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オルタモンドは、「もうひとつの世界」、希望と公正のグローバリゼーションを求めて、さまざまな活動や研究に取り組んでいます。

11月23日国際連帯税シンポジウム、プログラム内容が決定!

2008-11-03 | 「国際連帯税」東京シンポジウム2008
         <パキスタンでの食料(小麦)危機 ⓒGCAPフォトギャラリー> 

11月23日(日)開催の「『国際連帯税』東京シンポジウム~日本での実現をめざして!~」ですが、プログラム内容が決まりましたので、お知らせします。

◆シンポジウムの特徴


◎基調講演は、寺島実郎さん((財)日本総合研究所会長/(株)三井物産戦略研究所所長)で、講演テーマは「金融資本主義の崩壊と国際連帯税」です。寺島さんはこれまでマネーゲーム(カジノ資本主義)を招来してきた米国流「金融資本主義」を徹底批判し、国際連帯税の必要性を訴えてきました。

◎開発・貧困問題、環境問題、金融・法制・ガバナンス問題に携わっているNGO・研究者が一堂に会し国際連帯税がなぜ必要か、またどう実現していくかについて熱い議論を行います。

◎超党派の「国際連帯税創設を求める議員連盟」役員も参加し、日本での実現をともに考えます。また、前日の専門家会合含め日本政府(外務省、財務省、環境省)が議論に参加します。

◎定員になり次第締め切りますので、お早めに申し込みください(下記参照)。

◆プログラム


開会総合司会: 末吉里花 フリーアナウンサー   10:30
開会挨拶: 三木義一 立命館大学法科大学院教授

<セッション1 基調講演とディスカッション> 10:35-12:00
   
基調講演: 寺島実郎
      テーマ:「金融資本主義の崩壊と国際連帯税」
討論

<セッション2 専門家会合報告とパネル・ディスカッション~国際連帯税はなぜ必要か?~> 13:00-16:00 

国際連帯税創設を求める議員連盟からの挨拶
 林 芳正 国際連帯税創設を求める議員連盟幹事長・参議院議員

パネル・ディスカッション
モデレーター:上村雄彦 千葉大学地球福祉研究センター准教授
パネリスト:
 稲場雅紀 アフリカ日本協議会/国際保健分野プログラム・ディレクター
 金子文夫 横浜市立大学国際総合科学部教授
 植田和弘 京都大学経済学部・大学院経済学研究科教授
 犬塚直史 国際連帯税創設を求める議員連盟事務局長・参議院議員
政府コメント: 外務省 財務省 環境省(要請中)
討論

<セッション3 国際連帯税の実現に向けたアピール> 16:20-16:40 

国際連帯税推進市民委員会(仮称)設立に向けて
閉会のあいさつ: 田中徹二  オルタモンド事務局長

◆ご案内:「国際連帯税」東京シンポジウム2008~日本での実現をめざして

 ○日時:2008年11月23日(日)AM10:30~PM4:40(AM10:00開場)
 ○会場:東京税理士会会館大会議室
     (JR:代々木駅より徒歩7分、千駄ヶ谷駅より徒歩5分)
     ・地図⇒ http://www.tokyozeirishikai.or.jp/map/index.html
 ○参加費(資料代等):1000円
 ○主催:「国際連帯税」東京シンポジウム2008実行委員会
     (共催・後援、呼びかけ人、賛同団体等は
      http://blog.goo.ne.jp/global-tax 参照)
 ○定員:200人
 ◎参加方法:お名前と所属・肩書き、「23日東京シンポジウム参加」とお書き
の上、下記アドレスからまたはFAXで申し込みください。
       Eメール:global-tax@mail.goo.ne.jp  Fax: 03-3834-2406
             ………
深刻化する国際金融危機、世界の貧困、そして地球環境問題ー。そのひとつの解決策として注目される「国際連帯税」を考えます。

米国発の国際金融システム危機により、金融の規制や制御の必要性が大きく語られるようになってきました。その一つの手法として、「国際連帯税」が有効ではないかとの認識が高まってきています。国際連帯税は本来、世界の貧困克服を掲げた「ミレニアム開発目標(MDGs)」達成のための資金源として構想されましたが、途上国が地球温暖化問題に適応していくための資金としても、近年期待されつつあります。

本シンポジウムでは、NGOや研究者による議論を中心に、これらのグローバルな課題に対処し「公正なグローバル経済」を実現していくための資金メカニズムとその日本での可能性を、国際連帯税の視点から探っていきます。

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