心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

鈴鹿・竜ヶ岳 渓谷歩きと大展望の山(1)

2022年08月21日 | 中部・近畿地方の山


竜ヶ岳(1,099m) (鈴鹿・霊仙山からの続き)


 霊仙山に登った翌日、三岐鉄道の大安駅からタクシーで宇賀渓へ向かい、車中で入山料200円を支払いました。大安という縁起のよい地名は、奈良の大安寺の寺領だったことが由来といいます。
 宇賀渓は河原にテントを張ることのできるキャンプ場になっています。スナックも営業しており、キャンプ用の薪と炭があるそうです。薪や炭を売っているスナックを初めて見ました。
 橋を渡り、コンクリートで舗装された急坂が始まります。すぐに右側が急な岩壁になり、水のしみ出しているところもあります。金網で覆われた岩壁からものすごい音でカエルの鳴き声がしていますが、その姿は見えません。
 竜ヶ岳は急な斜面にいくつも谷が走り、宇賀渓から竜ヶ岳へは遠足尾根・金山尾根・中道・表道と4つの登山道があります。その中の1つ、遠足尾根ルートへの分岐点が現われました。
 楽しそうな名前の尾根を登る予定でしたが、そうすると渓谷からは離れることになります。予定を変えてもう少し渓谷沿いの道を進みます。岩と岩の間をつなぐ丸太の橋があります。ユニークな吊り橋です。水が澄み切っているのも、流れる水の量も、どちらも驚きです。






 (登頂:2022年5月上旬) (つづく) 



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