スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

また会えるように。。。

2013-03-16 | 子どもと英語
3年前に知り合いからお願いされた
英語サークルの6年生が5人卒業する。

3年生から参加してる男子4人と
昨年から来ている女子1名。

卒業式が近いせいか、
今日のレッスンは
いつも以上にテンション上がり気味。

卒業するのがそんなに嬉しいんだ。

でもねぇ。。。
「レッスン中に
卒業式の予行練習は無しだよ!」

。。。って、
言った矢先にピーチクパーチク。

仕方ないなぁって、
初めのうちは、大目に見ていた。

英語は音が大事。

だから、たくさん聞かせる。
注意して聞かせる。
音と文字の関係を理解させる。

レッスンはそれをトレーニングする
道場みたいなもの。

最後の通常レッスンの今日、
いつもと違うアプローチを試みて、
「同じ綴りで同じ音」探しを始めた。

相変わらずのピーチクパーチク。

注意を促して、
質問の答えをきいた。

即答で、
「そんなん、知らんわ」
へらへらしながら、言う男子一名。

いつもは比較的マジメで
人をバカにしたりしない子なのに。

私の中で、放っといたらアカンな
という思いが彼を直撃した。


「知らんゆう前に、
ちゃんと探してみんかい!」


今まで調子に乗ってしゃべっていた男子諸君が、
急に静まり返った。

脅すつもりはないけれど、
最後のレッスンで
一つでも二つでも
自分のものにして帰ろうや。

心の中でそう言ってから、
私は通常モードで質問を繰り返した。

別な男子が、
今度は張り切って手をあげて
正解を言った。

卒業でお別れ。。。

子ども達にとっては、
そりゃあ自分のことで精一杯。

でも、コミュニケーションは
言葉をつかった気持ちのやりとり。

投げやりな言葉には、
投げやりな態度が返される。

最初の一投を自分から発っするなら
慎重に言葉を選ばないとね。

レッスンはいつの間にか、
通常モードの賑やかさに戻った。

次はイースターのお楽しみレッスン。
最後に伝えたいこと、
たくさん詰め込んでプレゼントするよ。

君たちともう少し一緒にやりたかったけど、
君たちには、君たちの選択がある。
私にはそれをどうすることも出来ないからね。

残念だよね、次でお別れって。
いつでものぞきに来ていいんだよ、
夜からのクラス。

そう思っていても、
言葉にして伝えられないのは何でだ?
遠慮してどうする?

自問自答に数分悩む。

怖いのさ、
「先生」じゃなくなることが。

バイバイした途端に
みんな他人の顔だろう?

クラスじゃあんなに
普通に会話してたのにね。

それは君たちの成長の証でもあるのだろうけど、
淋しいよ。。。

君たちのハイテンションを見るたび、
ちょっと辛くなるよ。

もうそんなに
一緒にいる時間がないって
そう思うと。

次の時、平気でいられるかな?

Good-byeじゃなくて
やっぱり、
See you!っていうよ。
そう言わせてね。

See you!






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