赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

B級グルメ専科
赤坂のランチを食べまくって100店舗紹介中
今度は恵比寿で食べまくる!ただいま錦糸町に出没中

12月15日**インチョン**碧帝(ビョックチェ)カルビ**

2008年01月29日 | 番外編
**インチョン**碧帝(ビョックチェ)カルビ**
仁川市中区ウンソ洞2172‐1
82‐(0)32‐743‐9292

ビビンバ10000W(1W=1.36円)

ソウルのインチョン空港には、ほとんど定刻に到着した。
東京行きとの乗り継ぎ時間を利用して、
最初からここで夕食をとるつもりでいた。
和食も洋食も食べられるが、当然この状況では韓流だろう。
2軒ある韓流レストランのうち、ゲートにあるこの店にしたのは、
メニューが豊富なことと比較的早く料理ができあがりそうだったからだ。
このレストランは東京行きの出るゲートから離れたところにあり、
時間的に少々心配だったがいつもランチで1時間以内で
遠くまで食べに行っていることに比べたら問題はなかった。
機内持ち込みにした荷物をカートにのせて、フットワークは軽くした。

この店は仁川空港周辺に2軒と、ソウル市内などに
7軒出店している和牛ならぬ韓牛専門店だ。
店の入口のウインドーのサンプルを見てどれにするか決める。

焼肉定食23000W、カルビタン・参鶏湯・焼き魚定食・
ヤンゴムタン(→牛の胃袋のスープ)が各150000W、
ソルロンタン13000W、カルビ冷麺定食・ミソチゲ・
牛肉の辛口スープ・純豆腐鍋・平壌冷麺が各10000W。

せっかくなのでガッツリ肉をといきたいところだが、
さっきのベジタリアンミールを完食したからあまり空腹でない。
韓肉は次の機会のお楽しみにして、
今日のところはいつもはまず食べない、ビビンバにする。

この店はフードコートにあり、
座席は向いにあるうどん屋と共用となっている。
それぞれ入口にあるレジで食券を買って、
券に印字された番号が店内の電光掲示板に点灯したら
厨房に取りに行くスタイル。
レジでは日本語でオーダーできるし、
ウオン以外の通貨でも支払いできる。
席はそこそこ埋まっていて、それなりに繁盛しているようだ。
韓国人も日本人も、欧米か!も多い、国際空港らしい雰囲気だ。

厨房の手際はよく、すぐに番号が点灯する。
セルフながらも、品数は多く食べごたえはありそうだ。
ビビンバのごはんと具とは、別々の皿に盛り付けられている。
野菜はたっぷりで、もやし・シイタケ・タケノコ・
サンチュ・赤キャベツ・キュウリ・韓国のり・キムチ。
炒めた小間肉も乗っていて、真ん中に目玉焼きが鎮座している。

スープは、黄金色の上品な感じ。
シイタケでダシをとった、さっぱり目のもの。
豆もやしの具に、刻みネギが少々浮かぶ。
そのほかにも、キムチ・カクテキ・根こんぶの刻んだもの・
油揚げも用意されている。

具の種類が豊富なビビンバは、
スプーンでごちゃまぜにして食べる。
口に運んだ時はよく混ざっているが、
具の持ち味は個々にはっきりしていて美味い。

特にサンチュは、新鮮でシャキシャキ。
キムチはいい意味で本場の味。
もやしはゴマ油で和えてあるが、やはりシャキシャキだ。
目玉焼きの焼き加減も、ほどよい固さ。
ごはんと混ざらないのが、なかなかいい。

付け合わせの方も充実している。
キムチはビビンバのものとひと味ちがって、
ニンニクをさらに発酵させた風味が前面にくる。
カクテキは、青唐辛子でも漬けてあり、これがまた辛い。
根こんぶは、比較的マイルド。彩りよくニンジンも和えてある。
油揚げも、煮物になっている。

どれも豪華な食卓になるよう
考えられた取り合わせで、当然完食する。
美味しく食べて満腹になったところで、
東京行きに乗り込んだ。

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