ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

ありごんの分析好き?

2012-09-29 | Learning and Play
8歳にもなると、普段会話していても、世の中の因果関係など、本当によくわかっているんだなぁ、と思って関心することしきり。
私に聞いてくる質問も、高度になって来て「う~ん」と前置きすることも増えてきました(汗)。

小さい頃から、観察能力と分析能力はあったように思うありごんですが、先日もこんなことがありました。
クラスで飼っている金魚が何度か続けて死んでしまったのはどうしてか、と自分なりに分析しています。

ありによれば、
(1)今までプラスティック製だった植物を本物のもの変えたけれど、この植物に何か悪い物が含まれていたのではないか。
(2)何度か死んでしまったペットはすべて同じペットストアで買ったものだけれど、このお店で売っている金魚はあまり丈夫ではないのか。

まぁ、特にどうということもないのですが、こういうことを真剣に考えるところが、ありごんらしい。

「バイリンガル教育」親がしっかりしなくては...

2012-09-22 | Bilingual/Japanese School
新学期が始まって、もうすぐ3週間。日本語学校も毎週土曜日午前中に通っています。
ありは、去年は「行きたくない!」という日が何度かありましたが、今年はなんとか元気に通っています。

私の教育方針は、「押しつけ」ることなく、基本的にはガールズの自主性に任せています。
ただ、「迷っているなぁ」という時は、背中を押すことはあります。なにせガールズは二人とも慎重派。
さすがに8歳にもなると、親の姿勢がわかるようで、先日ありが「他のマミーは、これやりなさいって親が決めるけど、マミーは自分で決めさせてくれるから嬉しい」と言っていました。
ちゃんとわかってくれているのね(涙)。ありがたしw
結局、学びは学校時代だけのものではなく、生涯を通してのものですし、自分で楽しいと思えることをやるのが一番だと思う。

ただし例外は、日本語学校。これだけは、もう選択肢がなく、絶対に行かなければいけない、と、断固たる態度で望んでいます。
日本人の両親を持つ二人、日本語や日本文化を知っておく事は、子供達の人生を豊かなものにしてくれると思うから。
それだけでなく、複数の文化にいることは、多角的な視点を養うにも、とても良い事だと思います。
母の決意?が伝わっているのか、この点には疑問を持っていないガールズで、作戦成功(笑)w

とはいえは、バイリンガル育児の道は険しい。
特に学年が上になってくると、宿題をはじめ、物理的にやることがたくさんあり、親次第だと思う事が多いです。

小さい頃は、日本の絵本や歌、年に数回の日本帰国で良かったものの、さすがに2年生となると話しは違います。
土曜日の三時間にも拘らず、日本と同じ国語と算数の教科書を使っての授業。必然的に、学校3割、宿題が7割という具合です。

ありは算数は大好きなので、放っておいても楽しんでやるのですが、国語がなかなか好きになれません。まぁ、国語のメインは漢字を覚えることなので、気持ちはよ~くわかります。
ただ、ありごんの名誉のために言うと、普段、通っている学校のLanguage Arts「英語」は大好きなんですが...。結局は、親が何とか意欲を持たせて、やらせるしかありません。

それにしても、現地校では、何でも一番先に手を挙げて積極的に発言している、ありごんも、日本語学校では「し~ん」らしい(汗)。
完璧主義者なので、相当自信がないと、自分から発言しないというのは、性格的にもう痛いほどわかる~。
しかし、この循環を変えて、宿題を頑張る>よくわかるようになる>積極的な発言ができるようになる>楽しいからもっとやる>さらに自信がつく、という好循環にしたいところ。

というわけで、新学期を機会に、国語を中心に、もっと、もっと、一緒に頑張らねばと決意を新たにしました。

ちなみに、次女のりなごんは、呑気なもので、「早く宿題やりたい!」とありの去年のワークブックに大胆な落書きをして、宿題をやった気になっております。
二番目は楽でいいよね~☆