休日に登る山と平日に登る山があります。休日はなるべく人混みは避けたいし、メジャーな山は平日に有給休暇をとって登りたいと思います。今まで人ばかり多くて印象のなかった山へ、人の少ない平日に登ることで、初めて良さが分かったりするものです。しかし休日にしか登れない山もあります。それは登山口へ通ずるバスが平日に運休する山です。そういう山は予め調べて、土日の計画に組み込んでおきます。 . . . 本文を読む
ツツジ新道を往復しました。麓の方は紅葉がきれいでしたが、あとはあまり印象がありません。大きくて渋い山でした。同じ「丸」のつく山でも、畦ヶ丸より変化の少ない登山道で、あっけない頂上でした。しかし、止まっていた時間が再び動き出したかのように空が青くなると、丹沢山や蛭ヶ岳など登ったことのある丹沢主脈の山々が、ほんの少し姿を見せてくれました。 . . . 本文を読む
大山(1,252m) 阿夫利神社下社の脇から、すごく急な石の階段で始まります。その後、巨木を眺めながらたんたんと登る道のりは、いかにも古くからの山岳信仰の山という雰囲気でした。土の地面だった道は、頂上が近づくとあっという間に雪道に変わりました。ここから眺める富士山はとても美しく、澄んだ空気のもと山頂から相模湾や伊豆大島まで見渡せました。短時間ながら雪の丹沢はとても面白く、もう1つ登ってみたいと思い . . . 本文を読む
明神ヶ岳から矢倉沢峠を経て金時山へと続く道は、箱根駒ヶ岳や金時山、時に丹沢山を眺めながら稜線歩きを楽しめる道のりです。そして富士山の大きさは殊にすばらしく、やはり登るより眺める山だと思ってしまいます。しかも、ただ「眺望のいい道」がずっと続くのではなく、時に樹林帯もあらわれて、適当な変化もついています。この日は陽に照らされたススキと明神ヶ岳とのコラボレーションがとてもきれいでよかったです。 . . . 本文を読む
箱根の中心には「中央火口丘」があり、そのまわりにはぐっと凹んだカルデラがあり、さらにそれを取り囲むように「古期外輪山」があります。箱根へ観光で訪れると、中央火口丘(箱根駒ヶ岳や早雲山)とカルデラ(強羅や仙石原)にはよく行きます。しかし、もう一つの「古期外輪山」の頂上に立つと、箱根の地形が手に取るようにわかると思います。 . . . 本文を読む