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札幌・円山生活日記

シマリスがお目覚めです!~円山公園・北海道神宮~

「円山」の街の魅力を高める自然溢れる市民の憩いの場「円山公園」。また北海道の総鎮守「北海道神宮」は道内最強のパワースポットです。札幌を代表する桜の名所であり頻繁に野生のリスにも出会えます。「円山公園」の「シマリス」も冬眠から目覚めました。

今日はいつもの「円山公園」と「北海道神宮」の散策です。我が家では最低週に1回、通常は週末にリス観察も兼ねて「円山公園」と「北海道神宮」を歩くのですが最近は頻度が増えていました。そろそろ「シマリス」が冬眠から目覚める頃だからです。3月初旬ころから出会いを求めて足を運ぶのですが残念ながらこれまで「シマリス」には出会えませんでした。積雪が去年よりも深いからかもしれませんし去年最後に「シマリス」を見たのはいつもの「シマリス・スポット」であるカツラの巨木あたりではなかったこともあり「シマリスは無事に冬を過ごせたのだろうか?」と心配もしていたところでした。そんな折、本日冬眠から目覚めたシマリスに無事出会えました。いつもの「シマリス・スポット」でです。さすが「賢く生きるシマリス」で安心しました。「シマリス会」の皆さんも大喜びでした。また本日は多くのエゾリスなどにも出会えました。


本日の散策も「円山公園」からスタートです。正面入口付近も雪が少なくなり「円山公園」の看板も見えるようになってきました。


赤松の林を通って「円山」のすそ野付近へ向かいます。「シマリス・スポット」に直行したいところですが散策のルート上こちらからです。
「通信従業員殉職碑」裏の自然林。この付近がエゾリスに頻繁に出会えるスポットです。


「リスはいないかな~?」と歩いていると頭上でコツコツと音がします。キツツキの音だと目を凝らして木々を見ていくと「いました!アカゲラです!」。

「アカゲラ」はこの林を含め「円山公園」「北海道神宮」で頻繁に見かけるのですが木の高いところが多く我が家のコンパクトカメラでは厳しく仲々写真が撮れませんでした。
本日は木の低い位置でしたのでこんな感じで写ってくれました。

しばらく「アカゲラ」を見ていると何やら足元で気配がします。見ると「エゾリス」がすまし顔で佇んでいました。

しばらく動かなかったのですが「やあ!」という感じでこちらを見て木の上に上っていきました。


その木の上を見ていると3匹のリスがいました。

珍しく複数匹のリスを一緒に撮影できました。

そのうちの2匹は互いに追いかけ合ってガサガサと激しく動きます。
木から降りてきたと思うと・・。

すぐさま上っていきます。
そんな中でも1匹のリスは黙々と食事を続けていました。
時折「その上の!うるさいぞ!」と言わんばかりのポーズを見せ・・(もちろん木の実を咥えているので言えませんが・・)
「やれやれ・・」と食事を再開します。

再び「コリコリ」タイムでした。


近くの木の洞でもエゾリスが食事中でした。

こちらも暫くすると移動していきました。


こちらも移動します。「坂下野球場」を見ながら「円山」のすそ野を歩きます。
「殉職消防員の碑」です。この付近の木の根元でもエゾリスが動いていました。
こちらです。
木の実をかじっています。近づいて写真を撮ろうとすると・・。

木に上っていきました。「ここなら邪魔されないだろう!」。

「円山八十八ヶ所口」。橋を渡った右手奥の井戸脇から「円山川」のほとりを歩いていくと「シマリス・スポット」です。
本音では「今日もダメかな?」と思っていたのですが「円山八十八ヶ所口」すぐ裏あたりのカツラの巨木付近の「シマリス・スポット」に写真愛好家が集結していました。我々が「シマリス会」と呼んでいる皆さんのようで「シマリス」がいるんだ!と急いで駆け付けます。
皆さんが注目しているのが奥中央のカツラの木のあたりです。遠いです。

「おっ!動いたぞ!」の声で見ると背の茶色い小動物がカツラの巨木付近で駆けています。何となく「シマリス」の色合いです。

皆さんのカメラの方向に目を凝らしていると・・。いました!いました!「シマリス」です。遠いし、小さいし、しかも保護色なので探すのは大変です。
幸いこの場所でしばらく留まってくれました。さすがに画像は荒いです。周囲の「シマリス会」の皆さんのバズーカ砲のような高級カメラと違うコンパクトカメラだと仕方が無いかも知れません。

少し厳しいですが色々な動きを見せてくれます。「シマリス会」の女性の方たちも「遠いね・」と嘆きながらも「かわいい!」と大喜びでした。
両手をなめる「シマリス」

頭をかかえる「シマリス」

再び動きだしました。しばらく再度現れるのを待ったのですが時間が経つばかりなので本日はここまでと諦め移動です。でも「シマリス」が無事冬を乗り越え姿を見せてくれて安心しました。


「円山川」沿いの休憩ベンチのある辺りです。こちらは「エゾリス・スポット」の一つです。
ここでも最近エゾリスを頻繁に見るようになりました。

ピョンと跳ねて木の上へ。

木の上で「はい!ポーズ!」でした。

いつもの散策の通り「八十八ヶ所口」まで戻り「第三の鳥居」から「北海道神宮」境内に入ります。周囲も雪が少なくなりました。

参道を歩き「神宮茶屋」付近まで行くと・・。

右側の「リススポット」前のベンチコーナーが立入制限されていました。落雪注意のようです。気温が上がっていますので雪もかなり溶けてきています。

先に「北海道神宮」に参拝します。「神門」付近の地面の氷もかなり溶けてきていました。

参拝を終え「神宮茶屋」裏手の「リス・スポット」に戻ります。

残念ながらリスは出てこず代わりに「ヒガラ」です。いつもはリスが木の実をかじっている穴に佇んでいました。

「なるほど!仲々居心地が良いようね!」と思っているのか暫くここにいました。「ヒガラ」も1か所に留まっていることが少なく珍しく写真が撮れました。

「開拓神社」隣の柏の木の御神木からも積もっていた雪が消えました。
「公園口鳥居」から境内外に出て公園出口に向かいます。階段も見える部分が拡がって来ました。

園道脇にあった雪アート作品も気温が上がってくると難しいのでしょう。代わりに大きなハートです。

こちらのスノーマンも可哀想な姿でした。


愛犬家の皆さんはいつもの集合です。
「公園パークセンター」前の温度計では3.7℃でした。雪や氷も溶けるはずです。


充実の散策に満足し「オーベルジュ・ド・リル サッポロ」の前を通って帰路につきました。

今日はようやく冬眠から目覚めた「シマリス」に出会えた大満足の散策でした。無事冬を越し姿を見せてくれて安心しました。これからも愛らしい姿を楽しませてください。またエゾリスも週末の降雪を野生動物の感で知っているのか活発に活動していました。少しずつ近づく春の訪れも敏感に感じているのかも知れません。雪が消えると地面からも草花が芽吹き出します。楽しみな季節まであと少しです。期待して待つことにします。ありがとうございました。

「円山公園」
札幌市中央区宮ヶ丘他 011‐621-0453(公園管理事務所) 
https://maruyamapark.jp/

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2022.3.18訪問)

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