約半年ぶりのアメリカミッションに出た、ひで氏です。
行くところは同じだが、前回の6月はおそらく一年の中で一番過ごしやすい気候だったはずのアイオワ州のとある町。
今回は11月ということで到着した今日はマシなものの、今週半ばからいきなり氷点下近くまで気温がドロップするという予報である。
アメリカへの旅路というのはその時のご時世でいろいろ変わる。私ひで氏はデルタ航空を使うのだが、以前あった関空~シアトル便というのはもはやなく、前回もそうだったが名古屋のセントレアという空港から出発する。スタートは新幹線、ということだ。
奈良~京都~名古屋というだけでも結構な旅をしている感覚になるのに、それでやっとスタートラインに立つというのが恐ろしい。
しかし名古屋と言う街は個性的なところだ。ホテルや百貨店が一緒くたになっていて、人も恐ろしく多いのでごちゃごちゃしているのかと思いきや、やたらと平面的に広く、サインが結構絶妙な感じで配置されているので全く迷うことがない。大阪とも東京とも違う、独特な開放感がある。
一つ思うのは、なんかいろいろと呼び名をつける傾向があるような気がする。
名古屋駅からセントレア。。。まずこのセントレアといういかにもオフィシャルぽくない呼び名、これは通称なのかなんなのか。
路線検索のアプリでもセントレアと入れると勝手に「中部国際空港」と出る。そして名古屋駅からの空港行きの電車にも、セントレアとは一言もない。死語なのだろうか。
その特急も、「名鉄特急」と言われているパターンと「ミュースカイ」と呼ばれているパターンの二つがあり混乱した。
壁に貼ったラミネートには「名鉄特急(ミュースカイ)には特別車両券(ミューチケット)、旧称「座席指定券」が必要です」とある。
またもや別名のオンパレードだ。
よくわからないので駅員さんに聞くと
「ミュースカイは名鉄特急の一つです。特別料金は要りますが、先に乗車いただいて、あとで回ってくる車掌に言えば精算できますので」
と明瞭かつ親切な完璧な対応。わかりにくいのかわかりやすいのか全くわからないというトワイライトゾーン、名古屋。
そのミュースカイは日曜の早朝ということもあってか無人で、スタンリーキューブリックの映画のように不気味に白く光る。
言葉通りにまずは特急に乗り込み、普通に座席に座ってからも車掌は登場しない
そして数駅停まったあと、次は中部国際空港、という段になってから初めて車掌が登場して切符拝見となる。
いままで停まった駅までは特別券なしでも乗れるのか。。。でも最後にチェックは入る。
性善説か性悪説かどっちなのか全くわからない恐るべし都市、名古屋。
そしてしばらくすると車内に音楽が鳴る。
「まもなく 中部国際空港 中部国際空港」
(やはりセントレアとは言わないのか。。。)と心の片隅で思いながら、新幹線でもおなじみの「お知らせの音楽」を聞く。
しかし3分たっても4分たっても列車は空港に着かない。
鳴り止まない音楽。
またその選曲がケニーGよろしく、エモーショナルなインスト系の曲で、ある地点から大サビの繰り返しで盛り上がりっぱなしだ。
要約到着したころには私ひで氏は冷や汗をかいていた。
着いてドアも空いているのに音楽が「鳴り止まない」のだ!
これは、つまり「到着」を知らせる音楽ではないのだ。。。これから空の旅へ出る人に向けて文字通り空高くまでテンションを上げさせるための「高揚」音楽なのだ。。。!
な、名古屋。。。!
震える手でスーツケースを弾きながら徐々に遠ざかっていくケニーG遺伝子のインスト曲がやっと薄れていく。
その瞬間、目の前に巨大な看板が。
ケニーGに気をとられすぎて、まるでスマホをいじりながら人にぶつかりそうになった瞬間のような後ずさりをしながら思わず見上げた。
い、一応「セントレア」て書いてるーーー!
