ちょっとずつ大きくなってきている気がします。そして今回は痛いと思ったら流血してますよ。。。はぁ、取ってしまおうかしら。
(mayu)さんと「1杯だけ、ね!」と、取り決めをして。京漬物、白菜と塩昆布サラダ、月曜日恒例の¥100お刺身(今日はカンパチでした♪)、炉端ものでは、ヤングコーンをオーダー。
(eb)さんから「ヤングコーンは、ヒゲがおいしい」と言われ、恐る恐る食べてみると・・・ほんとぉだ!甘くって、おいしいよ~。
そして黒糖プリンでしめました。おいしくて、あっというまの時間でした。ごちそうさまでした~♪
(美)ちゃんと別れて歌舞伎座に一目散。そのまま、4階へダッシュ!ちょうど、浜松屋が始まるところからスタート!席はいくつか空いていたけれど、微妙な位置だったので、立ち見を選択。今日の4階席は拍手がすごく、「わぁ~」や「あはははぁ~」など、素直な感想(と言うより、声?溜め息?)が聞こえてきて、おもしろ~い。
海老さんの若旦那。だいぶ声が落ち着いてきたなぁといった感じがしたような・・・あ、やっぱり撤回かも・・・。あの不安定な感じの声が何だか若旦那っぽく聞こえてきたような気もするから不思議。(気のせい?)それにしても東蔵さんのお声は良く通りますね~。
今日の「好きなセリフ」を「好きなやり取り」いくつか。
鳶頭の「へぇ、十両じゃ不足かぃ?・・・それで嫌ならよしにしな」、「売らざら買うめぇよしにしろ、売らざら買うめぇよしにしろ。」、「二本ざしが怖くって焼き豆腐が食えるかい」。
梅玉さんの鳶頭は、とても良い人に見えてしまう(贔屓目?)。手拭いを投げ捨てて行くところも、「はいよ、弁天さん、どうぞ」って感じがしちゃう。。。そんな梅さん、好きです。
このあたりで4階の人が少し増えました。
弁天が着物を脱いで、伸びをする場面。今日はいつにも増して、「うぅぅ~、あぁぁぁ~」と、大胆な伸び。襦袢のパタパタもサービス多め。そんな弁天さんを見る番頭さんは、キョトン。
「さては女と思ったに、騙りであったかぁ」、「や~い、や~い、や~い」
この「や~い、や~い、や~い」というセリフが何度か(3回?4回?)出てきますが、毎回言い方が違うと何かの本で読んだ覚えが。。。
弁天&南郷が花道にかかるところ。初日は海老さんが、じぃ~っと見ていたけれど、今日は、見たいけど・・・うぅぅ我慢!みたいな感じでした。と思ったら途中から段々と身体の向きが花道の方へ。。。見ちゃいますよね~。ここは若旦那として店の表のやりとりを見ているのか・・・。でも花道ってことはお店からだいぶ離れましたよってことだから・・・やっぱり役者海老蔵として見てるのか。どちらにしても、見ちゃうのは仕方ないっす。
弁天「あ~そ~れそ~れ」
按摩「あんま~はり~」
なんか好きなんですね、ここ。
やっぱり成田屋さんは(パパ)は上手ではなく正面奥に引っ込みました。家(型)によって違うのですね。
さて、番頭さんと丁稚ちゃんたち。毎回ちょっとずつ違うので、何回見ても楽しいしカワイイ。
「クセモノ見つけた、そこ動~くな!」
蔵前で辰巳さんのトンボ。いつもどおり軽~く返ってましたが、着地でちょっと滑ったような。。。一瞬、ヒヤッとしました。
勢揃。ドンドンドンと太鼓が早まり幕オープン!
弁天さん、いつもより舞台に近いような・・・。サービスですか?!4階からでも2.5人(赤星の半分まで)見えるのが嬉しい。
捕手さんたちが「して真っ先に進みしは」と言った後に、開いていた左手をぐぅにしておろすところ、どのタイミングかな~と見ていたら自分でも同じ動作しちゃってた。自由な4階ならでは。。。よかった、誰にも見られてなくって。
ここでいつも気になるのが5人が順番に名乗るところ、セリフの後の拍手が大きすぎて(+長すぎて)次の人のセリフの頭が聞こえない。昔の映像を見ると、セリフにかからないようにうまく拍手をしているのがすごく分かる。拍手のタイミングも考えものかも~と思います。でも拍手したいですものね。。。
「・・・弁天小僧菊之助~」と120%の声で張るのが心地良い。良いな、音羽屋さん。大好きです。「とわやっ!」
この場で誰もトンボ返らないのがちょっと寂しい。ひとりふたり軽く返っても良いのにな~。立廻りに備えてのことかしら。
10分はさんで、立ち廻りスタート~。
升一さんのひとり掛かり。返り落ちで頭(鬘)が屋根の縁に触れる(触れた?)くらいの近さで返ってました。ここもヒヤリ。
咲十郎さんの白い棒も持ったひとり掛かり。4回見て今日がダントツで1番よかったぁ~。初日以来、何となく扱いにくそうに見えてしまっていたのですが、今日はバッチリでした!でも、まだまだ進化してください。
倒立から梯子に乗っかる隆松さんの真剣な眼差しが印象的!
