文明が征服される根本原因は、内部からの崩壊である。
“文明度の高さ”とは、
豊かな物質や強大な力、類い稀な知識とか絶対的な宗教を持つことなのだろうか?
“高度な文明”を持つということは、
すべてのものと“友好的なコミュニケーションをとれる方法”を持っていることなのではないかと思う。
前者を持つことが、
“この世でもっとも尊い美徳”
だとすると、
かなり野蛮な文明を持つ民族となる。
尊大 . . . 本文を読む
『今を生きる』
しかし、今ってなんなんだろう?
過去は過ぎ去ってしまった時間なので、今ではなく存在しない時間。
未来もまだ先のことなので、存在するとはいえない。
そして今だと思う瞬間も、今だと認識した瞬間に過去のことになってしまう。
今という瞬間を掴むことは、永遠に出来ないことなのだと思う。
それが仏教でいうところの無常観なのだろうか。
今を生きるってことは、
自分が関わることにリアリ . . . 本文を読む
ギャンブルやセックス、仕事や遊び、旅行だとか趣味、沸き上がる欲求を満たすことを考えていれば、現実的に楽しい瞬間を迎える機会が多いのでしょう。
楽しいことに越したことはないですが、僕にとってはあまり興味が沸かず、どうでもいいことのように感じてしまう。
時々全身をすっぽり覆う虚しさや欠落感は何処からくるのか?
人は何故、居なくなるのに生まれてくるのか?
生きるだけなら食事や睡眠が摂れればいい . . . 本文を読む
今の時代は“生きる目的”が明示されている。
豊かな生活や幸福な結婚、時々旅行を楽しんだり、趣味に没頭する時間が持てる。
社会の目的に適応できている人間や操る人間は、それなりに充たされた人生を歩めるのでしょう。
しかしそれは今の社会があってこその生きる目的でしかない。
誰かが考えた社会、そんな社会の明示する生きる目的でしかない。
今の社会は完璧なのか?
人が創った社会は、何万年もかけて育ま . . . 本文を読む
時はたえまなく流れる。
ある瞬間の真実でさえも
一瞬先には幻となってしまう。
精神が研ぎ澄まされるとよくわかる。
つねに新しいものを生み出す生き方をしなければならない。
過去に縛られる
過去にしがみつく
過去は手掛かりにはなる
けど
リアルを掴むにはほど遠い。
やっと見つけた。
もう惑わされない。 . . . 本文を読む
僕にはこんな時間がある。
誰とも共有したことのない
一人だけの思考の巡り。
混沌とした“とめどない世界”
僕は、そんな海に漂う『くらげ』
だから、
何を考えているのかわかりません。
人から見れば、
たぶん、くだらないことばかり考えているのだと思います。
けどこれは、
まぎれもない“僕だけのもの”
ごまかしたりしてはいけない。
善くもないし悪くもない
存在を認めなければ本当のことは見え . . . 本文を読む
わからないことがたくさんある。
本当は「たくさん」なんて言葉ではなくて、なに一つとしてわかっていることなんてないのかもしれない。
「もの」とか「ことば」
「いろいろ」使って
「証拠」にしたり、
「根拠」にしたり、、、
何かを解決した気になってしまう。
なに一つとして確証はないのに、こうだと決めつけてしまう。
本当は、
『なにもわかってはいない』
そう思えた時にはじめて、
『 . . . 本文を読む
ひとつのロジックを打ち壊す。
必要だと思い込んでいた“しがらみ”から解放される瞬間。
たぶんそれが誘導された幸福ではなくて自発的な生き方。
書き込まれた快楽ではなく
元々具わっている本能でもなく、
ほんの一瞬だけ脳裏を駆け巡る煌めきみたいなもの。
例えばそれは、直感みたいなものだろうか。
削ぎ落としてみたら、
刷り込まれた価値観だったと思い知らされた。
現世利益を求めない生き方とはそん . . . 本文を読む