ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

ありの登校拒否?

2011-08-27 | Bilingual/Japanese School

二ヵ月ぶりに日本語学校が始まりました。

数日前から、行きたくない、というあり。

当日は「疲れた」と、なかなかベッドから起き出してきません。

いつもは、飛び起きて来るのに。

「学校行きたくない」と言い続けるありを、無理矢理引きずるように連れ出したものの、学校の駐車場に着いた頃からは半泣き状態。

ここであっさり認めては、今後にひびくと思い、りなを教室に連れていってから、手を引っ張ってありの教室へ。

教室では大泣きで、あせったものの、何とか先生に引き渡し。ところが、まどから覗いているのが見つかり、ありが教室から出て来てしまいました。う~ん、でも例外を作っては行けないと、また教室にありを連れ戻し、先生にお願いして速攻で逃げるように出てきました。

大丈夫かと心配していたものの、授業が終わっての第一声は「すごく楽しかった!」。先生によると少し泣いたものの、あとは授業も休み時間も、とっても楽しそうにしていたとのことで、私としては朝のあの出来事はなんだったのだろうかと、拍子抜け。

おそらく、学校が嫌だった訳ではなく、2ヵ月のブランクがあったので、少し不安だったのが原因のような気がしました。そしてにしても、やはりありのような子は、親が性格を熟知した上で、要所で文字取り背中を押してあげないといけないと思いました。鬼母になってよかった(笑)。

日本語学校には素晴らしいメーリングリストがあり、異文化、バイリンガルで育つ子供のいろんな課題についての出スカッションが盛んです。やはり3年生くらいを境に、現地校の宿題や課外活動などで、日本語学校を辞める子も増えて来るようです。我家はまだ先のことですが、今から備えておく為に、本当に学びが多いです。

さて、後日談ですが、ありは二週目も何事もなかったように、楽しく通学してくれています。

とりあえずほっとしています☆


チャールズリバーのボートクルーズ

2011-08-25 | Mother's Life

バーベキューに続いて、ニーマンの家族参加イベントはチャールズ川のボートクルーズ。

まずはリップマンハウスでディナーを頂き、その後、バスにてハーバードのボートハウスまで。

チャールズリバーはボストンとハーバードがある街ケンブリッジのボーダーにあり、レガッタが盛んです。

夜7時の出発の貸し切りクルーズで、船内にはバーがあり、また、デザートやフルーツもあり、ガールズは大喜び。

だんだんと日が暮れて、綺麗なボストンの夜景も見れました。

子供達も、またまた一緒に遊んでくれたので、大人同士の会話も楽しめました☆


ハーバードのニーマンフェローになりました

2011-08-22 | Mother's Life

8月の半ばすぎから、ハーバード大学のニーマンジャーナリズムフェロー(特別研究員)としての、新たな一年がスタートしました。実は発表は4月にあったのですが、ハーバードがプレス発表する5月末で、公表しないようにと何度も言われていました。実際、解禁になった後は、多くのメディアでニュースとして取り上げられていて、驚きました。

そして感動だったのは、友達が開いてくれた、ソプラノ、ピアノ演奏にシャンパンとケーキの、素敵なお祝いのサプライズパーティ。まったく気がつかず、まんまと騙されてしまいました。本当に心から驚き、また、深く感動いたしました。皆さんに改めて感謝です。ありがとうございました!また、日本からわざわざお祝いのお花まで贈ってくれた友達もいて、そのお気持ちに、これまた感動でした。

さて、初回のフェローの初顔合わせは、家族も参加できるバーベキューパーティから。ニーマンの拠点である、リップマンハウスの緑が眩しい芝生に、白いテーブルと椅子が並び、全米および世界各地から集まり、これから研究生活をともにするニーマンフェローに自己紹介をしてまわりました。

実はニーマンフェローは、ジャーナリストになりたいと思い始めた、10代半ばから憧れていたものだったので、私にとってはかなり感慨深いものでもあります。このあたりは、また改めて書きますね。

ニーマンプログラムは、家族と子供にも優しいプログラムとして知られていて、子連れで参加できるイベントもたくさん用意されています。この日も、赤ちゃんからティーンまでのニーマンキッズは、年齢も様々な子供達も初対面にも拘らず、すっかり仲良しになり、一緒に楽しそうに遊んでいました。ガールズも、学校とはまた違うタイプの、新しいお友達を作って楽しんで欲しいです。

