Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

ハイスクールの個人面談

2021-03-22 15:54:35 | 学校関係

コロナ以来、約1年振りで学校への立ち入りが許可され、今年は学校での面談が可能になった。息子のハイスクールは既にコロナ対応のデジタルサインインも進んでいて、ミーティングに行くまでに、まずゲートで呼び出し音を鳴らし、オフィスにゲートを開けてもらった後、オフィスでサインイン。そのサインインもこんなキオスクになっていて、名前、連絡先、顔写真を記録される。

そして出てくるのがこんなステッカー。名前の所はお花で隠してます。これを胸に張り、入室し、退室時には先ほどのキオスクで、このバーコードを読み取りサインアウト!すごいハイテク!

ハイスクールに入って、昨年はいきなりのリモートラーニングで、このIEPミーティングもオンラインだった。そのお陰で息子がどういう勉強をしているのか、どんな事が苦手なのか、今までより理解する事が出来たし、今年のFace to faceの面談はとてもスムーズに。全てがコロナ前に戻るのは、来年以降になりそうだけど、学校の活動がほぼ同じレベルまで戻ってきたのは、本当に有難い。

数学は、小学校では10までの数字でもやっとこさだったのが、ハイスクールで何とか14まで出来るようになってきたが、ここに来て15の壁!今年15歳になるので、Fifteenと言う単語を繰り返し使っているのだけど、15から上はOne Fiveと一桁の組み合わせになってしまう。今年一杯は学校でも出来るだけ、プッシュしてくれるようだが、来年からはより実社会での生活を考え、計算機を使い始めるらしい。計算機を使う事で、少し難しくなった足し算、引き算もこなせるようになるのなら、無理な努力を続けるより、それで良いと思う。

数学は苦手なのが伺えるけど、その分、言葉はこの1年で大きく伸びたと思う。今年に入ってこの3ヶ月でも、ボキャブラリーが目に見えて増えたし、iPadを模写する最近の変わった趣味により、ドンドン書けるスペルが増えているので、単語として認識できる文字が増えてきた。まだまだ読むとかいうレベルじゃないけど、このコツコツ努力が続けば、いつか簡単な文章なら(息子の好きな内容限定だろうけど!)読めるようになるんじゃないかな~なんて期待も。

話すのがあまり上手じゃないから、毎日の細かな出来事をお話してくれる訳ではないので、毎日どんな学校生活を送っているのか、少し不安ではあったけど、「便りがないのは良い便り」とはよく言ったもの。先生から見て特記すべきことがないから、何も連絡がないので、息子は良い感じに、学校生活を送っているらしい。ほっ。クラスメートのお母さんから時折来る苦情も、全然そんな事はないと言ってくれて、一気に不安が解消されたミーティングだった。

 

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