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shige's diary

気ままな日記です。

6月といえば・・

2007年06月03日 12時23分03秒 | バラ関係
バラの季節といわれる5月も終わり、もう6月ですね‥。
梅雨入り前のこの時期、春からの新芽も濃い緑に移り変わって、一足早くジューンベリー(アメリカ采振り木(ザイフリボク))が収穫を迎えました。小さな3本の苗から育てて5年目ですが、毎年、花を咲かせたあと、赤い小さな実をつけてくれます。

【ジューンベリー】
今年の4月の開花からまとめて紹介します。
花の様子が、神社で縄やサカキに白い和紙を短冊に折ってぶら下げる四手に似ていることから「シデザクラ(四手桜)」とも呼ばれます。桜のような華やかさは無いのですが、細長い花びらがかわいい花です。
拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ
花が結実すると丸い実がついて熟すと真っ赤になります。
種が多いのが欠点ですが、ブルーベリーよりも酸味の少ない甘い味で、そのまま食べることができます。たくさん収穫すればジャムにもできるそうですが、うちでは、野鳥が来てそのほとんどをついばんでしまいます(涙)

拡大するよ 結実 結実
結実 結実 結実

気が付いたらもう実が無い(怒)、だいたい犯人は解っているんですが‥^^。
この葉っぱは、秋には綺麗に紅葉して四季を通じて楽しめます。
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【あざみ】
夏の花という印象の強いあざみは、春から繰り返し咲いていますが、今年は株が成長したのか、背が高くなって緑の中でいいアクセントになってます。
ニゲラにも似ていますが、本来は、タンポポなんかと同じ雑草?なのに捨てがたい存在です(笑)
アザミ アザミ 二ゲラ
ヒメツルソバ他
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【イングリッシュガーデン】
またバラ・・
こればっかりといわれそうですが…、え?、既にうちでは言われてますが‥涙
イングリッシュガーデンは、最初、ブッシュ樹形で上向きに花がつきますが、赤っぽい蕾に緑などの複雑な色が混じって、咲き進むと黄色が強く出てきてきます。やがて、開きききったとき枝の先に付いた花はシュラブのように重たげに首を傾げることもあります。この移り変わりは、まるでERの魅力を凝縮したようです。
重そうな花を下からお向いさんの「Audi tt」をバックに(笑)
イングリッシュガーデン イングリッシュガーデン イングリッシュガーデンとアウディtt
ゴージャスです(満足)
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【バレリーナ】
雨の中でバラは一際輝きます。普段、陽気なイメージのバレリーナですが、雨に濡れると…、
あぉん…、えくすたしぃ!

バレリーナ(晴れ) バレリーナ(晴れ)
雨の中のバレリーナ 雨の中のバレリーナ
このぐらいで…、やめときます(笑)

どう表現すれば…

2007年05月24日 00時00分58秒 | バラ関係
この状況をどう表現すれば正確に伝わるんでしょうか‥
主役のペガサスはいつもと同じ顔で満開を迎えていますが、このバラの魅力のひとつである蕾から開花にいたるまでのドラマッチクな移り変わりに、暫し立ち尽くすことがあります。
ペガサス

こうして、時間の断面を切り取って画像を貼り付けても、眩暈がするほどの濃厚な香りまで再現できないことのもどかしさ‥、同じような画像ばかりを貼り付けてるとむなしくなってきます。
ラ・フランス ソフィーズパーペチュアル ソフィーズパーペチュアル ラマルク ラマルク フォルム(蕾) フォルム(開花) ロココ(蕾) フィリスバイド(開花中) リトルアーチスト リトルアーチスト ラベンダーピノキオ ラベンダーピノキオ バレリーナ

