今日から始まった10回の行動制御プログラム。
もしかしたらキーワード検索から、ブログに来てくれる人もいるかもしれないので、自分の覚書&参考にプログラムの詳細を日本語に訳してご紹介。あまり丁寧に訳してる時間がないので、多少読みづらい日本語はご了承願います。
第1ステップ、「Paying attention to your child's good play behavior」
このステップは、遊びを通して子どもに理想的な注意の払い方を学ぶ。
まずその為には、「Paying attention(注意を払う)」というスキルを練習する必要がある。その後で、「Attending(注意して聞く)」という新しいスキルを使って、子どもがポジティブな対応で、命令や依頼により従うようにしていく。子どもの遊びに注意を払うというのは、下記を含む:
1)子どもが9歳以下の場合、一日の中でスペシャルタイムとなる時間を決める。兄弟がいる場合は、大きい子が学校に行った後でも良いし、学校に通っている場合、帰宅後や夕食後でも良い。このスペシャルタイムを実践するためには、毎日決まった時間に20分のスペシャルタイムを設定する。もし子どもが9歳以上の場合は、基本時間を設定しなくても良い。その代わりに、子どもが一人で遊んでいる時間を見つけたら、今までやっていた事を止めて、下記の指示に従いながら子どもの遊びに加わっていく。
2)このスペシャルプレイには、他の子どもは入ってはいけない。もし家族に他の子どもがいる場合、配偶者がその子どもをみるか、スペシャルタイムを邪魔しない時間帯を選ぶ。
3)毎日のスペシャルプレイタイムを設定したら、その時間になったら子どもに「一緒に遊ぶスペシャルタイムだよ。何して遊びたい?」とただ言うだけで良い。子どもがどんなアクティビティ(許容範囲で)をしたいか決める。ただし、TVを一緒に観るのだけはダメで、他の遊びなら良い。もし特別な時間を決めていない場合は、子どもが一人遊びしている時に、「一緒に遊んでも良い?」とただ近寄っていけば良い。どちらの場合でも、親が遊びを管理したり、指揮するのではなく、子どもがその遊びを選ばなくてはいけない。
4)リラックス!!!カジュアルに子どもがしていることを数分見て、それから適当だと思われるところから参加する。他の事で注意が散漫になり、子どもに対する注意が少なくなるので、親が憤慨している時や、とても忙しい時、用事や旅行で出かける前などにはスペシャルタイムを試みない事。
5)しばし子どもの遊びを見た後、子どものしている事を大きな声で説明し始める。これは子どもがしている遊びに親が興味を持っているのを子どもに示すため。スポーツキャスターが野球やフットボールの試合を見て、ラジオで説明しているような感じにすると良い。何かしら行動にあわせた、わくわくするようなものであるべきで、退屈で、単調な超えのトーンにすべきではない。他の言い方で言うと、時折、子どもの遊びをナレーションする。小さな子どもはこれをとても楽しむ。大きな子どもになると、遊びに対してコメントするが、小さな子どもより少なめに。
6)質問と命令はしない事!!!これは重要。しばしば不必要で子どもの遊びを混乱させるので、出来るだけ質問は避ける。もし何をしているのか分からなくて、クリアにするために子どもに聞くのは大丈夫だが、それ以外はどんな質問も避ける。また、命令や指示もしない事、そして遊んでいる間に何かを教えようとしない事。これはリラックスして、親と一緒にいる事を楽しむ子どものスペシャルタイムで、教えたり、子どもの遊びを乗っ取ったりしてはいけない。
7)時折、褒めたり、許可したり、遊びに関してどこが好きか肯定的なフィードバックをする。過度なお世辞ではなく、正確で正直に。例えば、「こんな風に静かに遊んでいるのはとても好きだわ。」「一緒に過ごすスペシャルタイムが本当に楽しいわ。」とか、「見て、こんなに素敵にあなたが作った。。。」等、全部肯定的で的確なコメントを。もしこれらのコメントに関して助けが必要な場合は、別紙にて子どもへの賛成を示す例文参照。
8)もし子どもがよくない行いを始めた場合、ただ顔をそむけ、しばらくどこか他のところを見る。もしよくない行いが続いた場合、子どもにスペシャルプレイタイムが終わった事を話し、部屋を出る。子どもに良い行いが出来るようになったら、又後で遊ぼうね、と伝える。もし遊んでいる時に、子どもが極端に崩壊的、破壊的、攻撃的になった場合、通常通り躾ける。またこのプログラムの中で後ほど、効率的な躾けの方法も指導する。
9)両親のそれぞれがこのスペシャルプレイタイムを20分ずつ過ごす。最初の週は毎日、少なくとも週5日以上するように心がける。2週目からは少なくとも週3~4回、スペシャルタイムを持つようにする。このスペシャルプレイタイムは無期限で続けるべき。
このプログラムは、読むのは簡単だけど、行うのは簡単ではない!!!
