2006年12月26~2007年1月5日に訪れたモロッコ・スペイン旅行の写真⑥
建築家アントニオ・ガウディの作品紹介第三話。
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グエル公園はバルセロナの高台に佇む閑静な住宅街の中にある。
地下鉄のレセップス駅から徒歩15分ほど。
最後は結構急な坂なので、バス利用でくるほうが利口かも。
この公園は、イギリスの田園住宅を60棟建てる分譲住宅地の予定だった所。
資金問題で頓挫し、住宅地でなく公園として生まれ変わったのだ。
その間、完成した住宅はたった二軒。
そのうち一軒はガウディが住居として使っていたのです・・・
あまりにも有名なガウディのトカゲ。
モザイクタイルで作られていて実に可愛い。
口から流れる水がちょっと”ヨダレ”の様(笑)
ドリース式の列柱がが並ぶ。
こういう同じリズムで柱が並ぶ間を突き抜けるのは気持ちが良い。
ちなみに、ここは当初住民たちの市場として使われる予定だったとか。
石材を積み上げて造られた列柱。
先ほどのドリース式ものと比べ随分印象が違う。
こんなところで犬を散歩させてみたいものだ。
グエル公園とそこから眺めるバルセロナの街並み。
ほんとうは、ベンチに座ってのんびり夕焼けを楽しみたかったんですけど・・・
ガイドブックに1/1~1/6は休館と書かれていたカサ・ミラが20時まで開館していたもので、それに間に合うようにちょっと駆け足。
ギリシア劇場と呼ばれる人体の曲線に合わせたベンチ。
モザイクタイルがとても綺麗で、模様を眺めながら歩くのも楽しい。
ただ・・・観光客が多すぎてなかなか自分の気に入ったポジションに座れないのが難点。
分譲された2宅地の内の一つガウディ邸。
今はガウディ博物館として内部が公開されている。
カサ・バトリョと違って、こちらはガウディがデザインした家具も一緒に見れるのでその点でお得。
この写真は、居間にあった鏡。
有機的なデザインで独特。
ガウディの書斎にあったデスク・・・の丁番部分。
竜の形をした丁番に感激。
今回は時間がなくて見れなかったグエル別邸のドラゴンの門扉を始め、ガウディのドラゴンの模様が大好きな私。
見つけたときは嬉しかったなぁ。
さて、カサ・ミラに向かいますか!
と、そういえば正面をまともに見ていなかった我々。
ついたと同時にトカゲに駆け寄っていたのだ。
こんな住宅地あったらいいなぁ。
宅地全部がガウディの建物っている夢の公園が完成していたらどんなに良かったことか・・・
■グエル公園(ガウディ博物館)の公式サイトはこちらから
時間:4~9月 10:00~20:00
10~3月 10:00~18:00
料金:無料、ガウディ博物館は4ユーロ
※ガウディ博物館はサグラダ・ファミリアとセットでチケットを購入すると+1ユーロで入場可能。チケット購入の時はお忘れなく・・・
地下鉄にのってカサ・ミラへ到着。
夕暮れのなかライトアップされる外観。
写真好きにはたまらないタイミング。
おかげで、いい写真撮れました~
ちなみに下に見える人影は入場待ちの列。
30分待ちでした・・・
ゲートをくぐるとぐるっと周りを囲まれた中庭に。
それほど広くない中庭なのだけど、曲線だからかそれほど圧迫感がない。
軒裏(ピロティの上部)には植物をあしらった模様が描かれていて、下からあてた照明が通行する人の影で揺らめき、不思議な感覚になる。
魔女の森?
深海?
なんかそんな人の営みから離れた暗い・深いところに佇んでいる気がした。
カサ・ミラでは三脚を没収されてしまった・・・
なんで手ブレ必死で撮影。
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館内は、どちらかというと博物館といった感じ。
この小屋裏の鯨の背骨をモチーフにした回廊と、屋上ぐらいしか空間的見所はない。
見学できるのはこの小屋裏と、その下の住居、屋上と先ほどの中庭のみ。
住居部分は、カサ・バトリョに比べるとハデさがなく、少し物足りない感じ。
ただ、ガウディファンにはたまらないのが、ここの展示。
サグラダ・ファミリアの地下にも同様のガウディ作品の展示がありましたが、ここの展示物の模型は最近作られもので、とても精巧に出来ている。
ガウディ作品をイロイロな角度から見る事が出来き嬉しい。
そして、もう一つ興味深いのが、このようなモチーフとなった品々が展示されている事。
ガウディ作品を見た後にコレを見させられると、
「あ~コレあそこにあったよね」
と、今まで見てきたデザインの意味を改めて知る事が出来るからだ。
カサ・ミラといえば屋上?