品種は違えど、主役の「ペガサス」と同じDNAを持って生まれてきたバラたち、その潜在能力には「もぐら兄弟」もびっくりです(笑)
ジャネット(蕾) ジャネット(蕾) ジャネット モグラもびっくり アンヌボレイン イングリッシュガーデン イングリッシュガーデン イングリッシュガーデン イブリン シャリファアスマ シャリファアスマ パディータ パディータ ウィンチェスターキャシドラル ウィンチェスターキャシドラル アブラハムダービー アンブリッジ(蕾) アンブリッジ(開花中) アンブリッジ(開花中)
ペガサス(一番花の頃) ペガサス(満開時)
※最後の2枚の画像は両方ともペガサスが開きかけた様子です。一番花の頃と今の満開時ではこんなに色合いが変わってきます。

取捨選択すること…、バラを育ててて、こんなに贅沢なことは無いのだけれど…
今年増やしたバラたちは、ナサリーの蓄積もあって順調にきましたが、あまりに増やしすぎたことへの報いはこれからか…。

続々と…

2007年05月20日 00時35分33秒 | バラ関係
続々と咲き始めたバラの画像を整理していて…
ふと、ほんの数年前までは、この容量の画像処理や通信は、大型コンピューターや専用の回線があって始めてなせる技だったことを思い出しました。
この世界、技術革新のスピードは倍々ゲームのように早くて‥、カメラの画素数もどんどんあがっていて、個人ベースでも動画が当たり前の時代が到来しています。
きっと、近い将来、バラの香りをお届けできるSFアニメのような世界も夢ではないのかも…


ピエールドロンサールとアンブリッジローズ
 地植えのピエールが枝を間引いたにもかかわらず、どんどん咲いてきて、去年、あんなに咲き続けてくれたアンブリッジもタジタジ。ちょっと遠慮がちに開いてきました。
ピエールドロンサール ピエールとアンプリッジ
ピエールとアンブリッジ アンブリッジローズ アンブリッジローズ ピエールドロンサール

ノアゼット系とイングリッシュローズほか
デプレ・ア・フルル・ジョーンヌ:2株あるうちの1株にやっとひとつだけ咲いてきました。どうやらうちの環境には合わないのか‥
ラマルク:つるバラで3m程に伸びると表記されていましたが、新芽から蕾がたくさん付いてきました。しばらく様子を見ないといけませんが、これって、ほんとにつるバラなのか不思議です。この春の花付きは…、ひょっとして一季咲きかな。

ウィンチェスターキャセドラル 新雪 レオニーラメッシュ バレリーナ
ジャネット ペディータ デプレ・ア・フルルジョーヌ デプレ・ア・フルルジョーヌ
ラマルク ラマルク ニューウェーブ(フォルム) ゴールデンボーダー

ハイブリッドムスク系とブルボン系ほか
フィリスバイド:去年、近所にある霊山寺(りょうぜんじ)のバラ園で購入しました。日陰でもすごい花付きで楽しめそうです。
フィリスバイド フィリスバイト
フィリスバイト インスペクターブルーム
ペネロープ インスペクターブルーム ゼフリーヌドルーアン
ルィーズオディエ リトルアーチスト テッセン


こうして黙々と画像を貼り付けていると、たとえば株価ボードの多彩な機能が年々進化するように…、情報発信の方法が変わっても、咲いてくるバラの姿をとどめておきたいという人の本質はルドーテの頃から変わっていないことに気付きます。
まぁ、あまり深いことは考えないようにしよう‥

これでやっと6部咲き程度かな‥

始まったばかり…

2007年05月13日 13時19分55秒 | バラ関係
一番花から半月足らず…
まだまだバラの季節は始まったばかりで、週次で2回に分けての投稿を目指していますが、急がないと全てを紹介しきれそうにありません。(毎度、画像が重くてすいません。マウスオンで品種名が出ます)
裏庭には、ん十鉢のバラがひしめき合っていますが、既に枯れてしまった鉢もあって、悲しいけれどほっとしたような…(汗)
まぁ、いいとこどりで紹介していきます(笑)