出発前にいろいろ気になった名古屋。
今後も機会があれば探索してみたいものだ。
行くところは同じだが、前回の6月はおそらく一年の中で一番過ごしやすい気候だったはずのアイオワ州のとある町。
今回は11月ということで到着した今日はマシなものの、今週半ばからいきなり氷点下近くまで気温がドロップするという予報である。
アメリカへの旅路というのはその時のご時世でいろいろ変わる。私ひで氏はデルタ航空を使うのだが、以前あった関空~シアトル便というのはもはやなく、前回もそうだったが名古屋のセントレアという空港から出発する。スタートは新幹線、ということだ。
奈良~京都~名古屋というだけでも結構な旅をしている感覚になるのに、それでやっとスタートラインに立つというのが恐ろしい。
しかし名古屋と言う街は個性的なところだ。ホテルや百貨店が一緒くたになっていて、人も恐ろしく多いのでごちゃごちゃしているのかと思いきや、やたらと平面的に広く、サインが結構絶妙な感じで配置されているので全く迷うことがない。大阪とも東京とも違う、独特な開放感がある。
一つ思うのは、なんかいろいろと呼び名をつける傾向があるような気がする。
名古屋駅からセントレア。。。まずこのセントレアといういかにもオフィシャルぽくない呼び名、これは通称なのかなんなのか。
路線検索のアプリでもセントレアと入れると勝手に「中部国際空港」と出る。そして名古屋駅からの空港行きの電車にも、セントレアとは一言もない。死語なのだろうか。
その特急も、「名鉄特急」と言われているパターンと「ミュースカイ」と呼ばれているパターンの二つがあり混乱した。
壁に貼ったラミネートには「名鉄特急(ミュースカイ)には特別車両券(ミューチケット)、旧称「座席指定券」が必要です」とある。
またもや別名のオンパレードだ。
よくわからないので駅員さんに聞くと
「ミュースカイは名鉄特急の一つです。特別料金は要りますが、先に乗車いただいて、あとで回ってくる車掌に言えば精算できますので」
と明瞭かつ親切な完璧な対応。わかりにくいのかわかりやすいのか全くわからないというトワイライトゾーン、名古屋。
そのミュースカイは日曜の早朝ということもあってか無人で、スタンリーキューブリックの映画のように不気味に白く光る。
言葉通りにまずは特急に乗り込み、普通に座席に座ってからも車掌は登場しない
そして数駅停まったあと、次は中部国際空港、という段になってから初めて車掌が登場して切符拝見となる。
いままで停まった駅までは特別券なしでも乗れるのか。。。でも最後にチェックは入る。
性善説か性悪説かどっちなのか全くわからない恐るべし都市、名古屋。
そしてしばらくすると車内に音楽が鳴る。
「まもなく 中部国際空港 中部国際空港」
(やはりセントレアとは言わないのか。。。)と心の片隅で思いながら、新幹線でもおなじみの「お知らせの音楽」を聞く。
しかし3分たっても4分たっても列車は空港に着かない。
鳴り止まない音楽。
またその選曲がケニーGよろしく、エモーショナルなインスト系の曲で、ある地点から大サビの繰り返しで盛り上がりっぱなしだ。
要約到着したころには私ひで氏は冷や汗をかいていた。
着いてドアも空いているのに音楽が「鳴り止まない」のだ!
これは、つまり「到着」を知らせる音楽ではないのだ。。。これから空の旅へ出る人に向けて文字通り空高くまでテンションを上げさせるための「高揚」音楽なのだ。。。!
な、名古屋。。。!
震える手でスーツケースを弾きながら徐々に遠ざかっていくケニーG遺伝子のインスト曲がやっと薄れていく。
その瞬間、目の前に巨大な看板が。
ケニーGに気をとられすぎて、まるでスマホをいじりながら人にぶつかりそうになった瞬間のような後ずさりをしながら思わず見上げた。
い、一応「セントレア」て書いてるーーー!
出発前にいろいろ気になった名古屋。
今後も機会があれば探索してみたいものだ。
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