ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

日本体験入学報告会へ

2010-09-04 | Language
夏休みの間に、お子さんを日本の学校に体験入学させた親御さんによる報告会が、日本語学校で行われ参加してきました。結論から言うと、非常に参考になりました。体験入学のことだけでなく、おそらく学校側から見るとの、親の立場から見るのと、また日本からアメリカから見るのと、というように、同じことを色んな立場で見れば、それがどれだけ違うのか、という観点が私にとっては興味深いものでした。

お土産にはじまって、先生とのコミュニケーション、制服や必要なものの購入など。
参加された方はいずれも、子供たちがとても楽しんでいたということ。おそらく、長くてもひと月、短い方は1~2週間なので、「英語が話せる日本の子」ということでポジティブに受け止めてもらっているようでした。
ただ、私の知り合いのママは、こういう場にくる人は必然的に上手く行った方なので、問題はなかなか表面化しにくい、ということで、それも納得です。ただ、この報告会はとても参考になりました。

ガールズはバイリンガル、バイカルチャーで育て、自分のバックグラウンドをマイノリティとして受け取るのではなく、二つの文化を持つ恵まれた存在である、と思って自信を付けて欲しいと思っているので、こうした機会には関心が強いのです。でも、話しを聞いていると、私が帰国の際に、数日日本で一時預かりに入れているのですが、どうもそれも「体験留学」ということらしいので、思えばすでに始めていたのでした。

ありは、誰に似たのか勉強好きで、ひらがなもだいぶ読み書きできるようになり、りなも6月に帰国して以来、日本語でよく話しています、8月末から日本語学校にも通いだしました。ともかく、ふたりともおしゃべりが大好きで、小さい頃から先生にコミュニケーションスキルが高いと言われてきたので、話すのは結構大丈夫ではないかと思いますが、課題は読み書きです。

まぁ、楽しいことがモチベーションになるでしょうから、できるだけ、そういう環境を整えてあげたいと思っています。


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2 コメント

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Unknown (flouribunda)
2010-09-13 00:50:32
さすがボストンの日本語学校ですね。そんな報告会、こちらでもあればきっと皆さんのためになるのに。
うちも1年生の時は入学式から2ヶ月、2,3年生も夏に1ヶ月お世話になりました。日本語も日本人としての自覚も養われた貴重な経験でした。学校へ行く用意などはどうとでもなるので、やはり行く学校の様子など下調べをされたほうが良いと思います。学校によってかなり違いますので。
学校差は大きいよう (ありママ)
2010-09-13 19:38:18
flouribundaさん

お子さん体験入学されているのですね。
報告会でも、自治体、学校、先生、生徒などによってかなり変わるので、下調べが大事だと言われました。また、同じ学校でも、その年によってかなり状況が変わる事もよくあるらしいとのことです。帰国した際などに学校の下見をしたり、先生にお目にかかったりするのもいいかもしれませんね。後は何より子供がお世話になる、というよりは、学校のためにどんな貢献ができるのか、ということも考えるのが大事だとおもったりします。

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