フウロ草とロウグチ
 フウロ草がどんどん咲いていますが、オニポンさんのところで見て、新たに仲間入りしたクレマティスの「ロウグチ」が絡んでいいます。でも蕾は一つだけ…、独特の藍色が蕾のうちから艶っぽく光っていい雰囲気ですね。
裏庭 フウロ草とロウグチ
ロウグチ ロウグチ

クレマティスとバラ
 テッセンがバラの開花を待ちきれずに開いてきました。開花時期を一致させるのって何度やってもやっぱり難しいです(汗)
この西の通路には、ERを中心に、イングリッシュガーデン、ガートルード・ジェキル、ワイフ・オブ・バス、ジャネット、エブリン、パットオースチン…、がこれから開いてきます。それぞれの特徴を抑えておきたいのですが‥、全てにまではとても目が届かないです。
テッセンとバラ イングリッシュガーデン ガートルード・ジェキル
テッセン テッセン

ピエール・ド・ロンサール
 毎年、伸びてくる枝をカットしてますが、蕾の数は増えてきます。この緑がかった蕾からドラマティックに開いてくるのが楽しみです。
ピエールドロンサール ピエールドロンサール
ピエールドロンサール蕾 ピエールドロンサール

インスペクターブルーム
 ハイブリッドムスクです。ピーナッツリースの場所(笑)に絡めてあり野鳥の糞がいい肥料になってます(笑)。とげが少なくて四季咲きの優れものですが、花はバフビューティをピンクにしたような、と言えば分り易いかも‥。
インスペクターブルーム インスペクターブルーム

クオステンシャン
 またまた登場、ひょろひょろの枝先に蕾が踊るように付いて、うどん粉にまみれてたりすると捨てたくなることも…(笑)、ところが、いざ、咲いた花はなぜかきちんと整っていて、その回復力にはいつも驚かされます。
クオステンシャン クオステンシャン クオステンシャン

その他諸々‥、
 いい加減です。
東側アーチ下から ルィーズオディエ
ザ・フェアリー? ザ・フェァリー? レディヒリンドン コーネリア


朝のひと時・・

2007年05月12日 10時50分18秒 | バラ関係
出勤前の朝のひと時…
朝日が当たってくれないバラも多くて画質が悪いのですが…、撮り溜めておいた画像から紹介します。(毎度、画像が重くてすいません。マウスオンで品種名が出ます)

玄関先
 まだまだ咲くキャリエールとエゴノキの競演で賑やかになってきました。カサ立ての周辺にまで咲いて、肝心なときに困ります(汗)。これからシャリファ・アスマとアンヌ・ボレインが咲いてくる予定です。
キャリエールとエゴノキ エゴノキ 玄関(ワイヤー)
玄関先 玄関(ワイヤー) 玄関(傘立て) 玄関(傘立て)

アブラハムダービー
 花弁がギュウギュウの大きな花がぶら下がるように咲きます。昨年の瀕死の状態から見事に回復しています。
アブラハムダービー アブラハムダービー

ぺネローブ
 室外機の裏にも伸びていく不思議なバラ。この花の素朴さが気に入りました。
ぺネロープ ぺネロープ

ゼフィリーヌドルーアン
 ブルボン系ですが修景バラとして扱っています。口紅のようなピンクで強香の花は、秋に返り咲きます。
台木(ロサ・ラクサ)のサッカーを放置していますが、両方とも今のところ元気です。でも、ロサ・ラクサには蕾は付いていません。どうしたものか‥
ゼフィリーヌドルーアン ゼフィリーヌドルーアン ゼフィリーヌドルーアン

レディ・ヒリンドン
 紅茶の香りのレディが大きく開きました。早くもベイサルシュートが出てきています。
ロココ
 昨年出たシュートを倒しておいたら、新芽に蕾がどんどん付いてきています^^。
アイスバーグ
 いつ咲いても整ったフォーマルな定番かな。うちには2本あって、いずれもフロリパンダです。
レディヒリンドン ロココ ロココ アイスバーグ