一部修復中でしたが、ライトアプされた屋上はこんな感じ。
ただ、やたらめったら段差が多い。
屋上=平らというイメージが強いのだが、なぜ?
とかなり疑問だったのだけど、小屋裏の独特なデザインが外皮に影響を与えるてるんだなと理解。
今、鯨の背中にのっかているんだと思うとちょっと愉快になる。
換気塔の間から満月が・・・
もうバルセロナとはお別れ。
う=む。ガウディ作品が見たりない。
今回、サグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、グエル公園、カサ・ミラとアントニオ・ガウディの作品を見てきましたが、やはり一番のお勧めは、カサ・バトリョ。
バルセロナに訪れて時間がない方でも、入場料が高いからって諦めてしまう学生さんにも、ほ~~~んとうにお勧めです。
絶対訪れてみてくださ~い!
■カサ・ミラのツアーオフィスはこちらから
時間:10:00~20:00
休日:月、1/1~1/6、12/25となっていましたが1/4に開館してました
料金:8ユーロ
TEL:902-10-12-12
■事前予約チケットはこちらから購入可能(多分)
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さて、今回のモロッコ・スペイン旅行は6回に別けてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
2月中には美しい旅行の写真を大量に公開予定です。
■AkatukiのHPもよろしくお願いします!
海外旅行の写真をはじめ雑多な情報を公開しています。
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■モロッコの写真はこちらからご覧ください。
■スペイン旅行①(ロンダ・コルトバ)はこちらからご覧ください。
■スペイン旅行②(コルドバ・バルセロナ)はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作 サグラダ・ファミリアとグエル邸はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作 カサバトリョはこちらからご覧ください。
建築家アントニオ・ガウディの作品紹介第三話。
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グエル公園はバルセロナの高台に佇む閑静な住宅街の中にある。
地下鉄のレセップス駅から徒歩15分ほど。
最後は結構急な坂なので、バス利用でくるほうが利口かも。
この公園は、イギリスの田園住宅を60棟建てる分譲住宅地の予定だった所。
資金問題で頓挫し、住宅地でなく公園として生まれ変わったのだ。
その間、完成した住宅はたった二軒。
そのうち一軒はガウディが住居として使っていたのです・・・
あまりにも有名なガウディのトカゲ。
モザイクタイルで作られていて実に可愛い。
口から流れる水がちょっと”ヨダレ”の様(笑)
ドリース式の列柱がが並ぶ。
こういう同じリズムで柱が並ぶ間を突き抜けるのは気持ちが良い。
ちなみに、ここは当初住民たちの市場として使われる予定だったとか。
石材を積み上げて造られた列柱。
先ほどのドリース式ものと比べ随分印象が違う。
こんなところで犬を散歩させてみたいものだ。
グエル公園とそこから眺めるバルセロナの街並み。
ほんとうは、ベンチに座ってのんびり夕焼けを楽しみたかったんですけど・・・
ガイドブックに1/1~1/6は休館と書かれていたカサ・ミラが20時まで開館していたもので、それに間に合うようにちょっと駆け足。
ギリシア劇場と呼ばれる人体の曲線に合わせたベンチ。
モザイクタイルがとても綺麗で、模様を眺めながら歩くのも楽しい。
ただ・・・観光客が多すぎてなかなか自分の気に入ったポジションに座れないのが難点。
分譲された2宅地の内の一つガウディ邸。
今はガウディ博物館として内部が公開されている。
カサ・バトリョと違って、こちらはガウディがデザインした家具も一緒に見れるのでその点でお得。
この写真は、居間にあった鏡。
有機的なデザインで独特。
ガウディの書斎にあったデスク・・・の丁番部分。
竜の形をした丁番に感激。
今回は時間がなくて見れなかったグエル別邸のドラゴンの門扉を始め、ガウディのドラゴンの模様が大好きな私。
見つけたときは嬉しかったなぁ。
さて、カサ・ミラに向かいますか!
