ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

ありごんダウン?妹の反応は?

2012-11-30 | Health
ありが、朝起き抜けに「熱あるみたい」と言ってきました。
たしかに、何時もより、少し熱い。
顔も疲れているように見えるので、とりあえず30分余計に寝かせてみて、様子をみることに。
いつも、口数が多すぎて困っているのに、妙に静かなのが、何より病気の証拠と休ませる事にw

重症ではなさそうだけれど、ちょっとした風邪のよう。
ありは赤ちゃん期も含めて、病気になったことがほとんどなく、熱が出たのもおそらく生涯3回くらいという健康優良児。
りなも、たぶん熱が出たり、病気になったのは2回くらい?

今回の場合は、のどの痛みや熱が少しあるものの、普段の疲れがたまっているのが原因かと思い、一日ゆっくりさせることに。
思えば、8歳児とはいえ、毎日、結構忙しい。
月曜日はガールスカウト、水曜日はピアノ、木曜日は乗馬、土曜日は日本語学校。
ちなみに、これらはすべて本人の希望です。私は「もっとのんびりするのに、やめたら~?」といっても、絶対やると言っておりますw

これらに加えて、現地校と日本語学校の宿題、日英の本の朗読、お友達とのプレイデート、週末には、お誕生会、コンサートをはじめ、色々なイベントへのお出かけ。
たまに、「私はありのスケジュールを管理するマネージャーでは?」と思うことも多々。

でもひどい病気なら、しっかり寝るから回復も早いけれど、中途半端だけに、起き出して遊んでしまうのが、難しいところ。

ちなみに、病に伏している姉を横目でみつつ、りなは「ありが病気だと、いじめられなくていい~」と、妙にはしゃいでいました。
「そんな風に思うのはよくないよね。逆だったらどう思う?』とたしなめたものの、確かに、妹としての「苦労」もあるりなの気持ちも、分からなくないでもない。
「学校ごっこ」「乗馬ごっこ」なら、生徒役。「病院ごっこ」なら、患者役。「買い物ごっこ」なら、お客役。全部お姉ちゃんに良いとこばかり持っていかれるという運命に、同情してしまったりもします。

りなが唯一、姉の呪縛から解放され、マミーと二人っきりになるのは、ありの乗馬のレッスンを待っているカフェでの1時間半と、ピアノレッスンの30分ほど。
この間は、二人でいろんな話しをしたり、あそんだりしていて、りなもとっても嬉しいそうです♪
妹も辛いよね。私も5歳上の兄がいて、妹だったからわかるもん(笑)

でもね、妹は人生歩んでいくには、結構、楽なところもあるよ。
小さい時から上に鍛えられているし、何より、上が何でも経験してくれているから、数年先に、何が待ち受けているかも予想がつくし、ロールモデルや反面教師が身近にいるしね。
まぁ、がんばってね!(距離感ありすぎの母w)

今日はお迎え前に、ビデオグラファーの友達とお茶するはずが、それもドタキャンすることに。
明日は、世界の子育てをテーマにした本を書き終えたばかりの友達と、打ち上げのお茶の予定なので、何とか実現できるといいな。

ともかく、ありごん、早く元気になってね~~~!

ありごん恐怖のメモ?

2012-11-29 | Learning and Play
ありは、この一年で、読む力、書く力がぐんぐん伸びて、ひと月程前には「実は小説書いてるの」と、秘密のノートを見せてくれて、びっくり。
メールを書いていると、後ろにまわりこんで、メールを音読して「コメント」したり、余計なことまでしてくれますw

私が「ああ、あれ買わなくっちゃ」何て言った時には、さっそくShopping Listも作ってくれます。
ありって、小さい頃から、私と違って妙に段取り力もあるんですよね。。。

勿論、「えっ」と思う事もあります。
マックを開こうとしたら、ポストイットに、『Go to Amazon and buy ○○」と、上から目線のメモが残っていたことも。