ルィーズオディエ
 アーチの上から蕾が突き上げています。うちでは春の一季咲き、この花が来年まで見られないかと思うと、思わず画像が増えてしまいますね。
ルィーズオジェ ルィーズオジェ ルィーズオジェ ルィーズオジェ(上)

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まだまだ蕾の品種も多い中、年数を経たバラには安定感があります。
キャリエール以外のノアゼット系やチャイナ系がこれから開花してきそうですが、既に咲ききってしまったものも…。
いつも、品種ごとに画像を整理したいと思いながら、春は一季咲きの豪快な咲きっぷりに目が行ってしまいます。

雨の中でも・・・

2007年05月06日 17時56分33秒 | バラ関係
連休最後が雨で、外出は中止、今度は、キャリエールを中心に…
(マウスオンで品種名が出ます)
国色天香 国色天香 キャリエール 蕾
キャリエール キャリエール キャリエール
キャリエール キャリエール キャリエール
ピエールドロンサール またペガサス ロココ デュセスドゥブラバン

クオステンシャン(国色天香)は花が重そう
玄関先のキャリエール、うちでも殿堂入り
ピエールドロンサール、いつもの顔
色が濃くなったペガサス、まだまだ3部咲き
東側アーチのロココ、今年は返り咲くか
デュセス・ドゥ・ブラバンは雨に濡れて妖艶な姿

やっぱりバラ!

2007年05月04日 21時52分09秒 | バラ関係
春の主役はやっぱりバラ!、思わず長くなるのを押さえ気味に…
(マウスオンで品種名が出ます)
ゴールデンシャワーズ ルイ14世 LD・ブレスウェイト
バフビューティ ディュセスドゥブラバン 西側通路
ペガサス ペガサス ペガサス
ペガサス ルィーズオディエ マダムアルフレッドキャリエール

【解説】
ゴールデンシャワーズ、この蕾はかわいいんだけど…
ルイ14世は蕾がゆっくりと膨らんできています。
やっとここまで開いたLD・ブレスウェイト
バフビューティは相変わらずどんどん蕾をあげてきます。
デュセスドゥブラバン、もうすぐ開くかな。
西側通路は足の踏み場がなくなりそう(汗)
ペガサスは本来の房咲きに戻りつつあります。
ルィーズオディエは蕾が開いてきましたが、もう少しかな。
キャリエールの一番花、開ききった画像しかありません。

今のところ庭の主役はペガサスで間違い無いんですが、今年は世代交代があるのかな…
成長著しいキャリエールがフライング気味の一番花の後、出遅れ気味ですが、これから爆発してくれそうです。

大雑把な庭

2007年04月21日 22時48分23秒 | バラ関係
突然ですが、大雑把な性格だといわれませんか?
ジグソーパズル、無理やりはめ込んだりしてませんか。
最後にわけがわからなくなって、中途半端なまま「できたこと」にしていませんか?

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ
拡大するよ 拡大するよ



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ご近所づきあい、揉め事になるのが嫌で、言いたい事も言わずに我慢してませんか?

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ
拡大するよ 拡大するよ かばどんのおしり
初公開!

言いたいことはきちんと伝えましょう。
横で見ているかばさんは、妄想癖の持ち主、
いつも甘いロマンスを夢見て、にやけてますが「見てみぬふり」なのです(笑)



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春の新作、いい出会いにめぐり合えないと嘆きつつも、二の足踏んでませんか?
いつも「為せばなる。為さねばならぬ何事も」と手を出すのはいいのですが‥

