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3月31日 らん 「メニューのない、不思議な小料理屋」

2009年04月06日 | 錦糸町 和食
3月31日 らん
墨田区太平3‐3‐2
3829‐6058

カレーライス400円+大盛り50円=450円

「メニューのない、不思議な小料理屋」

四ツ目通りから路地に入ったところにある店。
正午を過ぎるとオヤジサラリーマンでごった返す。
今日は早めに午前の仕事が終わったこともあり、行ってみた。

今まで通りすがりに覗く限り、
女将らしいおばちゃんがいたようだったが、
今日行ってみるとオヤジさん2人体制でこなしている。

何にしましょう?と言われたので、
カレーを大盛りでとお願いする。
と言っても、この店にはちゃんとしたメニューはない。

この店の前の看板には、
「お弁当とお惣菜の店です。店内でカレーライスを召し上がれます。
又お客様のお好き様に食事も出来ます。…」(原文)とある。

店の前にはお弁当450円と、
かぼちゃの煮物やメンチなどの惣菜パック100円が並べられ、
OLらしい姉ちゃんたちに人気のようだ。
今日は十穀米がないんだごめんね、
などとオヤジさんは姉ちゃんに言っている。
いつもはあるのだろう。

店の中はカウンター席が5席くらいで
オヤジサラリーマン一人ランチの先客がいた。

店のオヤジさんが用意してくれたのは、写メの通り。
食べ始めてしばらくすると、店のオヤジさんが先客に、
カレーはどうかな?と聞くと、先客はカツがウマいなどと言っている。
よく見ると、先客のカレーにはカツが乗っていた。
この先客が帰りがけに450円払おうとすると、
オヤジさんは肉が小さいから400円でいいよ、などと言っている。

また後から来た中堅リーマンの一人には、生姜焼はどうです?
そしてその後のリーマンには、サバの味噌煮でいいかな?とも言っている。

みんな常連らしいがその会話の中で、
煮込みハンバーグはやらないとも言っていて、
少なくともこの3種類くらいがオヤジさんの持ちネタのようだ。

唯一看板に掲げられたカレーライスは、見た目も家庭的な感じ。

ルーは最初の口当たりは甘めだが、
口の中に入ると適度に刺激する。
一晩寝かせたらしくとろみがついて、好きな感じだ。

具は、刻んだ豚小間・たっぷりのタマネギ・細く刻んだニンジン。
ごはんはなぜかところどころ堅い部分があり、
ルーと混ざればちょうどよくなるようだ。

ボリュームはなるほどと思う、比較的大きい皿に
たっぷりめに盛られていて、隣りの先客よりも多かった。

サラダは、小鉢用の器にサニーレタス・フリルがついたエンダイブが、
さらにその上にカットしたネーブルオレンジがのっている。

カウンターの目の前には、
醤油やソースのほかに数種類の
市販のドレッシングが並び、
オヤジさんはお好きなものをかけて下さいと言う。

野菜は大雑把にカットされているので、
5口くらいでなくなった。

味噌汁の具は、ワカメと溶き玉子。
どちらも少し溶け気味で、塩分ひかえめのダシを使っている。

全部食べてみて、それなりに胃袋が満たされたが、
色々な点で稀にみるアバウトさに
度肝を抜かれたランチとなった。

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