と、そういえば正面をまともに見ていなかった我々。
ついたと同時にトカゲに駆け寄っていたのだ。
こんな住宅地あったらいいなぁ。
宅地全部がガウディの建物っている夢の公園が完成していたらどんなに良かったことか・・・
■グエル公園(ガウディ博物館)の公式サイトはこちらから
時間:4~9月 10:00~20:00
10~3月 10:00~18:00
料金:無料、ガウディ博物館は4ユーロ
※ガウディ博物館はサグラダ・ファミリアとセットでチケットを購入すると+1ユーロで入場可能。チケット購入の時はお忘れなく・・・
地下鉄にのってカサ・ミラへ到着。
夕暮れのなかライトアップされる外観。
写真好きにはたまらないタイミング。
おかげで、いい写真撮れました~
ちなみに下に見える人影は入場待ちの列。
30分待ちでした・・・
ゲートをくぐるとぐるっと周りを囲まれた中庭に。
それほど広くない中庭なのだけど、曲線だからかそれほど圧迫感がない。
軒裏(ピロティの上部)には植物をあしらった模様が描かれていて、下からあてた照明が通行する人の影で揺らめき、不思議な感覚になる。
魔女の森?
深海?
なんかそんな人の営みから離れた暗い・深いところに佇んでいる気がした。
カサ・ミラでは三脚を没収されてしまった・・・
なんで手ブレ必死で撮影。
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館内は、どちらかというと博物館といった感じ。
この小屋裏の鯨の背骨をモチーフにした回廊と、屋上ぐらいしか空間的見所はない。
見学できるのはこの小屋裏と、その下の住居、屋上と先ほどの中庭のみ。
住居部分は、カサ・バトリョに比べるとハデさがなく、少し物足りない感じ。
ただ、ガウディファンにはたまらないのが、ここの展示。
サグラダ・ファミリアの地下にも同様のガウディ作品の展示がありましたが、ここの展示物の模型は最近作られもので、とても精巧に出来ている。
ガウディ作品をイロイロな角度から見る事が出来き嬉しい。
そして、もう一つ興味深いのが、このようなモチーフとなった品々が展示されている事。
ガウディ作品を見た後にコレを見させられると、
「あ~コレあそこにあったよね」
と、今まで見てきたデザインの意味を改めて知る事が出来るからだ。
カサ・ミラといえば屋上?
一部修復中でしたが、ライトアプされた屋上はこんな感じ。
ただ、やたらめったら段差が多い。
屋上=平らというイメージが強いのだが、なぜ?
とかなり疑問だったのだけど、小屋裏の独特なデザインが外皮に影響を与えるてるんだなと理解。
今、鯨の背中にのっかているんだと思うとちょっと愉快になる。
換気塔の間から満月が・・・
もうバルセロナとはお別れ。
う=む。ガウディ作品が見たりない。
今回、サグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、グエル公園、カサ・ミラとアントニオ・ガウディの作品を見てきましたが、やはり一番のお勧めは、カサ・バトリョ。
バルセロナに訪れて時間がない方でも、入場料が高いからって諦めてしまう学生さんにも、ほ~~~んとうにお勧めです。
絶対訪れてみてくださ~い!
■カサ・ミラのツアーオフィスはこちらから
時間:10:00~20:00
休日:月、1/1~1/6、12/25となっていましたが1/4に開館してました
料金:8ユーロ
TEL:902-10-12-12
■事前予約チケットはこちらから購入可能(多分)
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さて、今回のモロッコ・スペイン旅行は6回に別けてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
2月中には美しい旅行の写真を大量に公開予定です。
■AkatukiのHPもよろしくお願いします!
海外旅行の写真をはじめ雑多な情報を公開しています。
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■モロッコの写真はこちらからご覧ください。
■スペイン旅行①(ロンダ・コルトバ)はこちらからご覧ください。
■スペイン旅行②(コルドバ・バルセロナ)はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作 サグラダ・ファミリアとグエル邸はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作 カサバトリョはこちらからご覧ください。
特にカサ・バトリョ。
次回行く機会があったら絶対入ります。
ほんと、わたしも実際訪れる前はコレほど興奮すると思わなかったんですよね。
ガウディはもちろん好きだったんですけど、やっぱサグラダ・ファミリアが一番だと思っていたから・・・
でも、実際自分の目で見るとカサ・バトリョが一番。
ほんと、次回は絶対訪れてくださいね~!
ちなみにワタクシ、公園のトカゲに乗りかけました。
トカゲに乗るだなんてとても考えられない状況でした。
グエル公園に行った人に写真を見せると・・・
コレでも人が少ないそうです。
話は変わりますが・・・
私はジブリミュージアムの猫バスの上に乗りました。
係員に思いっきり怒られましたけど・・・