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大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

自然の発露

2021-12-21 06:04:00 | ひとりごと


「やむにやまれなくなって蕾を破って咲くのが花である」


という言葉を聞いた時、

素敵だなぁと思いました。


富士山の御祭神はこのはのさくやひめです。






富士山はただ存在してその美しい姿を長年ずっと現します。霊山ですね。御祭神このはのさくや姫も美しいようですね。


花には一年草もあれば多年草も。


二宮尊徳翁の和歌に、


天地の 和して一輪 福寿草 

さくやこの花 幾代経るとも


とあるようです。


どんな花も、ただやむに止まれず咲く。幾代も咲き続けるのもあります。

このはのさくや姫様が神様の息吹を乗せて花を咲かせてたりして。

この花咲けや〜、あの花も咲けや〜

花咲か爺さんみたいに、花咲か姫さまかも(๑˃̵ᴗ˂̵)



花は誰かを喜ばせようとか思ってないし、ただ、種が落ちた場所で、その精気がほとばしり、やむにやまれず芽吹き咲く。虫のためでもなく、ただ自然の発露。


それが虫たちを生かし、私達の目を癒します。

花はただ種が落ちたとこに咲くだけ。


シスターの故渡辺和子さんの

置かれた場所で咲きなさい

という名言と重なります。



これって

全ての人が、自分の場所で

無理せずに、本当に無理せずに、

自分を大切に生かすこと。



人の目を気にしたり

比較して競争してヘトヘトになって生きるのとは真逆のもの。


重荷があれば降ろして、

周りや親の期待に応えようとかしないで、


居心地の良い所で

自分の答えを自分で見つけて

人知れず咲きたくなったら咲く。


季節外れでも咲きたくなったら咲く風媒花みたいに。


自然の発露を大切にして生きることを

人を含む自然界の全てに神様が望んでいるように思います。






【画像はこのはのさくや姫検索より】