ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

8月13日朝日新聞 (朝刊)「私の視点」に「調査報道~市民とともに強化しよう」を寄稿しました!

2012-08-13 | Mother's Life
8月13日朝日新聞 (朝刊)「私の視点」に「調査報道~市民とともに強化しよう」が掲載になりました。
オンラインでは、あいにく会員のみご覧頂けるようです。
新聞を取られていらっしゃるかた、よろしければバックナンバーをご覧下さい。

調査報道については、現在、調査中ですので、ブログでもいろいろと書いて行きたいと思います。
どうぞよろしく御願い致します。

『背中を押す』のがお仕事?

2012-08-01 | Baby
昨日書いたように、りなはキャンプを嫌がって毎朝泣きます。
しかし、今日はそれがエスカレート!
一時間ほど大泣き(それにしてもあれだけ泣けるって、肺活量もすごいし、よく通る声で、妙に感心w まあ、そういう問題じゃないのですが...)。しかも後半は、本箱から本を出して床にぶちまけたり、朝食のお皿を投げつけようとしたり(これは着地前にマミーがナイスキャッチw)と大暴れ。りなは、感性で行きているタイプ。ともかく、昨日、早めに行ってクラスを覗いても楽しそうにしていたし、複数の先生の話しを聞いても、年上の子供達に可愛がってもらって、飛び跳ねていたというのです。でも、さすがにこんなに暴れるとは、今日は無理かな~、と多少弱気に。

原因を聞いても話してくれないし、ありと色々と話合った末、「キャンプは嫌いじゃないけど、心配なのでは」ということになりました。
今回は年齢が5歳から11歳と幅広く、ミュージカルの役割もほんの少しですがあるのです。

まぁ、予定を変更して一緒に過ごす事も可能なのですが(でも授業料は返って来ない。。。)、なにより挫折感を持っては帰って逆効果だし、ここでくじけてはいけない。しかもまだ3日目。
ともかく、ありをテニスキャンプに連れて行かなくてはならないので、見切り発車で家をでることに。
直前に、日焼け止めを塗り、いざ車へとなったら「降参」したのか、ケラケラ笑いはじめている。もろに現金キャラ!

車に乗ってからは、まったく普通にしていて、ありをテニスキャンプに連れて行く時には、いろいろとおしゃべりしてきた位。
ところでありは、屋内施設に着くと、コーチやスタッフの名前を呼び、「おはよう」っと天気良く声をかけています。ちょっと偉そうな態度でもあるけれど、逞しい!!
ありは、以前に比べると社交的になってきたものの、それでも始めての場にでると、固まってしまいます(汗)。

さて、次はりなの番。ミュージックスクールに向けて出発。
もう「行く、行かない」には触れず、元気のよい音楽をかけるのみ(笑)。
車では、CDのクイズの問いかけに、元気に答えるなど感触ばっちり。
で、おまけに、実際、キャンプについたら、あっさり教室に自ら入ってきました。
ちょっと、今朝の涙はなんだったの~!
かなり拍子抜けですが、こっそり複数の先生に家での様子を伝え、注意して見てもらうようお願いしてきました。

家に向かう運転中、そういれば私も、りな位の年齢の時に、発表会のお遊戯が嫌で家で号泣「いやなら当日出なくていいから」といわれて安心し、ついには、しっかりお遊戯をして、達成感もあったような(笑)。
私の母は、「○○しなさい」と強要することが全くなく、「勉強しなさい」なんて言われて記憶もなし。
だから、却って、自分がしっかりしなきゃ、と思ったくらい。なんてことも思い出した。

我が家のガールズはふたりとも、自ら、一目を気にせず、積極的に何でもやるようなタイプではなく、どちらかというと、周りをしっかりと観察し、石橋を叩いて進むタイプ。
まぁ、それ自体悪い事ではないけれど、場合によっては、背中を押してあげなければなりません。
今回は、勘でしかありませんが、りなの背中を押し、発表会に出させて、自信をつけさせるのが良い、という「天の声」が聞こえてくるのです。
しばらく、また朝泣かれて、こちらも泣きたくなっちゃう日が続きそうですが、まぁ、何とかなるでしょう。
何より、プログラムもりなの好きな音楽やダンス系のものばっかりだし、先生もとてもいい感じだし。

というわけで、悪銭苦闘の日々が続いていますが、来週の金曜日に、ステージを終えたりなに花束を渡すことを夢見て(笑)、しばらくがんばります、です。
ああ、夢が実現するといいなぁ~。

暑中お見舞い申し上げます!

