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「沿岸語り部ガイド等育成研修会」

2012年03月08日 | 復旧・復興への取り組み
東日本大震災の記憶を後世に語り継ぐ人材を育成するための研修会が平成24年3月1日(南三陸町),3月2日(気仙沼市)で開催されました。

この「沿岸部語り部ガイド等育成研修会」は震災風化の抑止と持続的な被災地支援の働きかけや,被災地の交流人口の増加による地域経済の活性化,地域が主体となった観光客受入態勢の構築などが目的です。

1日目は南三陸町。
県内沿岸の10市町から約70人ほどが参加しました。皆さん震災で被害のあった地域の方です。

↓まずは、町内にあるベイサイドアリーナへ。



ベイサイドアリーナでは「3・11~あの瞬間を忘れない~ 写真パネル展」が開催されていました。

↑写真を見ながら、ガイドさんが当時の話をします。


次に,浸水エリアを見学しながら以前のブログでもご紹介した南三陸志津川福興名店街こと「南三陸さんさん商店街」を見学しました。(以前のブログはこちら

↑平成24年2月25日に完成したばかりの仮設店舗にみなさん興味深々の様子でした。


その後,南三陸ホテル観洋に移動し南三陸町の「ガイドサークル汐風」のお一人から震災時の体験をお話していただきました。さらに「語り部プログラム」(語り部ガイドさんが震災の体験をつたえる取り組み)の立ち上げについてや,南三陸ホテル観洋阿部女将からのお話、JTB東北の学びのプログラム(被災地にきてもらい震災を学び伝えるための取り組み)についてお話を伺うことができました。
 
先ほどお話を伺った「ガイドサークル汐風」は平成20年度に開催された「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」をきっかけに始まっサークルだそうです。みなさん震災を経験し,話すのが辛いときもあったと思います。お話を聞いて,地元の心を伝えたいという気持ちを強く感じました。

私は初日だけの参加となりましたが,みなさんは次の日,気仙沼へ場所を移し気仙沼観光ボランティアガイドさんの案内により気仙沼市内をし被災地の理解を深めたそうです。

「被災地を語り継ぐ」という取組みが復興の一歩につながればいいですね。

(MIEHARU)

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