そして、今、起きて机の上のiPhone を見たら黄色のポストイットに「Dear Mommy, I am sorry, I wached videos」(スペル間違ってるよ~)という報告ともお詫びともとれない言えないメモが。
そういえば、昨日は、私のほうが疲れて先に寝てしまったのであった(汗)。
パスワードを何度変えても、結構、見て覚えちゃっているという...
怒りたいのを通り越して、思わず笑ってしまったけど、そのうち、勝手にアマゾンで買い物などされるのでは、と心配になってきた(笑)。

これから、しばらく「メモ」も成長の証として、保存しておこう(笑)。


ボストン日本語学校のメディア教育セミナーで講演します!

2012-11-27 | Bilingual/Japanese School
いつもガールズがお世話になっている、ボストン日本語学校。
12月8日(土)9時半から、保護者向けに、メディアリテラシーについて、お話をさせていただくことになりました。

こちらに詳細があります。

拙著「メディア・リテラシー」の抜粋が、中学・高校の教科書に載っていることもあり、去年は授業もさせて頂きました。
このテーマにご関心おありの方、お時間がおありの方は是非覗いてみて下さいませ。

New York サンクスギビングパレードへ!

2012-11-23 | Travel/Outing
ブログの更新が滞っておりますが、多くの方に未だにアクセス頂いているようで、本当にありがとうございます。
ブログのテーマにも事欠かないほど、ガールズとの盛り沢山の日々なのですが、ブログ執筆にはなかなか到達できずにおります。

さて、今回は、ガールズを連れて、駆け足で、ニューヨークのサンクスギビングのパレードを観に行ってきましたので、久々の旅行記です。

その前に、Thanksgivingですが、アメリカで最も大事な祝日。
家族や友達がローストした七面鳥などの伝統料理を囲みつつ、日々つつがなく暮らせていることに感謝を伝え会う日。
クリスマスは、宗教によってお祝いする人、しない人がいますが、Thankgivingはより多くの人がお祝いします。
去年は、ハーバードの仲間や家族と楽しくわいわいとお祝いしましたが、今年は日常からの脱出です。

ところで、ありが学校から持って来たカードがとても素敵でした。
クラス全員それぞれから、ありへ「いつも優しくしてくれてありがとう」「算数教えてくれてありがとう」などの、感謝メッセージが書かれているのです。
子供達も、それぞれから「感謝」されることは、自信にもつながりますよね。先生の企画力に唸りました。

* * *

さて、サンクスギビングのパレードですが、Macy's(メーシーズ)という百貨店が毎年行っているもので、巨大バルーンがビル街を練り歩きます。
メーシーズのサイトに詳細情報が。

私が最後に見たのは、ニューヨークに住んでいた学生時代の15年以上も前!
まさか子連れで来る事になろうとは、人生何が起こるかわかりません(笑)w

まずは、自然史博物館敷地で行われる前夜祭イベントへ。
ここでは、パレードで使われるバールーンにヘリウムをいれて膨らませ、準備ができたものから、ネットを被せて翌日の本番を待っているのですが、そこが午後3時から夜10時まで一般公開されます。
79丁目とコロンバスがメインの入口ですが、近くにプレイグラウンドと称して、ピエロがいたり、ジャンプハウスなど、子供達が遊べるところもありました。
ガールズは初めて来た場所で、無邪気に遊ぶタイプではないので、見るだけでした。さすが慎重派、小さい頃から全く変りません。。。
私のほうがはしゃいでたw



さて、肝心のバルーンの方は、思ったよりも相当大きく、足だけでも人間の3倍くらいだったり、ともかくその大きさに驚かされます。
実際に浮いているものでは、その大きさが分かりにくいので、スケールを知るのに役立ちました。


いよいよパレード。こちらに写真のスライドショーがたくさんのっています。
やはり空中に浮いているキャラクター達は、迫力があります。

バルーンの紐を持ってねり歩いている人達、バルーンの合間に登場する山車的なものなど、とにかく参加している人達もめちゃくちゃ楽しそう。
なんと、ウーピー・ゴールドバーグも山車から聴衆に手を振っていて、サプライズに大歓声が。