そして八大さんは今日も大活躍。すごいなぁ、本当に。
梯子をバッテンに組んで弁天を持ち上げる場面。普通は梯子を肩の高さまで上げることが多いけれど、今回は手を伸ばしきってます。高いです。
最後は8人の返り落ち。すばらしい!もう1回、巻き戻しして見たいんですけどぉ、だめですか・・・?
「弁天小僧菊之助 最期のほどを見物し~ろ~」(←あってるのかしら。)で、立腹&がんどう返し。
と、ここまでで失礼いたします。。。今日もやっぱりKENSさんに場所を移し、ケンズブレンドをいただきました。一応、母の日ということで、ケーキも買いました♪
5/9にめでたくお誕生をむかえた(美)ちゃんのお祝いを銀座で。いつもの「遊食菜彩いちにいさん」でランチをしてから、いつものお店でアクセサリーを見て、いつものようにブ~ラブラ歩きました。
ちょっとだけ着物が見たいという私に付き合ってもらい、夏物を見ていると、なんと(美)ちゃんが、浴衣を着物風に着付けてもらい、帯から小物、なぜか薄羽織にショールまで、トータルコーディネートができあがっていました。そして、「欲しくなっちゃったから買うね」と。
ちょ、ちょ、ちょっと待ってぇ~。着物の第一歩を踏み出してくれるのは嬉しいけど、いきなり夏デビュー?!しかも、そんなにフルフルで買うの・・・?と思い、作戦会議と称してカフェに一時避難。
バースディのお祝いのデザート(クリームブリュレ、おいしかった♪)を食べつつ、一緒によ~く考えました。着物は良く似合ってたし、すごぉく気に入っている様子なのでよいとして、「いるもの」、「いらないもの」を選別。まだ着るまでに時間もあるし、今日買わなくてもいいものは極力外して・・・結局は半分くらいになりました。
和の世界に引きこもうとしてはいたけれど・・・今日その一歩を踏み出すとは、意外でした。ま、とにもかくにも楽しみだね~♪お誕生日おめでとう!
結果的にまぁまぁの席が取れたので良かったけれど、忘れていた自分にショック。このショックから立ち直るために・・・・・・そうだ!今日も幕見しなくちゃ。(え?最後がコジツケ・・・?)
なのに、先月、再放送だか以前に録画していたものだかを偶然見てしまったら、即ハマりました。こんなにおもしろいものを何で今まで独り占めしてたの~って言ってみたら、今さら何言ってるのよとかわされました。いやぁ、こんなにハマるとは!
それからは映画に向けての再放送や出演者が出ている番組などチェックしつつ、ガイドブックを買い、TSUTAYAに通い・・・とりあえず、全部見なくてはっ!映画も見なくてはっ!あぁ、楽しい。楽しいよぉ~♪♪♪
それにしてもIDEEは、オサレですなぁ。今度はカフェにも行ってみよぉ!
