★湯木美術館 サイト
早春展『春の茶道具取合せ』 *3月24日(日)まで
実は展覧会2日目に訪れたのだが、ほったらかしにしてしまった。
久しぶりに与次郎作の「公用」文字入り茶釜を拝見。今回は回転していないのが残念。
古染付山水図はその直前に藤田美術館の展示解説で「山水図をどう鑑賞するか」について教えてもらったので、さっそく実践?
原羊遊斎策の菊蒔絵大棗。これも嬉しい。30個あるけど、私は幾つ拝見しただろう。今度、数えてみよう。
一入作の黒楽茶碗「曙」。赤黒い黒。これが一入だよなぁ。
重文の唐物茶入「紹鴎(みほつくし)茄子」。有名なんだよなぁ。これ。
ちょっと飛ばして掛物。
不昧公の書状「しるこの文」。狩野惟信に宛てたもの。「雪が積もったので、例にしるこを用意しましたから、おいでませ」。
こういう身分にこだわらないフレンドリーな手紙を書くところがいいなぁ。
表千家の啐啄斎宗左の「万歳々々万々歳」。
備前焼の耳付水指「キカ猿」。了入作の蓋添っている。ぴったり。さすが。
長次郎作の赤楽茶碗「再来」。
茶杓「ツリ夷」。 碌々斎宗左作。今宮戎の福笹で作ったもの、らしい。
あと、吉田屋窯の九谷焼花文盃。小さかったけどね、「吉田屋だぁ」ととても懐かしく思った。
湯木美術館は大抵が空いている時に行くんだけどね、今回は日曜日の午後だったしね。
60代~70代のご婦人3人が大きな声で感想を言い合いながらいつまでもケースの前で立ち続けていて
なんか、落ち着かなくて。
やっぱ、平日とか休日だったら開館直後など穴場の時間帯をねらわないとなぁ。
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