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オルタモンドは、「もうひとつの世界」、希望と公正のグローバリゼーションを求めて、さまざまな活動や研究に取り組んでいます。

Play Fair 2008 連絡会キックオフ集会 (4月15日)

2008-03-26 | イベント・セミナーの案内・報告
          <2月12日「プレイフェア2008」連絡会が結成されました>

「Play Fair 2008―オリンピック、ウェアもグッズもフェアな労働で」


日時:4月15日(火)午後6時半
場所:かながわ県民センター・304会議室(横浜駅西口徒歩5分)
参加費:500円

講演「オリンピックに踊る中国経済」


お話し:小島麗逸さん(中国経済学者)

講師紹介:アジア経済研究所勤務後、大東文化大学で教鞭をとり、現在は大東文化大学名誉教授。長い間、大月の山村に暮らし、農業にも従事している。中国経済の著書多数。

主催:「プレイフェア2008」連絡会(TEL:045-316-4073)

   …………………………………………………………………………

世界キャンペーン「Play Fair 2008」が、クリーン・クローズ・キャンペ(CCC)、国際労働組合総連合(ITUC)、国際繊維被服皮革労組同盟(ITGLWF)を呼びかけ団体として、立ち上がりました。

このキャンペーンは、オリンピックを契機に、スポーツ用品の労働現場の過酷さを知らせ、IOCをはじめ関係機関・中国政府に公正な労働基準の適用をもとめていくことを目的としていて、アテネオリンピックでも実施されました。

日本でも、4年前のキャンペーンに参加した横浜周辺の4団体(WE21ジャパン、グローバル・ヴィレッジ、虹のリボン、横浜アクションリサーチセンター)が呼びかけ団体となり、「プレイフェア2008」連絡会が結成されました。短期間ですが、世界キャンペーンと連動して活動します。ぜひ、賛同人・賛同団体になって、キャンペーンに参加してください。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

「プレイフェア2008」連絡会は、キャンペーンの一弾として、中国経済の実態を知るために、上記のような講演会を企画しました。講師の小島さんは、ご存知の方も多数いると思いますが、アジア経済研究所勤務後、大東文化大学で教鞭をとられた中国研究の大家です。

小島さんは、「中国経済は、頭部がすべての面で世界一になろうとするナシナリズムで一杯であり、上半身は皮下脂肪で肥満体となり、下半身は痩せ細り部分的にエソにかかっているように見える。」と述べています。下半身とは、農地を奪われ、都市に労働力をとられ、十分な社会保障もない農村、あるいは、都市で暮らす農民工のことでしょうか。

小島さんは、昨年は、3度、北京に滞在し、オリンピックに向けて驀進する中国の光と影を見てこられたので、興味深いお話しを聞けると思います。ぜひご参加ください。

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