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園芸振興総合戦略セミナーを開催しました

2012年07月30日 | お仕事情報
 7月26日に宮城県気仙沼地方振興事務所農林振興部主催で
「園芸振興総合戦略セミナー」を開催しました。


今回のセミナーは、
「地域農業の活性化と再生に向けて植物工場の現状と可能性を探る」
と言うテーマのもと、

(株)三菱総合研究所地域経営研究本部長の伊藤保主任研究員と

(株)グランパ阿部隆昭社長

の2名を講師としてお招きし、講演を頂きました。




三菱総研の伊藤主任研究員は、同社が立ち上げた
植物工場研究会のプロジェクトリーダーも務めており
「植物工場の現状と地域活性化への貢献・展望」と題して、
植物工場の現状と未来について主に経営的側面から
お話しをしていただきました。







グランパの阿部社長には、
「地域に根ざした植物工場の運営と陸前高田市での取り組み」
と題して、同社が陸前高田市で新たに始めた取り組みと同社の
植物工場(通称:グランパドーム)について、
具体的なお話しをしていただきました。




植物工場外観




植物工場内部




植物工場は震災後、被災農地の活用や雇用確保対策などから
注目されています。

2人の先生がいずれも強調していたのが、既存農家さんとの棲み分けです。
植物工場がいくら頑張っても、自然の中で育った「旬の味」には
かなわないとのことです。

植物工場の最大の強みである「安定生産」を生かしつつ、
地域に馴染む植物工場が求められそうです。(t.s)

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