桜の開花宣言があり、花見も近い春分の日は厳しい冷え込
みで名残の雪が降りしきる。翌日から気温が急上昇して桜は
急速に開花へと進んだ。
気象庁は3月24日(土)、東京で桜が満開になったと発表
した。東京での満開は平年より10日早いという。
24日(土)から、皇居乾通りの一般公開が始まり(4月1
日まで)、多くの人々が美しい桜並木を観賞している様子を
報じていた。

二の丸庭園のベニシダレザクラ
3月26日(月)晴れ。春の陽気に誘われ、かねてから念
願だった皇居乾通りの花見にでかける。混雑を予測して早め
に拙宅をでる。
市営地下鉄に乗り日吉駅で東急目黒線急行・高島平行に乗り
換え都営三田線の日比谷駅で下車。地上にでると皇居前広場
だ。内堀通りを横切り定められたコースを進み入場口へ。

乾通りの神代曙桜
9時10分だが長蛇の列がつづく。9時40分に受付が開始
され長蛇の列が動き出す。ようやく順番がきて、受付で警察
官の手荷物検査とボディーチェックを受けて坂下門へ。
乾通りの一般公開は「皇居坂下門から参入し、皇居乾門から
退出、又は皇居東御苑の大手門、平川門若しくは北桔橋門か
ら退出する」と。

乾通りからの富士見櫓
皇居の石垣にピンク色の桜が優美に咲いている。重厚な坂下
門をくぐり皇居に入る。広場の左奥に宮殿が見え、古風な宮
内庁の建物が重々しい。
坂下門から乾門までは約750mである。乾門又は東御苑方
向へは一方通行と定められている。

乾通りの清楚な薄墨桜
蓮池濠の富士見櫓は威風堂々とし昔の栄華が偲ばれる。道の
両側には31品種103本の桜が色とりどりに咲き乱れて参
入者を迎えてくれる。
ソメイヨシノは優雅に枝を広げあわいピンク色に染めて華や
いでいる。シダレザクラの古木は朝日に映え流れるように咲
き誇り皇居ならではの深い情趣が感じられる。

乾通りの観桜する人びと
純白で清楚な花の薄墨桜や薄紅色の神代曙桜はえもいわれ
ぬ美しさだ。人波にもまれながら一歩一歩と進む。富士見多
聞が見える辺りは人も少なく桜の花の美しさにひたれる。
乾門近くでは色鮮やかな「陽光」の紅色の花が青空に浮かび
人目を引く…。左側はソメイヨシノが群生し美しく咲き盛り
見事な美しさだ。

乾通りのシダレザクラ
年輪を刻む乾門を退出し北桔橋門をくぐり東御苑へ。ここで
も手荷物検査とボデェーチェックがあった。二の丸庭園では
ソメイヨシノが満開に咲き誇り池を彩る。期待したベニシダ
レザクラはまだ3分咲きと寂しい。
スミレ咲く雑木林を散策し白鳥濠から芝生が広がる大奥跡へ
。やわらかな春の日差しに満開の桜が美しい。芝生で桜を眺
めながらしばらく憩う。

東御苑の大奥跡のソメイヨシノ
天主台の巨石を見ながらたどり北の丸公園に向かう。都会の
中の森と呼ばれるほど木々が鬱蒼と茂る。草むらに花大根の
紫色の花も春を奏でていた。
桜が彩る池の畔から石垣沿いに続く回遊路を行く。眼下に千
鳥ヶ淵は春の日にきらめき、ピンク色の桜は水面に花影を映
す。下を覗くと高度感があり皇居外苑らしいちょっとスリリ
ングな花風景を楽しむ。

北の丸公園から眼下の花風景
日本武道館の前を通り田安門をくぐり靖国通りから千鳥ヶ淵
緑道へ。千鳥ヶ淵は東京都の桜の名所で知られている。緑道
は770mあり桜も植栽され、春は千鳥ヶ淵が華やぐ桜の絶
景を楽しめる。
ソメイヨシノの古木は濠へ枝を広げあでやかなピンクの花を
浮かべる。うららかな春につつまれ桜のトンネルは心もはず
みても楽しい。匂うように咲く桜の花に酔いしれる。

千鳥ヶ淵の桜のトンネル
最高のハイライトは千鳥ヶ淵ボート場近くの展望台だろうか。
絢爛豪華に咲き盛る千鳥ヶ淵の桜が優美な花影を水面に映
し、花の下をボートが行き交い一幅の絵のように美しい。
千鳥ヶ淵は皇居外苑の石垣や濠などを借景にして桜の花風景
に深い風情をかもし一際美しく彩るのだろうか。うららかな
春の光りに美しく咲き誇るゴウジャスな桜を眺めつくす。

感動的な千鳥ヶ淵の花風景
皇居の桜に感動し往路を戻り靖国神社へ。桜の標本木を是非
見たいと思っていたので立ち寄る。靖国通りから靖国神社の
境内に入る。桜並木の参道を進み神門をくぐり拝殿に参拝す
る。
能楽堂の横に「標本木」が植えられていた。立札がたち「こ
の桜(ソメイヨシノ)は、東京管区気象台が開花を観測する
ため指定した『標本木』です。靖国神社社務所」とある。
関心のある人も多くそれぞれ写真に収めていた。満開の標本
木を確認し、九段下駅から帰途についた。
みで名残の雪が降りしきる。翌日から気温が急上昇して桜は
急速に開花へと進んだ。
気象庁は3月24日(土)、東京で桜が満開になったと発表
した。東京での満開は平年より10日早いという。
24日(土)から、皇居乾通りの一般公開が始まり(4月1
日まで)、多くの人々が美しい桜並木を観賞している様子を
報じていた。