最初の数週間、プレイタイムで指示や質問し過ぎてしまったり、肯定的なコメントが少なすぎたり、多くの両親が間違いをおかす。そんな間違いは心配せず、ただ次回もう少し頑張って、子どもに対して向き合うスキルを向上させるよう努力させる。問題になっている子どもに対して、向き合うスキルが向上されれば、家族の他の子どもともスペシャルプレイタイムを過ごしたくなるかもしれない。
<別紙参考資料>
肯定的なフィードバックや子どもに同意する例
非言語的な同意のサイン
・ハグ
・頭や肩をなでる
・髪を優しくくしゃっとする
・腕で子どもを囲む
・微笑む
・軽いキス
・親指を立てて良いね!のサイン
・ウィンク
言語的同意
・貴方が~するのが好きよ
・貴方が~するのは良いね
・~出来るなんてお姉ちゃん/お兄ちゃんだね
・貴方がした方法は素晴らしい
・よくできました!
・良い感じ
・素敵
・素晴らしい
・貴方が~するなんて本当に大きくなったね
・半年前は出来なかったのに、今は出来るようになって、なんて成長するのが早いのかしら。
・スゴイ!
・ママ/パパがどれだけ素晴らしいか話すまで待って
・~するなんて素晴らしい
・一人で全部できたの!すごいね。
・とってもお行儀よくできたから、ママと一緒に・・・
・貴方のことがとっても誇らしいわ
・こんな風に~するのがいつも楽しいわ
ノート:
1、常に出来る限り早く、待たずに同意する
2、常に何が好きなのか、明確にする
3、「部屋の掃除が終わる時間ね。どうして(今は出来るのに)前は出来なかったの?」などと誤った褒め方を絶対にしない。
もしかしたらキーワード検索から、ブログに来てくれる人もいるかもしれないので、自分の覚書&参考にプログラムの詳細を日本語に訳してご紹介。あまり丁寧に訳してる時間がないので、多少読みづらい日本語はご了承願います。
第1ステップ、「Paying attention to your child's good play behavior」
このステップは、遊びを通して子どもに理想的な注意の払い方を学ぶ。
まずその為には、「Paying attention(注意を払う)」というスキルを練習する必要がある。その後で、「Attending(注意して聞く)」という新しいスキルを使って、子どもがポジティブな対応で、命令や依頼により従うようにしていく。子どもの遊びに注意を払うというのは、下記を含む:
1)子どもが9歳以下の場合、一日の中でスペシャルタイムとなる時間を決める。兄弟がいる場合は、大きい子が学校に行った後でも良いし、学校に通っている場合、帰宅後や夕食後でも良い。このスペシャルタイムを実践するためには、毎日決まった時間に20分のスペシャルタイムを設定する。もし子どもが9歳以上の場合は、基本時間を設定しなくても良い。その代わりに、子どもが一人で遊んでいる時間を見つけたら、今までやっていた事を止めて、下記の指示に従いながら子どもの遊びに加わっていく。
2)このスペシャルプレイには、他の子どもは入ってはいけない。もし家族に他の子どもがいる場合、配偶者がその子どもをみるか、スペシャルタイムを邪魔しない時間帯を選ぶ。
3)毎日のスペシャルプレイタイムを設定したら、その時間になったら子どもに「一緒に遊ぶスペシャルタイムだよ。何して遊びたい?」とただ言うだけで良い。子どもがどんなアクティビティ(許容範囲で)をしたいか決める。ただし、TVを一緒に観るのだけはダメで、他の遊びなら良い。もし特別な時間を決めていない場合は、子どもが一人遊びしている時に、「一緒に遊んでも良い?」とただ近寄っていけば良い。どちらの場合でも、親が遊びを管理したり、指揮するのではなく、子どもがその遊びを選ばなくてはいけない。
4)リラックス!!!カジュアルに子どもがしていることを数分見て、それから適当だと思われるところから参加する。他の事で注意が散漫になり、子どもに対する注意が少なくなるので、親が憤慨している時や、とても忙しい時、用事や旅行で出かける前などにはスペシャルタイムを試みない事。
