三味線体験♪

歌舞伎長唄三味線方、杵屋栄十郎師に三味線を習うご縁をいただきました。

歌舞伎好きなら、三味線や鼓に触ってみたい、ちょっと音を出してみたいと思うことありますよね。私もずっとそう思っていました。今回のご縁は本当に嬉しいです。

誘っていただいたmomoさんと待ち合わせ、師匠のご自宅へ。とても穏やかな笑顔で迎えていただきました。

玄関には、いきなり隈取りが！十代目團十郎丈（三升時代）のものでした。お部屋に入ると、天王寺屋さんの隈取！思わず手を合わせてしまいました。目元や鼻のあたりを見ると、天王寺屋さんのお顔が浮かび上がるようです。その横には、二代目松緑丈の、弁慶のお写真が。今にも六方を踏み出しそうな躍動感ある素敵な1枚です。

もうこの時点でテンションアップ〓〓〓

さて、さっそくお稽古に。前日に用意した正座椅子を出して…準備OK！

まずは、三味線の組み立て方、糸の張り方など、音の出し方、調整の仕方など、見せていただく。三味線の皮は猫皮だそうです。それから、三味線の持ち方、バチの持ち方、構えなど教わり、さっそく音を出してみます。チントンシャン♪

ここからは、ひたすらにお稽古。途中、プリン休憩あり＾＾
貴重なお話あり、勧進帳をリクエストして弾いていただいたり、なんと鼓も打たせていただきました。3時間の予定が、なんと5時間！！

先生、本当にありがとうございました！また、ぜひ…必ず…お願いいたします！来月の明治座、楽しみにしています。

写真は、momoさんとの連れ弾き風。格好だけは弾けそう？！momoさんは実際うまかったです。最後の1時間ほどは、momoさんのさくらを聞きながら、私は師匠と歌舞伎話してました。普段、使わない薬指と小指がつっちゃって。。。