ウッドフェンスを立てるぞっと
先日から中途半端に立てかけてあるウッドフェンス。
通行の邪魔になっていて、年内には何とかしたいと寒くならないうちに重い腰を上げました。今回はその第1弾ということで・・・
まずはフェンスブロックから下準備をしていきます。
【用意するもの】
フェンスブロック小、パーゴラやテラスは大ですが、今回はフェンスなので小で十分、地上部のサイズに合わせて選びます。本来なら水平器やインパクトドライバーは必須ですが、今回はまだ要りません。必須なのが、セメント、バラス(砕石)、バケツ、水、ゴム手袋、いわゆる左官作業が主体です。
これが今回の基礎に使うフェンスブロック。ホームセンターで500円ぐらいで売っています。今回10個まとめ買いしましたが、いつでも手に入るし丈夫で他にも駐車場の車止めや花台などに色々と使えます。上下があって、角が落としてあるのが上。内部は下に向かってテーパーがかかって細くなっています。
|
そして・・・、秘密の金具、ここがポイント!
粘土質の場合、地中に埋め込むことで安定感が増します。
また、フェンスブロックの中にどこまでポールを埋め込むかの目安に使います。長さにもよりますが1本150円ぐらいです。
左の子ゾウはいなくてもいいのですが(笑)、この作業にゴム手袋は欠かせません。
|
-------------------------------------------------------------
【セメント練り】
バケツは金製でなくてもいいです。また専用のトロ舟が売られていますが、頻繁に使うものでも無いのでバケツで十分です。
セメント材は骨材が入ったタイプです。
この作業は一気にやらずにセメント追加しながら人の耳たぶぐらいまで練っておくのがコツです。
適度なセメントが出来たら、フェンスブロックを正しい上下にして、穴の底にバラスを3cmぐらい敷き詰めておきます。これは流したセメントが流れ出さない為と、後で逆さまに秘密の金具を固定する際に再度セメント埋めする糊代になります。
いよいよ、手で適量のセメントをすくっては穴に流し込んでいきます。
す、すいません画像を撮ってなかった(汗)
:
と、、今の季節で、20分ぐらいで固まってきますので、半渇きのときに次の作業に入ります。
【金具付け】
ひっくり返すとこんな感じ、バラスは簡単に取れますのでセメントが詰まった部分と先端の間にスペースが生まれます。
今回の作業ではここが一番の難関。まずフェンスブロックを横に寝かせて、金具を埋め込んでいきます。この際、下から手で穴の中の半渇きのセメントを押さえながら、竹やりのように金具の先端を出していくようにします。
わかりにくいですが、デッキの脚の上に乗せるとこんな感じで、フェンスブロックの案山子を作ろうというわけです。
現場あわせで適当な木切れとレンガで、フェンスブロックの中から下支えしています。半渇きになってから垂直を確認しましたが。ここはいい加減でも要は突き刺すだけですから・・・
完全に硬化するまでこのまま放置していますが、嫁からは洗濯物干す時に転んで死体が転がってても知らんからと、また、苦情が・・・
-------------------------------------------------------------
【防腐剤】
そしてこちらがウッドフェンスとポール、製品入れ替えで、特売になっていたタカショーさんの「
ウッディーユーロパネル」という製品です。これで、お庭が一気にユーロピアンに生まれ変わればいいんだけど・・・
塗料はいつもの「キシラデコール」の105(カスタニ)です。この防腐剤は塗るというよりはボロタオルでしみこませていく感じです。既に5年ほど使っていますが、その効果の程は実証済みです。
フェンスブロックの下準備との並行しての作業で、とりあえず今日塗れたのはフェンスが4枚とポールが5本だけ・・・
ACQ注入加工に塗装済みとあるので塗らなくてもいいのかも(汗)
【作業メモ】
本来ならフェンスブロックは地面に頭を3cmぐらいが出るぐらいまで埋め込むんですが、今回は一部をバラなどが植わっている花壇の中に立てるため、後から土をかけて柱が埋もれてしまうことを避けるため、地面から10cmは外に出す計画です。
その分、ポールの長さも長くなります。突き出た金具が地中深く突き刺さることで安定感を確保しようという計画なのです。
今回はここまで・・・