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札幌・円山生活日記

タルティーヌ・ランチ~「日仏食堂さらもじ」(その2)~

北海道産の食材に拘ったフレンチの名店「日仏食堂さらもじ」。地下鉄東西線「円山公園駅」近くながらも仲道の閑静な住宅街にたたずむ隠れ家的なお店です。スタイリッシュで落ち着いた雰囲気の店内で経験豊富なシェフが創り出す鮮やかなプロの料理が味わえます。人気店ですので予約してのお出かけがお勧めです。

本日は久しぶりに「日仏食堂さらもじ」でカジュアル・フレンチです。最近ようやく円山界隈の気になる飲食店も一巡しつつあり再訪する店が増えています。この店のその一つで2020年8月の初訪問以来の2回目です。前回は当日予約で運よく空いていたカウンター席でシェフの仕事の様子を拝見しながら食事を楽しんだのですが本日は事前予約です。実は別の候補日でネット予約したのですがマダムから電話で「すみません!その日は貸し切り予約が入っておりネット環境への反映が遅れてしまいました」と丁寧なお断りがありました。相変わらず人気店のようです。後日に改めて予約を確保し本日の訪問となりました。場所は地下鉄東西線「円山公園駅」3番出口をバスターミナル方面に出て右手にクリニックを見ながら歩き1本北側の仲道へ左折し住宅街を少し歩いたところにあります。1番出口から「環状通り」を北上し有名寿司店の手前で仲道に右折し「牛肉店 Shimada」前を通る行き方もあります。駅近ですが少し隠れ家的な雰囲気の場所にあります(地図)。 

「日仏食堂さらもじ」の外観。コンクリート打ち放しのお洒落な3階建の1階部分の壁に「さらもじ」の表記があります。
開店直後の正午過ぎに入店。スタイリッシュでシンプル・モダンな店内はシェフが職人と相談しながらオーダーメイドでつくり上げた理想の空間だとか。本日は一番乗りです。
立派なネコヤナギのリースが壁に飾られていました。店内でフラワー作品のワークショップを主宰されているマダムによるものでしょうか。
奥のテーブル席に着席。入口方向を見たところ。丁度次の客が入ってこられました。その他のテーブルも程なく予約客で埋まりました。
カウンター越しにシェフの調理が拝見できます。
カウンター端にはシャンパンのマグナム・ボトルとともにフラワー・アレンジが飾られていました。店内の装飾もシンプルです。

ランチは《本日のスープとタルティーヌ》の「Aランチ」(税込み1,700円)と《本日のスープ・自家製パン・前菜プレート・メイン料理》の「Bランチ」(同2,700円)の2種類。
「Aランチ」ではタルティーヌの具材を《黒豚のパテ・ド・カンパーニュ》《スモークサーモンのマリネ》《あべ鶏ももの炙り焼き》《本日の魚介のムニエル》《クロックムッシュ》から、「Bランチ」のメイン料理はAの具材等に加え《ひまわり畑豚ロース肉》《ハンガリー産カモ肉》《牛フィレ肉》《オマールテールエビ》等から選択です(具材により追加料金あり)。
加えて+550円で「本日のデザート」を、+330円~で「ソフドリンク」をセットにすることができます。なお各テーブル全員で「Aランチ」か「Bランチ」かを統一して注文するのがお決まりです。前回は「Bランチ」にしたので今回は「Aランチ」×2で注文しました。

+330円~1,100円の「ソフドリンク」のメニュー。「ハーブティー」は「ルイボス」「カモミール」「エルダーフラワー」の3種類から選べました。

先ずは「本日のスープ」はカリフラワーを使ったスープ。

カリフラワーを中心とする野菜のクリームスープで細かく刻まれた具材(カリフラワー、ブロッコリー、マッシュルーム、パプリカ等)がザクザクと入ったしっとりしたスープです。胃を優しく刺激し食欲が食前より増すような感じです。トッピングのオリーブオイルも良いアクセントです。