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ
拡大するよ

製作日記は後日…

虫との格闘

2007年04月14日 20時25分37秒 | バラ関係
虫との格闘が始まりました。
それぞれ、相手にあった作法があるものですが、その一部を紹介します。

蕾を付けた新芽の間になにやら黒い影が・・・
こやつを見つけたとき、迷いは禁物です。

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ

かといって、新芽ごと握りつぶすのは強引すぎます。

ゾウムシは、脅しつけると必ず下に落ちて逃げようとします。
さりげなく、やつの真下あたりを見極めて、左手の手のひらを差し出します。
そう、大仏さんのポーズです(座禅は要りません)
このとき気配を感じて隠れることがありますが、追いかけてはいけません。
あくまで、右手で脅しながら落ちてきたところを左手でキャッチが基本作法です。

拡大するよ 拡大するよ

手のひらに落ちたときに、指の間に挟まることが多いので、そのまま右手を副えてニギニギしてあげます。くれぐれも逃がさないように・・・
慣れてくれば集中力で指の間で圧死させることも可能となります。

二匹でいたとき、しおれた蕾やちりちりになった葉っぱがあったら、卵を産んでいる可能性が大きいので、毟って処分しておきます。


ミニバラの花にいたところをしばらく観察してみましたが・・・、

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ
拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ

かなりの臆病者のようです、
でも、何を考えているのか私にはわかりません。
ただ、こやつも飛べるようです。

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逆にアブラムシほど無防備な虫はいないんですが・・
保護色で一匹を見逃すと一気に増殖するのが難点です。
最初の親を蕾や葉っぱごと押しつぶしておくのがポイントでしょうか。

拡大するよ 拡大するよ

でも、気が付いたら増殖しています(涙)



ヒラタアブが飛んでます。モッコバラにアブラムシは付かないんだけど・・・

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ


また、秘密工作員のように公園でテントウムシを捕獲連行してくるか(笑)

連鎖的な開花

2007年04月08日 21時01分02秒 | バラ関係
えーー、常緑クレマティスのアーマンディです。
以前、私、これの香りを「わたあめのような甘い香り」とコメントさせていただきましたが・・。ここに撤回させていただきます。
一年に一度なのでまた忘れちゃってましたが、DE・JAVU(デ・ジャブー) のように蘇ってきました。少なくとも「わたあめ」などと生温いもんじゃありません。

拡大するよ

2本の白樫に針金をわたらせてますが、大木を覆い尽くすように咲き乱れてて、重みで落ちてきそうになっています。

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ

クンカクンカ<@@>などしなくても、そばを通るだけで漂ってくるこの香り!
そう、これは、まさしく「ジャスミンの混ざったアメリカンスナックな甘ったるさ・・」強いて言えばチュロスのような・・
満開の晴れた日に、しばらく庭にいるとこの香りに鼻が麻痺してきそうです。

花の数を数えようとしましたが、100を超えたあたりで頭がくらくらしてきてあきらめました(笑)

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ

一つ一つの花は素朴で清楚なのに・・拡大するよ 集団の力ってすごい。

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春は黄色と白が交互に爆発を繰り返すイメージですが・・・、
ミモザは、漸く終息に向かってきました。

拡大するよ

白花ユキヤナギも、細かい花が風で飛び交って終わりに近づいてきています。

拡大するよ

次は、いよいよ、バラの先頭を切って、黄モッコウがもうすぐ始まりそうです。

拡大するよ


つぼみラッシュ?

2007年04月06日 01時28分23秒 | バラ関係
眠い目をこすりながらも、出勤前の朝のひと時、コーヒーを片手に庭に出て蕾のチェックが日課になってます。
何者かが私にカンフル注射を打つのでしょうか、このひとときだけは、なぜかおめめはパッチリ!、このあとの通勤電車では熟睡するのに不思議なのです。

なお、下の画像のひとつに大きなアブラーが潜んでいます。
おひまな方は、当ててみてくださいね(笑)

拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ 拡大するよ


手抜きですが、少し解説をしときます(順不同です)