予想通り、千穐楽まで待てなかったので・・・幕見してきました。今日がNO残業DAYの水曜日で良かった!7時にあがって急いで行けば立廻りに間に合うなぁと朝からソワソワ。結局、NO残業どころか、6時過ぎにはあがって木挽町に一直線!FLEXを使って4時退社っていうのもありだけど、5/2の初日も歌舞伎有給いただいたので・・・さすがに言い出せず。でも、早めに出られて良かったよ~。
東銀座に着いて階段を駆け上がり、幕見席の窓口をスルーして更に4階まで・・駆け・・上が・・り・・ま・し・た。。。ふぅ~。軽い息切れにもめげずに、とりあえず歌舞伎モバイルのクーポン見せて¥900(通常¥1100!)払い、久しぶりに4階の座席へ!2列ある座席も半分は空いていました。1階で次の幕を待っている人が、けっこういたけれど、この幕から見れば良いのにぃ~と思ってしまう。。
さてと浜松屋の途中からのカンゲキです。弁天が男と見破られたあたりです。今日は「好きなセリフ」、「好きなやり取り」をメインに筆を(ま、正確には携帯を・・・。細かく言えば両手の親指を?)進めまする。
弁天と南郷が、(突き出すのかどうか)「早くしてくんな~」と弱々しい声で言うところ。
・・・このやる気のなさ(?)が好き♪
知らざぁ言って~聞かせやしょうの名台詞は言うに及ばず、五人男の名前をあげて、最後に「あっちはほんの頭数さ~」とキセルをくわえながら言うところ。
・・・あたまかずさ~がほとんど聞き取れないところが好き♪
弁天が額につけられた傷を南郷に見せて、「この傷が痛くって痛くって」と大げさに言うところ。
・・・ほんとに痛いんだろうけど、楽しそうに傷を自慢するようなところが好き♪
膏薬代にと20両せしめてすぐに数えだし、「お・お・き・な・こ・え・で」とリズミカルに言うところ。
・・・ご機嫌なおったと思ったらすぐまた不機嫌に。そんな気が短いところが好き♪
弁天が、こんな端金で帰れるかと、もっと出せと言うも、駄右衛門の合図に気づいた南郷が「帰ったほうが、よ・か・ろ・う・ぜ」と言うところ。
・・・身振り手振りが好き♪
とりあえず帰ってやろうと弁天が「これをご縁にまたちょくちょく」と言うところ。
・・・本当にまたすぐに来そうなところが好き♪
弁天と南郷が身だしなみを整えて「これで『し』が隠れる」と言うところ。
・・・何とも江戸っ子なところが好き♪
南郷に忘れ物がないかと聞かれ、仕込みの布っぱしを拾いつつ「もとがかかってるんだ」と弁天が言うところ。
・・・ケチなやろ~なところが好き♪
丁稚ちゃんが「おは~~~~~~~~~~~い~~」というところ。
・・・昔の子役ちゃんに比べると短い気もするけれど、やっぱり好き♪
※ちなみに現橘太郎さんが丁稚を演じている映像がありますが、南郷役の羽左衛門さんに本当に水をかけられてます。でも、さすがはカワイイ部屋子ちゃん相手ですからね、タイミング見てかけてます。何だか親心な感じ。
丁稚ちゃんに、そっちの(鳶頭の草履)を持って来いと言ったら、それはカシラんだいと言われ弁天が「カシラもシッポもあるものかい」と言うところ。
・・・お茶目なところが好き♪
坊主持ちをしようと決めた弁天&南郷。坊主が出てきたと思ったらすぐに引っ込んだ。荷物も自分に返ってきちゃった弁天が「いめえましい按摩だなぁ」と言うところ。
・・・このあと自分の唄に酔っちゃうところが好き♪
丁稚ちゃんとのやり取りで番頭さんが役者尽くしで「オリンピックを三津五郎」「ちょっと噂を菊五郎」「成田屋、成田屋、メダリスト~」と言うところ。
・・・毎回旬なネタを入れこむ番頭さんが楽しそうで好き♪
蔵前の場へ。
駄右衛門が「有り金残らずもらいたい」と言うところ。
・・・何だか強引だけど愛嬌があって好き♪
駄右衛門が「イモ刺しだぞ」と言うところ。
・・・言ってることは怖いけど、何だかかわいく聞こえちゃうから好き♪
このまま、立廻り→がんどう返しまで見て退席しました。。。
KENSさんに場所を移し、ハニートーストとウサカプさんにお疲れさま~と労われつつ、カンゲキまとめ。はぁ、心もお腹もいっぱいで満足~♪
まずは幕開き。初瀬寺花見の場。中村屋さんバージョン(以下、【中ver】)は千寿姫(七之助さん)はじめ、薩島典蔵(錦吾さん)、千原主膳(彌十郎さん)、千原左近(高麗蔵さん)、柵(芝喜松さん)など15名ほどが板付き。
一同が下がったところで、赤星十三郎(福助さん)が花道から登場、舞台で叔父の赤星頼母(幸右衛門さん)と会う。100両の大金が必要となった経緯が分かる。ふたりが上手下手に入ると、「姫君様、さぁ、お越し遊ばしませ~」と声がかかり、七姫さん、奥女中の芝喜松さん(あ、「柵」じゃないのね・・・)腰元さんずらりで、【音ver】の始まりと同じ場面。
