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11月12日 京味 亀戸倶楽部いちゑ 「参道にある上品な店」

2009年11月16日 | 亀戸
11月12日 京味 亀戸倶楽部いちゑ その2
江東区亀戸3‐2‐10
5939‐8077

京風うどん+ミニまぐろ丼1260円

「参道にある上品な店」

一昨年11月15日に紹介した店の第二弾。
前回は安芸の穴子丼980円を賞味したが、この自慢メニューは今はない。

特製いちゑ御膳2100円(以前は2310円だった)、
天神招華堂弁当(要予約)3150円は現存するが、
それ以外のメニューは一新している。

特選和牛ステーキ御膳3150円、
京味カレーうどん・串揚げ御膳・新鮮まぐろ丼・特製天丼が各980円、
京風うどん+とろろ飯980円、
京風うどん+ミニまぐろ丼・京風うどん+ミニ天丼・
京風うどん+天麩羅が各1260円。

前回は店に入ってすぐのカウンター席に座ったが、
今日は奥のテーブル席に案内される。

カウンターには、主婦らしい年の行った女2人組の先客が
大声で話しているから、それに配慮してくれたようだ。

上品なお香が炊いてあり、お琴・鳥のさえずり・ししおどしの
BGMが流れ、落ち着いた雰囲気。
もう正月が来たのか、という気にもなる。

しばらくして支配人のようなスーツ姿で接客する
男子店員が用意してくれたのが、写メのお膳。

うどんは上品な昆布の澄んだダシで、
運ばれてきた瞬間にその匂いが立つ。

京風だからか、麺のコシは主張してはこない。
まるで京の公家のよう。
藤田まことが言うように、喉ごしを楽しんで賞味した。

上にのった具は、ワカメ・油揚げ・とろろ昆布・ニシン。
ニシンは甘くて脂がのっていて、旨い。
一口で終わってしまうのも、京らしい。

油揚げにはうどんのダシとは違う
濃いダシが染み込んでいて、これも美味い。
こうして、うどんはすぐに食べ終えた。

まぐろ丼は、タイトル通りミニのもの。
4切れの赤身が放射状に並べられて、
刻み海苔・白髪ネギが盛られている。

すでに醤油がほんの少し垂らしてあるが
個人的には不満なので、もう数滴垂らして賞味する。

ごはんは若干かためで、個人的には好きなものだが、
やはり小森のおばちゃまだ。

添えてあるワサビは少量だがけっこう効く辛さで、
脳天への刺激がちょうどよかった。

小鉢には、シーチキンに小松菜を和えたもの。
缶詰の脂で味付けしてあり、それが主張してくる。
小松菜は新鮮で、シャキシャキの歯ごたえ。

新香は、浅漬けのキュウリと
刻んだシバ漬け・たくあん。

キュウリは酸味が効いていて、
シバ漬けとたくあんもいい持ち味を出している。
これも京らしい。

食後の甘味は、苺のムース。
早摘みなのか酸っぱさと、種の粒々の食感とが楽しめた。
絞ってある生クリームが甘く感じて、一枚のミントの葉も爽やかだ。

シメの温かい番茶は、ほっとする味。

食後は太鼓橋を渡り、天神さまに行って、
残り少なくなった年内の安泰を祈り、職場に戻った。


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