Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

名碗

2009年12月11日 08時39分02秒 | 美術館・博物館etc.
『名碗のかたち』
サンリツ服部美術館
※12月13日(日)まで

唐物、高麗、和物(楽)、和物(楽以外)の4つのパートから構成。
それぞれ代表的かつ特徴的な茶碗を展示してある。
点数は約40点と少ないけれど、一つ一つが逸品なので見応え充分。

一つしかない光悦が「不二山」だもんなぁ。
三回めになるけど、見る度に新しい発見がある。
今回は付属品の展示も。
箱の蓋と袱紗、譲り状。

もちろん、他もよかった。
また、伯庵茶碗。
今秋、3度めだ。
だんだん良さがわかってきた。

1,700円の目録買って、帰りの電車内で見る。
(ごっつすぎないのがいいところ◎)
実際に見た印象が写真の印象に刷り変わらないようにと、二周してじっくり観た。
でも、細かい見所を見落としてたなぁ。
やっぱ、ワタシの観方って、まだまだ甘いなぁ。
と反省。

先日の茶道文化検定でも、天目茶碗と高麗茶碗の設問で間違えた。
天目はカンペキなミスリードだったけど、高麗は覚えていなかった箇所。

茶道具めぐりして覚えた事が試験に有利になる場合もあれば、惑わす罠になることもある。
むしろ、テキストを丸暗記したヒトの方がいい点数とれてるかもしれない。
だけど、それは虚しい。

これからは検定を意識した茶道具観賞の仕方を模索しないとなぁ。
なんてことを考えた。

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