レース速報

Ｔｅａｍ３８　予選15位　Ｔｅａｍ４３　予選26位やったらしいです。
耐久なので何もトラブルだ無ければ一桁は狙えるのではないでしょうか　Ｔｅａｍ４３はエースライダー次第で勝負の行方が決まるのでは？？？

太く短い人生

先日　逝ってしまった佐藤学身　俺の中では色んな意味で凄い人でした。初めて出会ったのは多分1985年夏　その頃最高に賑わっていたレース業界　俺も別に目標も無く始めてしまったレースでした。　地元のチームに入り何となくレース活動をしていたところ　チームの先輩が佐藤学身と4時間耐久に出ることが決まり　たまたま暇だった俺は事前テストのお手伝いに行ったところで彼と出会いました。　その年の4時間耐久　予想通り佐藤学身がポールポジション　決勝は覚えていませんがあまり良くなかったような気が？？？　そして俺も何を血迷ったかレースに真面目に取り組み始め　佐藤学身の紹介で鈴鹿に仕事をみつけ移住　バトルレーシングと言うチームに移籍しました。　佐藤学身は実力通り国際Ａ級に昇格　ファクトリーライダーを食う勢いで当時のＦ３（市販４００ｃｃ改）　Ｆ１（市販７５０ｃｃ改造）とステップアップしていきました。彼に憧れ　俺の後には森兼正明（現ＢＳ市販車開発ライダー）、上田昇（世界ランク2位2回）と
いったライダーもバトルレーシングに入ってきました。　しかしこの世界速いだけでは食っていけないのが現実　一時は阪神ライディングスクールと言うチームの契約ライダーをしていましたが上手く結果に結びつかなかったこともあり　ロードレースから引退したんだったと思います。　そして俺もバトルレーシングから離れ　暫く会う事はなかったのですが2003年の全日本岡山でばったり再会　多分10年ぶりくらいでした。
そこで驚きが、、、佐藤学身　当時37歳くらいで既に孫が存在　そして自分の子供と孫が同い年！　『なんじゃそりゃ！？』感じたことはさすが佐藤学身　他の人とはちょっとちゃうわ！でした。　で　また暫く会うことはなく　2年ほど前にバトルの新年会で遭遇　その時も話をしながら相変わらずエンデューロに釣りに破天荒なおっさんやなぁと関心しておりました。　そして去年の夏の終わり　舌癌に犯されていると聞き　秋口にお見舞いにいきましたが既に舌と食道を全部摘出しており　筆談しか出来ませんでした。　去年の終わりに余命半年と告げられ　俺もお見舞いに行かなければと思う気持ち反面　弱っている佐藤学身をみたくない気持ち半分　色々自分の中で格闘しておりました。佐藤学身なら癌くらい意図も簡単に克服できる人だと思っていたのになぁ～　と　色々とフランスのルマンで昔を思い出しております。
まあ　彼の思いでは追々書いていきたいと思います。
太く短い人生　それもまたええんちゃうの佐藤君

探し人　昔、阪神ライディング→カワサキレーシングでメカをしていた岡本君　世界耐久王者を使ってまで探しましたが連絡取れませんでした。　誰か知っている人がいたら佐藤学身のことをお伝えください　宜しく！