パレードまで、一時間ほど待ったガールも(私も!)一行が到着するまでは、あまりの混雑ぶりに、「どうして来たのだろうか」と一瞬後悔もしたのですが、トップバッターのキティちゃんが登場した時には、もうすっかりそんな気持ちは吹き飛んで(超現金w)2時間たっぷり楽しみました。それにしても、こんな巨大なバルーンを作ってしまうという奇想天外な発想、ニューヨークに来ると色んな意味で市場経済の行き着く果てを考えてしまうけれど、まさにパレードにもそれを感じました。それに加えての、エンタメ&サービス精神。風情や洗練とは全く無縁なストレートでわかりやすい表現!

ところで、隣に居合せた20代半ばの男性が、ガールフレンドと来ているにも拘らず、2時間もの間、ありを肩車してくれました。
私はりなを抱っこしていたので、本当に助かりました。

ありは、さすがに、自分で立っているだけでは、決して見えないものがよく見えて、大満足でした。
「ありがとう、お兄さん!」。
本当にこういう親切な人がいるんですよね、こういう方に会えただけでも感激でした。
あまりの感謝の気持ちに「コーヒー代」を渡してしまいました。(何度も断られましたが、気持ちということで)

パレードの後は、乗馬ガールのありのリクエストで、プラザホテルの前の観光用幌馬車を見て、お向かえのメガおもちゃストアのFAO Shwartzへ。
あり得ない程の数の商品が、上品で美しく陳列されていました。ガールズは、動物のぬいぐるみに興味津々、ありは一メートル以上ある馬が欲しいと言った物の、1500ドルのお値段で、一秒後にマミーに却下されていました(笑)。
館内には私の大好きなBarefoot Booksも入っていて大感激。(ここの本はストーリー、イラスト、国際性などクオリティが高くておすすめです!)

それから、サンクスギビングのターキーランチを頂いた後は、五番街でウィンドーショッピング。
昔に比べると、ホリデーなのに、たくさんのお店が開いていてびっくり。

ブルガリのネックレス風の飾りが綺麗!


クリスマステーマのディスプレイもいい感じ!



ロックフェラーセンターのスケートリンクを覗いてみましたが、来週がクリスマスツリーの点灯式で、もみの木にカバーがかけられていたのが残念。
結局、ニューヨーク公共図書館まで20ブロックくらい歩きました。


今回は、人ごみが予想されたので、りなはストローラーに乗せましたが、階段などでは、さっと助けを申し出て下さる方が多くて、本当にありがたかったです。

ボストンの「常識的」な人達も良いけど、ニューヨーカーは、喜怒哀楽がむき出しで、そこがまた善かれ悪しかれ人間臭くて、いいな。
取材などをして、ちょっと親しくなると、インタビューが終わったとたんに、人生相談されたりする事も、これまで多々。
競争が激しいから表向きは颯爽と強そうにしているけれど、実際には脆かったりするところもあるのかなと思います。

ともかく、ガールズも大満足で、私も楽しい旅でした♪
二人は、今度はブロードウエイでメリーポピンズを見たいんだって。
また近く来たいです~。

* * *
前夜祭イベントは3時からですが、ヘリウムが入れ終わるのが4時半から5時の間。
バルーンが膨らむ過程をみるには、4時くらいにいくと良いかもしれません。おまけにこの時間はまだ空いています。
当日のパレードは9時に79丁目とコロンバスからスタート。
私のおすすめ鑑賞スポットは、51丁目と6番街のあたりで、ここには9時30分頃到着。
この辺は意外と穴場で、7時半くらい(1時間半前)に行くと最前列で見られます。
椅子とブランケットがあれば完璧かもしれません。
3~4歳位から大人まで十分楽しめます☆