明鏡   

鏡のごとく

「大鴉との勝負どころ」

2017-05-15 22:12:26 | 詩小説
大鴉が作りかけの茅葺の屋根の中に舞い降りて
熱中症予防のタブレットを突いて食べていた 
袋を突いて食べていた
次の朝
箱にしまっていたタブレットを開けて食べていた
今日はツボの中に入れておいたので
食べられまいが
大鴉のこと
ツボをひっくり返していないか
明日の朝が勝負どころ

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