いつも春一番に爆発する黄モッコウバラ、ミモザがそろそろ終息に近づき、バトンタッチを待っているかように各枝に蕾がひしめきあっています。
4年目のマダム・アルフレッド・キャリエール、はじめての春はほとんど咲きませんでしたが、年々、花の数が増えてきました。
ルィーズ・オジェ、5年目でアーチの上まで伸びています。
バフ・ビューティー、去年の新苗、鉢植えのままでコンパクトなままです。
ルイ14世、大苗から2年目ですが、絶えず咲き続ける優等生です。
ゴールデン・シャワーズ、葉っぱはきれいなんだけどね・・
クオステンシャン(国色天香)、新苗から3年目です。雰囲気のあるチャイナです。
デュセス・ドゥ・ブラバン、目下、砂糖水治療中ですが蕾が付いてきました。
LD.ブレスウェイト、輸入大苗を新たに購入しました。


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同じような画像ばかりで飽きてきたので、次回予告^^;、

あぁぁん

思わぬところから、チュruri ・・

ベビー・マスケラード

2007年03月30日 23時41分24秒 | バラ関係
春の陽気とは裏腹に、忙しくて中々更新ができていませんでしたが、出勤前に撮影する画像が貯まってきたので、まとめてアップします。

まずは、ミニバラのベビー・マスケラード(Baby Masquerade タントウ)です。
マスカレードは「仮想する」という意味だそうで、この蛍光色は仮面舞踏会のような華やかさがありますね。



光線の加減で表情が変わり、黄色っぽい蕾が開いていくにつれて、周囲がピンクから白に退色していきます。季節によって、いつも違った表情を見せるんですが、春はちょっと優しげに咲きます。
このような複数の色が組み合わさったのをバイカラー(覆輪種)というそうですが、この蛍光色は庭では目立ちすぎますね。

大きくなるよ 大きくなるよ 大きくなるよ

うちには、似たような色合いのキッス・オブ・フローリア(HT)とフィリス・バイト(HMK)があって、他のバラとの組み合わせが難しかったのですが、ミニバラなら軒下でコンパクトに育てれて、いいアクセントになってくれています。

花つきがよく、まだまま蕾が付いているので、早い目に花がらをカットしました。

大きくなるよ 大きくなるよ

これは、去年の秋の花です。黄色と赤色のコントラストが強く出ています。

大きくなるよ 大きくなるよ


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こちらはフィリスバイトです。
小~中輪のつるバラで、花つきが多く返り咲く性質の強い使いやすいつるバラです。淡い黄色にピンクを帯びるソフトな花色を持ち、家の壁面や窓周辺に適した品種です。この美しさは育てた人にしかわからないとのことで、去年、入手して、8号プラ鉢で育ててますが、ちょっと棘がきつめで手に負えなくなりそうなので、地植えにするか迷っています。

大きくなるよ 大きくなるよ

ところで、マスケラードというスペインに生息してるフロリパンダは、一生のうちに三度、花の色を変えるそうです。
バラと長く付き合っていると思いがけない品種が、2,3年して見違えるような花で咲いてくれて、驚かされることが稀にあります。
特につるバラは2年目から本領を発揮すると言われますが、このフィリスバイトも今年は2年目、新芽が元気に出てきて、今シーズン、最も期待している品種のひとつです。

砂糖水パワー(斑点のその後)

2007年03月24日 19時54分53秒 | バラ関係
前の記事の続きです。
枝が紫の斑点でキャンカーの疑いがあって、ボナーレさんにご指南いただき、他から隔離して、砂糖水で治療を続けてきた株のその後の様子です。
ただ、キャンカーというのは病気の症例のことで、病細菌の名前ではないので、お間違えのないように・・。良く分からない病気で、バラが枯れこんだら「キャンカーで枯れた」というようです・・これって癌(Cancer)に由来する俗語か?