2012-08-01 | Mother's Life
皆様、夏はいかがおすごしでしょうか。
ボストンは今週は少し気温が下がっているものの、連日30度を超える暑さが続いていて、暑さだけでぐったりの日も少なくありません。
さて、何と3ヵ月半ぶりの更新となってしまいましたが、何とか元気にしています。

去年8月に始まった、ハーバードのニーマンフェローも無事に6月末で修了、本当に知的刺激に満ちた「特別な一年」となりました。
卒業式もまた、本当に晴れやかで心躍るイベントでしたし、修了セレモニーでは、学長から賞状を直に手渡され、素晴らしいスピーチと質疑応答、そして夜のファカルティクラブでのディナーも素晴らしかったです。
というわけで、濃密な一年に加えて、フィナーレのイベントの数々、ボストンを去るフェロー仲間の送別会が続き、これまでの疲れが出たのか、よく眠り、ガールズとまったりした日々が続き、何とか今日に至りました。
いろいろと書きたい事がありつつ、日々が走り去っています。

さて、ガールズは「親はなくても子は育つ」ではないですが、しっかり成長しています。
6月7日に終業式を向かえ、その後から、ふたりは「キャンプ」と呼ばれる夏のプログラムに通っています。
でも通常の学校と違って、違う場所に行っているので、送迎だけでもかなりの時間がかかっています。

ありさは、乗馬のレッスンに5週間通い、もう真っ黒。相変わらず、寝ても覚めても馬の話しばかりだし、描く絵や作文も馬がテーマ。
今週と来週は3年目となったテニスに通っています。
ありは、運動神経は決して良いと言えないのですが、色々とやっているうちに、自信を持てるようになってきた模様。
先日「マミー、テニスキャンプに入れてくれてありがとう。ここで賞をもらったから、体育の苦手意識がなくなって、スポーツが楽しくなった」というようなことを言っていました。感動、親の気持ちをわかってくれたのね♪

少し説明すると、テニスキャンプでは、毎週金曜日、子供達に賞をくれるのですが、テニスのうまさとは別の賞もあり、「今週のベストキャンパー」「ベストエンターティナー」にありが一昨年、去年と選ばれ、それが自信に繋がったのでした。
実は私も、こういう賞があることを後で知り、やる気と皆と仲良く楽しめるありだから、賞をもらってもおかしくないし、これはありの自信になるなぁ、と、テニスを続けるように、ひそかに応援していたのでした。
でも、本人が、今年それに気がついて、感謝してくれるなんて、本当に成長したんだと嬉しくなったのでした。

成長と言えば、先日、ガールズと図書館に行った所、「馬の本を見たい」というありは、自分からささっとカウンターに行き、質問しているのをみて、びっくり。
あのシャイな面影はだんだんなくなってきました。
色んな意味で自信をつけ、成長したのだと、ちょっとジーンとしました。

もともと「抜けている」ところが多い私ですが、ありがとてもしっかりしているので、最近は頼りっぱなしです。
でも、几帳面すぎて、いい加減な私は、「そこまでしなくてもいいのに~」と思う事もよくあります(笑)。

さて、「優等生」風のありとは別に、枠にとらわれないおおらかさと自由さを兼ね備えた、りなは今週と来週はミュージックキャンプへ。
本当にりなは剽軽、人生は「女優」みたいな、喜怒哀楽の表現がとてもドラマチックで、本当に面白キャラで、アート系、皆に愛されています。

小さい頃から、歌が上手く、リズム感もよく、ダンスが大好きで、「表現」に特別なものを感じていたので、今年はここに入れる事に。
二週間のプログラムで、最終日には、舞台でそれまで取り組んできたミュージカルを発表します。
内容も充実していて、リトミック、アート(舞台セットなどを作る)、歌、ボイストレーニング、合唱、バイオリンとピアノのレッスン、即興演技など。

ところが、これがまた、終わった後と朝に、りなが「行きたくない!」と大泣きするのです(ちょっと演技が入っている気も)。
でも、鬼母となって、何とか通わせています。
昨日も先生に「りなは音感がものすごく良い。この年齢で素晴らしいわ!」と言われて、私も何かスペシャルなものを感じるので、りなには何とか最後まで楽しんで欲しいと思うのです。
まぁ、駄目なら、それもまた勉強だしね~~~。
先生も素晴らしい方ばかりで、りなはその点は認めてくれているし。
ともかく発表日がとても楽しみです!

私のほうは、次の本の執筆を始めつつ、ガールズの「運転手」として、のんびりムードで過ごしています。
今日から8月、ありももうすぐ8歳とは本当に信じられませんが、あと10年で大学生だし、私も「自由の身」になれることが、今から楽しみです(笑)。

なんとなく、夏らしく?、ゆったりしたブログとなってしまいました。
それでは、皆さん、お体に気をつけて、夏を楽しんで下さい♪