昨日こんな写真を近所(名古屋市内)の道端で撮りました。
どこにでもあるムラクサツユクサの群生。でも、近づいてよく見ると
ひとつの茎の先端に、同時に2つ花が咲いています。あっ、あそこにも・・・
こういう双頭のムラサキツユクサ、実は2011年の夏ごろから、うさぎのまわり、あちこちで見かけるようになりました。出現し始めた時期を考えると、やっぱ、あれか・・・? と思わざるをえません。
ムラサキツユクサは放射能に敏感に反応し、その影響が如実に現れる、ということで、放射線生物学の研究によく用いられてきました。市川定夫博士の研究が有名です。この研究では、色の変化(青色→ピンク色)が調べられていますが、中にはこの双頭って現象もあったのでしょうか。
で、この件で検索してたら、市川先生の動画を見つけました。放射能が生物(人間含む)に与える影響、わかりやすく説明されています。自然放射能と人工放射能の違い、生物は放射性物質をいかに取り込まないようにして進化してきたか、万人に通じる言葉で、理路整然と説明されています。
これはそのひとつ。https://www.youtube.com/watch?v=WOQshj3LkRk
今、また、この期に及んで、自然と人工をごたまぜにして放射能による影響を「解説」している原発推進派のかたがたもいます。そんな言説にまどわされないためにも、基本に立ち戻って放射線の勉強をするのもいいのではないでしょうか。