5)しばし子どもの遊びを見た後、子どものしている事を大きな声で説明し始める。これは子どもがしている遊びに親が興味を持っているのを子どもに示すため。スポーツキャスターが野球やフットボールの試合を見て、ラジオで説明しているような感じにすると良い。何かしら行動にあわせた、わくわくするようなものであるべきで、退屈で、単調な超えのトーンにすべきではない。他の言い方で言うと、時折、子どもの遊びをナレーションする。小さな子どもはこれをとても楽しむ。大きな子どもになると、遊びに対してコメントするが、小さな子どもより少なめに。
6)質問と命令はしない事!!!これは重要。しばしば不必要で子どもの遊びを混乱させるので、出来るだけ質問は避ける。もし何をしているのか分からなくて、クリアにするために子どもに聞くのは大丈夫だが、それ以外はどんな質問も避ける。また、命令や指示もしない事、そして遊んでいる間に何かを教えようとしない事。これはリラックスして、親と一緒にいる事を楽しむ子どものスペシャルタイムで、教えたり、子どもの遊びを乗っ取ったりしてはいけない。
7)時折、褒めたり、許可したり、遊びに関してどこが好きか肯定的なフィードバックをする。過度なお世辞ではなく、正確で正直に。例えば、「こんな風に静かに遊んでいるのはとても好きだわ。」「一緒に過ごすスペシャルタイムが本当に楽しいわ。」とか、「見て、こんなに素敵にあなたが作った。。。」等、全部肯定的で的確なコメントを。もしこれらのコメントに関して助けが必要な場合は、別紙にて子どもへの賛成を示す例文参照。
8)もし子どもがよくない行いを始めた場合、ただ顔をそむけ、しばらくどこか他のところを見る。もしよくない行いが続いた場合、子どもにスペシャルプレイタイムが終わった事を話し、部屋を出る。子どもに良い行いが出来るようになったら、又後で遊ぼうね、と伝える。もし遊んでいる時に、子どもが極端に崩壊的、破壊的、攻撃的になった場合、通常通り躾ける。またこのプログラムの中で後ほど、効率的な躾けの方法も指導する。
9)両親のそれぞれがこのスペシャルプレイタイムを20分ずつ過ごす。最初の週は毎日、少なくとも週5日以上するように心がける。2週目からは少なくとも週3~4回、スペシャルタイムを持つようにする。このスペシャルプレイタイムは無期限で続けるべき。
このプログラムは、読むのは簡単だけど、行うのは簡単ではない!!!
最初の数週間、プレイタイムで指示や質問し過ぎてしまったり、肯定的なコメントが少なすぎたり、多くの両親が間違いをおかす。そんな間違いは心配せず、ただ次回もう少し頑張って、子どもに対して向き合うスキルを向上させるよう努力させる。問題になっている子どもに対して、向き合うスキルが向上されれば、家族の他の子どもともスペシャルプレイタイムを過ごしたくなるかもしれない。
<別紙参考資料>
肯定的なフィードバックや子どもに同意する例
非言語的な同意のサイン
・ハグ
・頭や肩をなでる
・髪を優しくくしゃっとする
・腕で子どもを囲む
・微笑む
・軽いキス
・親指を立てて良いね!のサイン
・ウィンク
言語的同意
・貴方が~するのが好きよ
・貴方が~するのは良いね
・~出来るなんてお姉ちゃん/お兄ちゃんだね
・貴方がした方法は素晴らしい
・よくできました!
・良い感じ
・素敵
・素晴らしい
・貴方が~するなんて本当に大きくなったね
・半年前は出来なかったのに、今は出来るようになって、なんて成長するのが早いのかしら。
・スゴイ!
・ママ/パパがどれだけ素晴らしいか話すまで待って
・~するなんて素晴らしい
・一人で全部できたの!すごいね。
・とってもお行儀よくできたから、ママと一緒に・・・
・貴方のことがとっても誇らしいわ
・こんな風に~するのがいつも楽しいわ
ノート:
1、常に出来る限り早く、待たずに同意する
2、常に何が好きなのか、明確にする
3、「部屋の掃除が終わる時間ね。どうして(今は出来るのに)前は出来なかったの?」などと誤った褒め方を絶対にしない。