花道から信田小太郎(実は弁天小僧菊之助。勘九郎さん⇒現勘三郎さん)と奴駒平(実は南郷力丸。三津五郎さん)の出。奴さんに話しかけるのは芝のぶさんともう1人(國久さんかな?)。キレイどころですね~。三津奴さん、小気味が良い感じで好きです。姫さまに、刀で思い切ってしまいなさい(そのフリ。)と指南する仕草もおちゃめ。
かっこよく登場するのは忠信利平(信二郎さん⇒現錦之助さん)!傘を取って顔を見せる場面では桜がハラハラ。やっぱりこれは演出なのね~。しっかり悪~い顔してます。
神輿ヶ嶽の場。弁天と居直る姿で一気に世話物の世界へ。弁天の「なんと肝が潰れたか」というセリフ。暫の小金丸も言うセリフ。好きなセリフの1つです♪やっぱり日本駄右衛門(仁左衛門さん)はおっきいな。
【音ver】で気になっていたワイヤーですが・・・【中ver】も同様に上にあがっていきました。ということは、昨日の舞台で暗転になったのはアクシデント・・・?次回がどうなるか楽しみ。次の稲瀬川谷間の場までの鳴物が法界坊の穴掘りの場面の音と同じかなとふと思ったりしたけれど・・・デジタルライブラリが自宅に欲しいです。
赤星と忠信利平が仲間になる場面、思わず「若旦那さま」と呼びかけてしまうところにおかしみが。さてと、だんまりです。蛇カゴ、これ好きなんです。幕外、弁天の引っ込み。キリリと構えたり、ダラリと歩いたり、最後はチョコチョコ歩きで客席を沸かせて入っていきます。
二幕目。鎌倉雪の下浜松屋の場。悪次郎(助五郎さん⇒後の源左衛門さん)がお店の中をキョロキョロ。番頭さん(四郎五郎さん)は帳場に座ってますね~。手代(錦弥さん、三津之助さん他)は5人います。あらあらさっきまでの姫さまが浜松屋宗之助(七之助さん2役)に。女形も立役もキレイですねぇ。これぞ若旦那って雰囲気です。
上手の襖を開けて浜松屋幸兵衛(弥十郎さん⇒現在は「彌」十郎さんですね)が出てきます。今月の【音ver】では正面奥から出てきますね、確か。「へぇ、十両じゃ不足かい?」この言い回しは人によってだいぶ違いますね。ジュッチー鳶の啖呵がカッコイイです。玉島逸当の出も上手の襖から。【音ver】は正面から少し覗いて出てくる感じでした。
男と見破られて着物を脱ぐところでは「せいせいした」と言ってます。【音ver】では「サバサバした」と。番頭さんと丁稚2人のやり取り。「この金、何に使おうか。そうだ、今年7月ニューヨークで中村座があるとのこと。それを見ずばなるまいやい!」「アテネオリンピックのサッカー」ネタも。
蔵前の場。駄右衛門の「有り金残らず、もれぇ~てぇ~」というセリフ。仁左さまの大きさ、悪党の雰囲気、良いですね~。七宗之助ちゃんの下着の袖に付けている紋と見比べる仁左駄右衛門さんの小袖は、まるまる黒紋付き。【音ver】では夏駄右衛門さんの小袖の一部だけが縫い付けられていたような・・・。(海老宗之助さんの小袖と同じように・・・。)この場に現れる手代は・・・あぁ、お顔が見えましぇん。トンボは横向きでした。今月の辰巳さんは正面向き。
勢揃の場。捕手の面々・・・こちらもあまりお顔が見えない。。。たぶん、いてうさんいました。この場面の捕手さんの着付けの色合い好きです。すっきりとしてカッコイイ!
はい大詰です。極楽寺屋根立腹の場。浅黄幕の前に三味線の杵屋五七郎さん、大薩摩の鳥羽屋長孝さんが出て、立廻りまでの気持ちを盛り上げてくれます。幕が降り落とされると弁天&悪次郎。これは【音ver】も同じ。梯子隊でます。いっっっぱい!今月より多い気がする。中村屋さんのプルプルっとした独特の見得、けっこう好きなんです。鳴物の音に良く乗ってリズミカルな立廻り。左十次郎さんや八大さんが鮮やかに立廻ります。
4人掛かりで、2人が左右でトンボを返り、その場で3点倒立して足を開く、その足の間を残りの2人が返り越し。すごい!後半戦はスピーディーに!どんどん屋根から落ちて行きます。落ちても落ちても、出てくる出てくる。。。棒のひとり掛かりは誰かな・・・。目にも止まらぬ速さですよ。シンの中村屋さんも良く動く!三津之助さん(たぶん)なんて十手の二刀流ですよ~。最後は8人揃っての返り落ち。圧巻!立腹で、がんどう返しとなります。ふぅ~。
極楽寺山門の場。駄右衛門にかかる大須賀五郎(錦弥さん)かっこよいです。そうこうするうちに青砥左衛門藤綱がセリ上がります。これは中村屋さんの早変わり。あの立廻りのすぐ後にスゴイです。
しっかし、この上演、幕間なしで約4時間。かなり長いです。
とまぁ、【中ver】と【音ver】をザックリと比較してみました。これで今月の舞台がまた楽しくなるかしら。