「もったいない」ブランド 伊藤忠が環境保護で展開 (共同通信) - goo ニュース
合言葉は「もったいない」!
伊藤忠商事が26日ノーベル平和賞受賞者でケニア副環境相のワンガリ・マータイ女史が提唱する「もったいない」をブランドにして商品販売する事業を始めると発表したそうです。マータイ女史は限られた資源を大切に使うという意味を表す言葉として「もったいない」の持つ精神を提唱している
収益の一部はマータイさんが創設した植林運動に寄付され、消費者や企業が買い物を通じて環境保護に参加できるような仕組みになっているようです
植林を表す緑の葉っぱに「MOTTAINAI」とローマ字で書いたロゴマークをTシャツや布バッグ、食器などに印刷して販売するそうです。また風呂敷、扇子等の日本の伝統工芸品も商品にする予定もあるそうです

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例えば1700円のTシャツを買うと300円がマータイさんが立ち上げた環境保護活動を行うNGO「グリーンベルト運動」に寄付されます。
日本語の「もったいない」が「MOTTAINAI」という英語となり、島国日本独自の限られた資源を大切に使うという意味を表す「もったいない」の精神が世界中に浸透することを強く願ってます
【豆知識】
「グリーンベルト運動」とはケニアの環境活動家ワンガリ・マータイが環境保護と住民の生活向上を目的に、1977年から非政府組織(NPO「)として始めた運動。グリーンベルト運動」ケニアにおける森林破壊による砂漠化を防止するための植林に貧困に苦しんでいる女性を動員した。最初は7本の木を植えることから始まったこの運動は現在までに3000万本もの木を植えている。植林活動に貧困の女性を動員する中で彼女たちに資金や技術・教育・家族計画の知識を提供しすることによって女性たちが何のために生きるのかを考えるきっかけを与えた。この運動はケニア国内にとどまらず、タンザニアやウガンダなど約20か国にも広まっている。この運動によりマータイの2004年度ノーベル平和賞受賞が決定した。環境分野における草の根の植林運動を育てた彼女の功績が評価されての受賞であう。アフリカ女性としては初めてのノーベル賞受賞である。