裕福な国に生まれて

2008-07-11 09:53:15 | Weblog
文明が征服される根本原因は、内部からの崩壊である。 “文明度の高さ”とは、 豊かな物質や強大な力、類い稀な知識とか絶対的な宗教を持つことなのだろうか? “高度な文明”を持つということは、 すべてのものと“友好的なコミュニケーションをとれる方法”を持っていることなのではないかと思う。 前者を持つことが、 “この世でもっとも尊い美徳” だとすると、 かなり野蛮な文明を持つ民族となる。 尊大 . . . 本文を読む

いま

2008-07-10 17:59:05 | Weblog
『今を生きる』 しかし、今ってなんなんだろう? 過去は過ぎ去ってしまった時間なので、今ではなく存在しない時間。 未来もまだ先のことなので、存在するとはいえない。 そして今だと思う瞬間も、今だと認識した瞬間に過去のことになってしまう。 今という瞬間を掴むことは、永遠に出来ないことなのだと思う。 それが仏教でいうところの無常観なのだろうか。 今を生きるってことは、 自分が関わることにリアリ . . . 本文を読む

ズレてます。

2008-07-09 04:26:17 | Weblog
ギャンブルやセックス、仕事や遊び、旅行だとか趣味、沸き上がる欲求を満たすことを考えていれば、現実的に楽しい瞬間を迎える機会が多いのでしょう。 楽しいことに越したことはないですが、僕にとってはあまり興味が沸かず、どうでもいいことのように感じてしまう。 時々全身をすっぽり覆う虚しさや欠落感は何処からくるのか? 人は何故、居なくなるのに生まれてくるのか? 生きるだけなら食事や睡眠が摂れればいい . . . 本文を読む

無価値でいい

2008-07-06 21:47:15 | Weblog
今の時代は“生きる目的”が明示されている。 豊かな生活や幸福な結婚、時々旅行を楽しんだり、趣味に没頭する時間が持てる。 社会の目的に適応できている人間や操る人間は、それなりに充たされた人生を歩めるのでしょう。 しかしそれは今の社会があってこその生きる目的でしかない。 誰かが考えた社会、そんな社会の明示する生きる目的でしかない。 今の社会は完璧なのか? 人が創った社会は、何万年もかけて育ま . . . 本文を読む

よくわかった。

2008-07-05 23:24:08 | Weblog
時はたえまなく流れる。 ある瞬間の真実でさえも 一瞬先には幻となってしまう。 精神が研ぎ澄まされるとよくわかる。 つねに新しいものを生み出す生き方をしなければならない。 過去に縛られる 過去にしがみつく 過去は手掛かりにはなる けど リアルを掴むにはほど遠い。 やっと見つけた。 もう惑わされない。 . . . 本文を読む

海 月

2008-07-02 06:46:17 | Weblog
僕にはこんな時間がある。 誰とも共有したことのない 一人だけの思考の巡り。 混沌とした“とめどない世界” 僕は、そんな海に漂う『くらげ』 だから、 何を考えているのかわかりません。 人から見れば、 たぶん、くだらないことばかり考えているのだと思います。 けどこれは、 まぎれもない“僕だけのもの” ごまかしたりしてはいけない。 善くもないし悪くもない 存在を認めなければ本当のことは見え . . . 本文を読む

ぺンサコーラ

2008-07-01 23:56:00 | Weblog
わからないことがたくさんある。 本当は「たくさん」なんて言葉ではなくて、なに一つとしてわかっていることなんてないのかもしれない。 「もの」とか「ことば」 「いろいろ」使って 「証拠」にしたり、 「根拠」にしたり、、、 何かを解決した気になってしまう。 なに一つとして確証はないのに、こうだと決めつけてしまう。 本当は、 『なにもわかってはいない』 そう思えた時にはじめて、 『 . . . 本文を読む

何かを壊さなければならない

2008-07-01 08:10:17 | Weblog
ひとつのロジックを打ち壊す。 必要だと思い込んでいた“しがらみ”から解放される瞬間。 たぶんそれが誘導された幸福ではなくて自発的な生き方。 書き込まれた快楽ではなく 元々具わっている本能でもなく、 ほんの一瞬だけ脳裏を駆け巡る煌めきみたいなもの。 例えばそれは、直感みたいなものだろうか。 削ぎ落としてみたら、 刷り込まれた価値観だったと思い知らされた。 現世利益を求めない生き方とはそん . . . 本文を読む