赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

B級グルメ専科
赤坂のランチを食べまくって100店舗紹介中
今度は恵比寿で食べまくる!ただいま錦糸町に出没中

12月7日**バルセロナ**GENOVE 1911**

2010年12月20日 | 番外編
12月7日**バルセロナ**GENOVE 1911**
Ramblas 77 Barcelona
933021250

Sangria de vino 7.50+
Melon con jamon 10.25+
Arroz negro13.85=31.60€

夕食はイカスミのパエリアを、と思い街を徘徊した。

イカスミのパエリアつまりブラックパエリアを1人前で出す店は意外となく、
便利な場所で人通りも多く
名物首締め強盗に遭う危険もなさそうもないので、この店に入った。

ランプラス通りの、地下鉄リセウ駅のすぐ近くの店。

ラテン系の調子いい兄ちゃんが対応する。

ドリンクは?と聞かれるので、国破れてサンガリア。

パエリアができるまで何かをと、
生ハムメロンを勧められたので、それをお願いした。

店内はそれなりに客が入っている。

すぐに水差しに入ったサングリアが用意された。

底にはオレンジジュースの層が沈んでいて、
ストローが刺さっている。

これを少しずつかきまわして賞味する。

今回の旅行で、すっかりサングリアを気に入ってしまった。

いつもワインをゴクゴク飲んで、
勢いよく酔っ払ってしまうのだが、これなら大丈夫だ。

帰国したら晩酌メニューに追加することになりそうだ。

生ハムメロンも、すぐに用意される。

メロンは大振りで、どちらかと言うと、瓜。

生ハムはメロンに巻きつけてあるものとイメージしていたが、
安物のカツラのようにただ上にのっているだけだった。

それでも、迫力あるボリューム。

大胆にのせられた生ハムは、鮮やかなピンク色。

紹介しないのはもったいないので、
生ハムの写メだけをアップした。

2切れくらいの生ハムが、皿にこぼしたように盛り付けてある。
その演出が、ニクい。

ナイフとフォークを取り、口に運ぶ。

口に入れると、上品に脂が溶け出す。

メロンの実は、段ちがいにカットしてある。

パイナップルの実が、
そうカットしてあるのを時々見かけるもの。

大きく白い瓜だが、
中のあたりは熟してみずみずしく甘い。

生ハムとともに口にすると、
ハムの塩味がくっきりとして美味い。

せっかくなので、ゆっくりと味わって楽しむ。

そのため、パエリアができあがるまでは待遠しくはなかった。

店のセニョールは、どこか自慢気に運んで来た。

パエリアは、鮮やかに真っ黒い。

湯気が上がり、悪魔の食べ物のよう。

手長エビが鎮座しているほかに、
イカ・ムール貝・イイダコも。

そのままスプーンで食べ始める。

最初から米の食感が楽しめ、
イカスミのいいダシが出て旨い。

具として入っている刻んだイカも、弾力ある口当たり。

イイダコも、意外とたっぷり入っている。

運動会の弁当に入っているウインナーのタコが、
本物になったような感じ。

イカと違い、コリコリする。

手長エビは、旨味が詰まっていて上品な旨さが楽しめた。

1尾だけなのは、かえってありがたく楽しめた。

よく味わって鍋の一皿分を食べ終えたら、
腹はいっぱいになった。

食べ惜しんだ生ハムメロンは、
デザートとしてサングリアとともに味わって楽しんだ。

セニョールに勘定をお願いすると、
勘定書を持って来てチップは含まれていないと言うし、
わざわざ勘定書にもその旨印字されている。

この旅行中にチップを催促されたのは、この店だけだ。

食事は楽しめたので、3ユーロを置いてきた。

あとで店のWEBのメニューを見ると、
微妙に高くボられた様子。

欧米人の口コミサイトで料理は平均点ながら、
サービスの評価がよろしくないのは、
こういった店の姿勢を反映しているのかもしれない。

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