グラスワインの白。ブルゴーニュを代表するつくり手「ルイ・ラトゥール社」の「Ardeche Chardonnay Louis Latour 2018(アルデッシュ・シャルドネ ルイ・ラトゥール)」税込み770円です。すっきりしたシャルドネです。 「ルイ・ラトゥールなんですね?」と聞くと「カジュアルな価格で店で良く仕入れているのですよ!」とマダム。

「Aランチ」のタルティーヌで具材は《あべ鶏ももの炙り焼き》。「タルティーヌ」はパンに具材をのせたフランス式オープンサンドなので自由自在の料理なのですが「さらもじタルティーヌ」は「Bランチ」の前菜プレートとメイン料理をワンプレートで提供したような多彩な食材の色どりとボリュームの料理です。
特に北海道産の旬の野菜をふんだんに使用しています。この皿にもレタス、キュウリ、トマト、芽キャベツ、ブロッコリー、ビーツ、パプリカ、エリンギ、インゲン、エリンギ、ズッキーニ、なす、ニンジン、じゃがいも、さつまいも等々が生のもの、茹でたもの、揚げたものと素材に合わせた調理法で盛り込まれています。健康志向感を刺激するだけでなく見栄えの良さも魅力です。 

《あべ鶏ももの炙り焼き》に加えて生ハムに半熟たまごが食味を多彩にします。本日の他のテーブルも見ていると平日のランチでもあり皆さん「Aランチ」でタルティーヌを楽しんでおられました。人気に納得の味わいです。

白ワインが良かったのでつい頼んだグラスの赤ワイン。南仏ラングドック・ルーション地方の「Jean Balmont Cabernet Sauvignon 2020(ジャン・バルモン カベルネ・ソーヴィニヨン)」同770円。赤はイタリア中部イアブルッツォ州の「Itinera Prima Classe Montepulciano d'Abruzzo(イティネラ プリマ・クラッセ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ)との2種類だったのですが南仏ワインを選択。渋味・酸味ともに柔らかなすっきり系のカベルネ・ソーヴィニヨンでした。
 
もう1品のタルティーヌの具材は《本日の魚介のムニエル》。

《本日の魚介》の黒鯛に海老と帆立のムニエルで前の1品と同様に豊富な野菜類が盛られた多彩な味わいです。こちらも美味しいです。

「本日のデザートは?」と聞くと「栗とリンゴとチョコとプリンがあります」との謎かけのようなお答え。前回はデザートを注文しなかったので期待して注文です。これは「栗」+同550円。
焼き菓子の上にマロンクリームがモンブランのように絞られています。なるほど「栗」です。加えてモカとラズベリーの2種のアイスに紅白のイチゴ、キウイなどがトッピングされています。
更にキンカンや干し柿などのカットも盛り込まれた多彩な食材です。マロンクリームの風味豊かな味わいとともに色合いも見事で写真映えするデザートでした。

もう1品のデザートは「リンゴ」を選択。「リンゴ」以外の素材は前のデザートと同一のようです。
「リンゴ」はタルト・クリーム生地の上に薄切りのリンゴのコンポートを重ねて焼き上げた「アップル・タルト」でした。こちらも美味しくいただきました。


「Aランチ」に+440円の「エルダーフラワー・ハーブティー」。香の良いハーブティで大変結構なランチでした。

久々の「日仏食堂さらもじ」は人気の高さを再認識させるランチでした。特に北海道産の旬の野菜料理は健康志向と見栄えの良さで人を惹きつけるのに十分なインパクトのあるものです。女性ファンが多いというのも納得です(本日も4組9名の客のうち7名が女性でした)。また期待のデザートも大変結構でトータルで質の高いランチでした。良い時間を過ごさせていただきました。ご馳走様です。

「日仏食堂さらもじ」
住所: 札幌市中央区大通西27-2-22  
電話: 011-631-4790(予約可) 
営業時間:ランチ 12:00~15:00、ディナー 18:00~22:00 
休日:火・水曜日
(2022.3.18訪問)

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