【検体はこれ】
■エブリンです。
痒い画像ですいませんが、斑点が株全体に渡って広がっています。
元気な新芽が吹いてきているものの、この斑点を見る限りは明らかに何らかの病気のようにも思えます。いつもなら、春までに株元から切り戻して、新しいシュートに期待するのですが、今回は、砂糖水での雑菌の実験のため、そのままにしています。

拡大するよ 拡大するよ


■マダム・ジョセフ・シュバルツです。
こちらは、前回と紫の色合いは同じままですが、新芽が元気に展開してきています。一部枯れこんだ芽が出ている部分があったので、この枝をカットしてみました。繰り返し、砂糖水(10%)を塗ってきたので表面がテカってます(笑)

拡大するよ 拡大するよ

枝の表面がバラというよりは葡萄の皮のようです。爪で表面をはがしてみましたがよくわかりません。電子顕微鏡でもあればいいんですが・・(汗)

拡大するよ


でも不思議と枯れている様子はなく新芽は元気そのものですね。
ちなみに、下に白い粉が落ちていますが、単なるセメントですので気にしないで下さい(笑)

拡大するよ

カットした断面がきれいな状態でした。


【結果??】
こんな状態になっても新芽や枝の内部がきれいなのは、キャンカーの病細菌に対して砂糖の殺菌力が働いているのでしょうか。ただ、殺菌はできていても、一旦感染した患部を治癒する力まではないので、この固体が完全に大丈夫かというと潜伏期間の関係もあるので疑問は残ります。いえることは、目で見える範囲で、砂糖によって枯れこんできたり、菌が蔓延することは防げているということ。

例えば、この株が砂糖でも殺せない何らかの病気のキャリアで、他に病細菌が蔓延させる根源になる可能性がある場合、どうするか?。こんなときは、さっさと諦め、早期に処分するのが手っ取り早いんでしょうが、実験としては、一旦、砂糖水を中止してみて様子を見てみるべきか?
要は、この症例がどの程度の影響があるものなのかがわからないと、砂糖水によってどこまで効果が出ているのか、突き止めようがないわけです。
ちなみに、前回紹介したデプレア・フルル・ジョーヌとラマルク(いずれも今年購入した大苗)にも同様の斑点が出ていて。この2種のように隔離まではしてませんが、砂糖水の散布で持ちこたえてくれることを信じています。
実際、園芸店の店頭に並んでいるものにも、このような斑点がある場合もあるので、実際のところ切り分けが難しいところですが、今までの経験値で判断するしかないのでしょうね。
よって、結果は1年間やってみてということになりそうですね(汗)


*感想と今後に向けて*
とりあえず、今回は、わかったよーな、わかってないよーな・・・、
いつものように、何か見落としてることがあるかもしれませんね。
患部を見る限りは、ボナーレさんのおっしゃるように砂糖で病細菌の蔓延を防げることは実証できているようです。

まぁ、まだ1ヶ月しかたってないので、今回は、一応、中間報告ということで・・・
詳しく研究し出すと、すごい根気と顕微鏡がいるということがわかっただけでも、成果はありました(汗)。
また、機会があれば紹介いたします。

砂糖水パワー

2007年03月22日 00時11分41秒 | バラ関係
今のところバラを食べる予定はないので、完全無農薬とまでは考えてないが、できたら体に悪そうな農薬は気が引ける、とか、厚労省の農薬の認可制度なんて信用ならない、「タミフル」のこともあるし・・・とか、今回、そんなお方には打ってつけのお話です(画像が汚くてすいません)

【バラの師匠】
実は、前にキャンカーの件で「mixi」に色々と書き込んでいたら、何と元バラチャンピオン準優勝の「ボナーレさん」からバラの病気には砂糖水が良く効くことを教えていただきました。現在、宮崎県のえびの高原の麓、標高500メートルの高地にある1200坪のハウスで、約3万株、300種類以上のバラを水耕栽培されています。自ら交配して種から育てたオリジナルのバラも100種類ほどお持ちで、もちろん○阪園芸のチャンピオンさんともお仲間同士とのことで、バラ栽培に関してはまさしくプロフェッショナルな秘伝をご教唆いただけます。
しかも、商売っ気がないところがすごいんですが、以前はご両親を継いで獣医を目指されてたらしいです。


