Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

今年最後の研究会

2012年11月07日 00時15分24秒 | 講座・講演・研究会
冷たい雨が降る寒い一日、中野サンプラザへ。

前回(9月)は仕事やらなんやらゴチャゴチャしていて、
うっかり研究会に合わせて休みを入れておくのを忘れて出席できなかった。

なので、今回は満を持して(?)の出席。

科目は炉の真台子。
真之炭手前、真之行台子、そして台子の濃茶付花月。

炉の方はねぇ、、、真之炭も真台子もノートがわりとちゃんと出来ている

だからこそ、ノートはあまり見ずに舞台の方に集中するようにした。

だって、なまじ下手な模範点前(or手前)だったら逆に混乱しちゃうんだもの

以前、舞台上の人が間違えたのに、それを“正解”だと思ってノートに書き込んで修正したら、
やはりそれが間違いだったとわかって、もう何がなんだかわからなくなっちゃって

それに懲りて、「まず見て自分なりに納得してノートと照合しないとダメだな」と学習。

真之炭も真台子もそんなに稽古を積んだわけではないし、予めノートを見たわけではないけれど
風炉よりは炉の方がノート作りに頑張ったからか、わりと記憶にあった。

真之炭は緊張したのか、あるいは稽古不足なのか、手順に身がついてないようで
「これは下手に見ない方がいいかな」と考えているうちに眠くなってしまって

うつらうつらしているうちに、いつのまにか次の真之行台子に。

「あちゃー」と焦りつつ、点前を見ていたら、もう完璧っ

きっちり身についていらっしゃって、業躰先生も口を挟めないほどに気持ちいいくらいに流れていった。
場内はシーンとしていたけれど、あまりにもパーフェクトなので、ちっとも眠くならない。

こうなってくると、ノートとの照合がしたくなって、「どっかで詰まってくれないかな」。
天目茶碗の小回しのところでやっと進行がストップしたので←回し方でご注意が入り

そこでノートと照合ができた。
でも、教本のような点前なので、ノート見るよりも自分自身の記憶に照らし合わした。

自分の記憶で集中して観るから、「次はどうする」とわかる。
果たして、その通りに進むから、「さて、次はこうだ」「そして、あれが…」

ノート見るよりも舞台を見ている方が勉強になるって初めてで、いい刺激だった。

道具拝見のところでササッとノートをさらえたら、ノートの出来もよかった

次の真台子の稽古が待ち遠しい

昼休みは友人と会って話をするために一緒に食事するために2階へ。
俯瞰的に舞台上が見下ろせるので、「じゃあ」とそのまま午後は2階席から見学。

台子での花月を観るのは初めて。

たぶん、“デキ”だったのだろう。
そのせいか、気持ちばっかり先走り感があって、ちょっと興ざめ。

帛紗つけないで四畳半に詰めちゃったのは気がついて、後からつけてたのはいいとしても、
「花」って名乗って、替え札とらずに点前座行っちゃうのは、どーよっ

1年の最後なので「講義」の時間があったのだけど、質疑応答の時間帯?
それも、何がなんだかよくわからない内容で。

3時近くまで終わらなくて、なんかそこで気持ちがダレてしまった。

そういえば、フツーの社中は炉開きなんだなぁ。

私には無関係?
(でも、少なくとも今年は余裕ないので、これでいい)

※写真は七種の和菓子の一部。(全部見せちゃうと“奥秘”なので支障あり

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1 コメント

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古書 (とし)
2012-11-07 07:37:00
家族が本のリサイクルショップで茶道の本、しかも古い時代のものを見つけて買ってくれました(*^_^*)。
先代のお家元の本なので、お好みものや文章も違うし写真もオーッと古いです(^^)。
私が生まれた頃印刷された…ということは…戦後、復興の力を入れてどんな頃かなあ…と思いつつも貴重な本に感激しています(^_^)。
来週、講習会があるのですが予習を忘れてました(^^;)。

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