パーティでは、オンライン上でしか知らなかったフェロー達にも対面。わくわく、どきどきの一日でした。くじでは、見事に商品もあたって、幸先の良いフェローライフとなりました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 


長い夏休みも終わり

2011-08-19 | Travel/Outing

6月上旬から9月上旬までのまる3ヵ月の夏休みが終わりました。過ぎてみれば本当にあっという間。

特にありにとっては、こんなに楽しんじゃっていいの?、という位、もう充実の夏休みにつきます。

ありは、まずはタフツ大学のロボットキャンプへ。自作ロボットなどを作り、それから乗馬キャンプ、テニスキャンプ、そして、アートからスポーツまで充実メニューが揃った、今通っている学校が主催するキャンプにも。それにしても、夏はかなり体育会系ののりでしたが、ありはすっかり馴染んでいる様子で心強いです。

乗馬は、去年、ニセコにいった時に乗ったのがきっかけで、すっかり馬好きになり、キャンプもかなり楽しんだようで、秋から本格的にレッスンに通いたいそう。ロボットは楽しんだものの、情熱を傾けるようなものではなかったのが残念。去年に引続き、テニスキャンプもかなり楽しんだようです。意外とスポーツ系が好きなのかも。

りなは今年から初キャンプ。テニスと9月から通うありと同じ学校のキャンプに通ったものの、今ひとつ楽しめていなかったようですが、最終週はプレスクールで仲良かった男の子2人が偶然来ていた事もあり、とても楽しかったみたい。キャンプの内容というより、誰と行くかが、りなにとっては大事だったようです。

旅行もたくさんしました。恒例のボストンから2時間ほどのCape CodとNantucketへ。プールで遊んだり、クルーズ船に乗ったり、ビーチで波とたわむね、サンドキャッスルを作るなど夏らしく。新鮮なシーフードにも舌鼓。ランチとディナーは、ほとんど毎回、クラムチャウダーをオーダー。シンプルなのに、お店によって味がかなり異なるのが楽しい。そして、フェリー好きの私は、やはり島に行かなければ夏を実感できず、ということでわざわざフェリーでなければ行けないNantucketまで(笑)。Surfside beachは波が高く、その音を聞いているだけで、心が洗われるようで、本当に清々しい気持ちに。

それから数日後に日本へ。今回は仕事は全くなしだったので、プレッシャーなしでのんびり。去年に続いて、大好きなニセコにも行きました。羊蹄山を遮るものがない、ヒルトンニセコはおすすめです。時間によって刻々と変化を見せる羊蹄が素晴らしく、特に朝5時頃の景色は神がかっていて、この世のものとは思えない美しさです。

ニセコでは、初めてパークゴルフもしたのですが、予想以上に楽しく、家族でかなり楽しめました。ガールズはテニスや自転車なども。また、日本では食事や温泉が最高です。家族と一緒、特に母とは毎日とりとめのない話しができるのは、嬉しいことです。母の影響が今の自分にとって、どれだけ大きいかも実感しました。また、フロリダに住んでいる3歳からの幼なじみが帰国していたこともあり、彼女とも一緒に行動出来て楽しかった。ガールズもすっかり懐いたのも嬉しい。

その後は、ニューヨークへ。あいにく雨が多かったものの、ありのリクエストでMoMAにいったり、ありが大好きな絵本の舞台である、East 88th St 近辺を歩いたり、ロックフェラーセンターから絶景を楽しんだり。でもハイライトはブロードウェーのLion King。内容などよく知らずにみたものの、もう感動で涙がとまりませんでした。

とりわけ、舞台アートと俳優陣が素晴らしく、久しぶりにシルクド・ソレイユをはじめて見た時のような感動の深さ。こんなこと絶対できない、というようなことを、高いレベルから、さらに高く、高く、目指して、実現してしまう姿に感銘を受け、勇気をもらいました。ガールズにとっても、夏休みのハイライトにもなったようです。大人にも、おすすめです。

私にとっては、ガールズの運転手として、あちこち送迎で忙しい夏休みでもあったのですが(笑)、あれこれ楽しい夏休みの想い出がたくさんできました☆