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【砂糖、砂糖っと・・】
台所にあるはずのものがどうも見当たりません。散々探した挙句、妻に聞いてみると・・・、「うちにはそんなものは無い」のだそうです。「何で無いんや」と問い詰めると・・・、「はいこれ!」と「プレーンヨーグルトのおまけ」と「のど飴」が出てきました。

大きくなるよ

・・・

砂糖といえば、上白糖が一般的ですが、ショ糖や黒砂糖でもいいらしいので、私は迷わずこの「のど飴」を100mlの噴霧器に水を入れて溶かしました。
展着剤の代わりに台所液体洗剤「ママ○○○」を2滴ほどたらせば・・・、「早い、旨い、安い」の三拍子揃った「砂糖水散布大作戦!」の準備は完了です。
この「のど飴」、生薬配合で生姜の香りがします(笑)

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【10%って】
うどん粉病に砂糖水が効くのは結構有名なことだったようなんですが、これも、ボナーレさんがバラチャンピオンの番組の中で紹介されてから広まったとのことです。3%砂糖水を紹介されたのが、4年前だそうですが、その後、ご自身の農園でいろいろ試されて、害虫や病細菌に対しても、10%の砂糖水で死滅させることができることがわかってきたのだそうです。
さすがに、10%だと砂糖が残留するおそれがある為、翌日には水で洗い流す必要があるそうなんですが、砂糖自体には毒は無いので、殺菌作用を期待して土に混ざっても問題は無さそうです。

大きくなるよ


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【やってみました】
のど飴の水溶液は2月18日の記事のしもやけ状のキャンカーと思しき患部に塗りましたが、画像はまた追って紹介します。で、今回は5%位の水溶液を作り、一部のバラにうどん粉病が出ていたのでさっそく試してみました。
これは「マルゴスシスター」というポリアンサです。新芽がひしめくように付いて、細かい葉っぱが白く感染しています。

大きくなるよ 大きくなるよ

今シーズンお迎えしたラベンダーピノキオとソフィーズ・パーペチュアルです。
特に葉の裏側がひどくて反り返ってきています。



やはり、新たに大苗から植えつけた品種に多く発症しているようです。1年以上たったのは、硫黄石灰合剤が効いているのか、あまり発症してきません。去年はミミエデンがすごかったのですが、今年は嘘のように奇麗なままです。さては、軽く振りかけた「のど飴」の砂糖水が効いているのか・・・

ついでに、今咲いているミニバラの株、全体に振りかけておきました。
ミニバラはうどん粉病や葉ダニが致命傷になって、駄目にすることが多かったのですが、この砂糖水があれば心強いですね。






【ローズボナーレ】
ボナーレさんのご経験では、うどん粉病、ダニ、アブラムシ、コナジラミ、スリップス、イモムシなど、さらに黒点病、ベト病、たんそ病、すす病など、広範な害虫や病気に砂糖水で治療もしくは駆除、蔓延を抑えれるとのこと、すべて15年の歳月をハウス内の温度と湿度と病細菌の発生の関係を研究された結果ですので、すごく説得力があります。
この記事を見られたあなた、もう薬はいらないよね。


なお、ボナーレさんの農園では、好きなバラをハウスの中で自分で切る「バラ狩り」も、日本で初めて取り組まれています。

詳細は、観光バラ園「きりしまローズボナーレ」
http://www.d2.dion.ne.jp/~hon11/index.htm

を訪れてみてください。女性に人気の素敵なオリジナルバラが見つかるかも。

※お詫び:
ボナーレさんから了解を得るまで、一時的にコメント不可に設定していました。
あまり意味がなかったのですが・・(汗)
説明が足りずに申し訳ありませんでした