に所属せず出場メンバーが活躍しました。
総合結果から上位者は以下の通りでした。
中学生の部 女子走り幅跳び
2位 4m62 (+1.4)  鈴木 泉撫 (2) 阿見AC / 茨 城
高校の部 男子800m
2位 [2組 4レーン]佐久間 颯士 (2) 2:01.52 阿見AC / 茨 城
一般の部 男子800m
1位 [1組 6レーン]岩瀬 聡吾 1:59.30 阿見AC / 茨 城

3人は
泉撫は、中体連の大会に出場できません。この世代で堂々と戦っています。
颯士は、高体連の大会には出場できません。昨日は、シーズン初戦よく頑張りましたよ!
聡吾は、学連には登録せず、今年から一般での戦いを選びました。昨日が第一戦でした。
昨日は出場していませんが、この他にも多数、上記に登録していないメンバーが所属しており、練習環境を提供できています。
このメンバーは、クラブの会員であり、陸上競技に取り組める環境を整えてあげることで、陸上競技に取り組めるのです。その時に学校という枠組みは全く関係がないのです。クラブでは、会員として同じように練習をして記録会、大会に出場しています。
昨日も、颯士が走り、聡吾が走る、良い走りをする。そして感動する。すると、泉撫の幅跳びの結果の場内アナウンスが流れました。イブも頑張ったね。
実に良い気持ちになります。
只、
私もブログにも書いている
中学生 全中への道
高校生 インターハイへの道
大学生 インカレでの活躍
ここは、陸上競技を長年に渡って支えてきた中体連、高体連、学連の大会
世代の戦いがそこにはあります。
只、そこに所属しない人間には、世代対決の学校代表としての感動はありません。
その代わりの感動と夢と目標を創る! 別のルートを創れないか?
ずっと考えていましたが、私にはその経営的な実力、資金がありませんでした。
それは、私の力不足でもありますが・・・・
只、決して諦めているわけではありません。
どうしたら、上手くいくか?いつもチャレンジして、着々と進めています。

私が、長年クラブをやってきて思うには
やはり、陸上競技は日本陸連に登録すれば、枠関係のない誰でも出場できる。
年齢で分けた試合一本にした方がいいと思っています。
そこには、今までの体制の枠組み、立場、お金、権力、圧力と様々のことをクリアーしないといけないのでしょうが・・・・工夫をすれば何とでもなることと私はそう思っています。
事実、阿見アスリートクラブの中で考えれば
中体連 高体連 学連 実業団と関り
日本陸連の登録の流れにも関り
市民ランナーの環境にも関り
人の健康に関わる
トップチームを持つ

全部やっています。

10年以上も前から、この形のサイクルを少しづつ少しづつ進めてきて拡大してきました。
10年前は、見えなかったことが、見えてきました。
私が、バリバリできるのは70歳を考えると7年 あと10年を考えると73歳ですか
いずれにしても阿見アスリートクラブを更にしっかりした事業をやれる組織にできるか?できないか?
私がこのクラブをスタートした時は、11人の年長~小4の会員と保護者様、アドバイザーの女房と私との挑戦で始まりましたが・・・・
今はたくさんの皆様に支えられるようになりました。
職員、スタッフ、会員、保護者様、スポンサー様、賛助会員様、クラファン支援者の皆様、SHARKSメンバー、事業委託TWOLAPS様、応援支援をしてくれる皆様と共に良いもの創造していきたいと思います。






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2 コメント

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Unknown (M.K)
2021-05-30 11:31:37
共感できるブログでした。

私の息子も理由あって全日制から
通信制に転校しました。
たまたま高体連に加盟している通信制高校が存在し
、そのタイミングで見つける事が出来たので
インターハイを目指す選択肢に出来ました。
(最後の夏ですが。)

そのような状況が周囲になかったり知らなければ
陸上を断念する子供もいるかもしれません。

一方、大学に進学しても体育会への向き不向きや
各種制限、周囲の眼を気にして学生陸上を断念する子供も多いかもしれません。
第二体育会や同好会の道もありますが、やはり高いレベルは少なく、そのようなクラブチームもなかなか
無かったり大会出場の制約があり、やはり同世代と
同じステージで戦う機会やレベル向上が難しいように思います。 

そもそもは、部活と陸上の関連性に性格が合わなかったり、一度失敗した子供のリベンジや選択肢が他のスポーツに比べて陸上界は少ない事が競技レベルや人数にも影響があるように思えてもったいないように思えました。

阿見アスリートさんの取り組みがいつか世間てきに普通のものになり、高いレベルでの学生陸上の選択肢の一つに認識されるようになるように陰ながら応援しております。
返信する
コメントありがとうございます。 (監督)
2021-05-30 21:43:48
私は、部活動の良さ、体育会系の良さ、凄さを知っている人間でもあります。そこで育った人間です。只、スポーツ界の疑問も持っていました。その疑問への挑戦なのです。今はできるところまでやりたいと思います。後は、きっと若者たちが作り上げてくれると信じています。
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