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JRAの施策についての批評(2008年)

2008-07-04 00:20:23 | 競馬
下半期に向けてJRAは様々な施策を打っていますが、一競馬ファンとしての思いを述べたいです。

1.降着基準について
元々、人間が介在する以上完全公正というのはほぼ無理です。
そこら辺を読みきってのギャンブルというものです。
しかし、だからといって主催者が胡坐をかいて軽く見てしまうとファン離れをおこす原因のひとつになるわけです。
2008年のオークスはそれを感じさせるに十分なレースでした。あれが降着でないと今までのことはなんだったんだという事になります。
そのごJRAはホームページに降着基準を載せましたが今後必要なのはそれを厳格に運用すべきであるといえます。

2.表面ばかりのイメージ向上
新馬戦をメイクデビュー、一連のCFのタレント起用などJRAは表面のイメージアップのみにこだわっていますが、もはやそれで客の底上げにはなんら寄与していないことは何度も証明されているはずです。
その証左が今年の安田記念、小池徹平には黄色い声援がとんだが肝心のウオッカには声援が少なかったという事です。
いまJRA求められているのは中身の充実ではないのか、基準の厳格運用、レースプログラムの充実(安易なGⅠの増設をやめる。)では無いのかと思う。

3.海外馬の参加を促す
ジャパンカップへの一流外国馬の参加を促進し、レースの質を高めるとともに、同レースに対する諸外国の認識をより一層深めることを目的として、本年度より、欧州で行われるジャパンカップへの褒賞金交付対象レースのうち、特にジャパンカップにつながるレースとして重要な以下の4レースの優勝馬等(レースによっては2着馬も含む)計6頭に対し、優先出走権を付与することとしましたので、お知らせいたします。

とJRAのホームページに書かれていますが、報奨金だけでは挑戦というわけにはいかんでしょう。
こんだけGⅠが分散されている以上、海外の遠征馬は計画を立てづらいといえます。帯同馬をつれて来るのが海外馬。おまけに30年前の日本馬と比べてホーム戦では圧倒的に強い日本馬、海外馬が高いリスクを負ってまで来日する確率は低くなっています。
それなら複数の国際競走が同日開催で、帯同馬も連れいけるそれによって勝つ確率を上げることができるブリーダーズカップや香港国際競走を選ぶでしょう。
JRAがやるべきことはGⅠの同日開催日を設けること。
それを年間の最大の目玉として、徹底的に認知活動を行うことだと思います。

ジャパンカップ
ジャパンカップダート
エリザベス女王杯
マイルチャンピンシップ
阪神JF
朝日杯FS
は同日開催いけるでしょう。

JRAに必要なのは内部の充実、張子を作ることではないと思います。

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