二の丸庭園のベニシダレザクラ
3月26日(月)晴れ。春の陽気に誘われ、かねてから念
願だった皇居乾通りの花見にでかける。混雑を予測して早め
に拙宅をでる。
市営地下鉄に乗り日吉駅で東急目黒線急行・高島平行に乗り
換え都営三田線の日比谷駅で下車。地上にでると皇居前広場
だ。内堀通りを横切り定められたコースを進み入場口へ。

乾通りの神代曙桜
9時10分だが長蛇の列がつづく。9時40分に受付が開始
され長蛇の列が動き出す。ようやく順番がきて、受付で警察
官の手荷物検査とボディーチェックを受けて坂下門へ。
乾通りの一般公開は「皇居坂下門から参入し、皇居乾門から
退出、又は皇居東御苑の大手門、平川門若しくは北桔橋門か
ら退出する」と。

乾通りからの富士見櫓
皇居の石垣にピンク色の桜が優美に咲いている。重厚な坂下
門をくぐり皇居に入る。広場の左奥に宮殿が見え、古風な宮
内庁の建物が重々しい。
坂下門から乾門までは約750mである。乾門又は東御苑方
向へは一方通行と定められている。

乾通りの清楚な薄墨桜
蓮池濠の富士見櫓は威風堂々とし昔の栄華が偲ばれる。道の
両側には31品種103本の桜が色とりどりに咲き乱れて参
入者を迎えてくれる。
ソメイヨシノは優雅に枝を広げあわいピンク色に染めて華や
いでいる。シダレザクラの古木は朝日に映え流れるように咲
き誇り皇居ならではの深い情趣が感じられる。

乾通りの観桜する人びと
純白で清楚な花の薄墨桜や薄紅色の神代曙桜はえもいわれ
ぬ美しさだ。人波にもまれながら一歩一歩と進む。富士見多
聞が見える辺りは人も少なく桜の花の美しさにひたれる。
乾門近くでは色鮮やかな「陽光」の紅色の花が青空に浮かび
人目を引く…。左側はソメイヨシノが群生し美しく咲き盛り
見事な美しさだ。

乾通りのシダレザクラ
年輪を刻む乾門を退出し北桔橋門をくぐり東御苑へ。ここで
も手荷物検査とボデェーチェックがあった。二の丸庭園では
ソメイヨシノが満開に咲き誇り池を彩る。期待したベニシダ
レザクラはまだ3分咲きと寂しい。
スミレ咲く雑木林を散策し白鳥濠から芝生が広がる大奥跡へ
。やわらかな春の日差しに満開の桜が美しい。芝生で桜を眺
めながらしばらく憩う。

東御苑の大奥跡のソメイヨシノ
天主台の巨石を見ながらたどり北の丸公園に向かう。都会の
中の森と呼ばれるほど木々が鬱蒼と茂る。草むらに花大根の
紫色の花も春を奏でていた。
桜が彩る池の畔から石垣沿いに続く回遊路を行く。眼下に千
鳥ヶ淵は春の日にきらめき、ピンク色の桜は水面に花影を映
す。下を覗くと高度感があり皇居外苑らしいちょっとスリリ
ングな花風景を楽しむ。

北の丸公園から眼下の花風景
日本武道館の前を通り田安門をくぐり靖国通りから千鳥ヶ淵
緑道へ。千鳥ヶ淵は東京都の桜の名所で知られている。緑道
は770mあり桜も植栽され、春は千鳥ヶ淵が華やぐ桜の絶
景を楽しめる。
ソメイヨシノの古木は濠へ枝を広げあでやかなピンクの花を
浮かべる。うららかな春につつまれ桜のトンネルは心もはず
みても楽しい。匂うように咲く桜の花に酔いしれる。

千鳥ヶ淵の桜のトンネル
最高のハイライトは千鳥ヶ淵ボート場近くの展望台だろうか。
絢爛豪華に咲き盛る千鳥ヶ淵の桜が優美な花影を水面に映
し、花の下をボートが行き交い一幅の絵のように美しい。
千鳥ヶ淵は皇居外苑の石垣や濠などを借景にして桜の花風景
に深い風情をかもし一際美しく彩るのだろうか。うららかな
春の光りに美しく咲き誇るゴウジャスな桜を眺めつくす。

感動的な千鳥ヶ淵の花風景
皇居の桜に感動し往路を戻り靖国神社へ。桜の標本木を是非
見たいと思っていたので立ち寄る。靖国通りから靖国神社の
境内に入る。桜並木の参道を進み神門をくぐり拝殿に参拝す
る。
能楽堂の横に「標本木」が植えられていた。立札がたち「こ
の桜(ソメイヨシノ)は、東京管区気象台が開花を観測する
ため指定した『標本木』です。靖国神社社務所」とある。
関心のある人も多くそれぞれ写真に収めていた。満開の標本
木を確認し、九段下駅から帰途についた。