スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

リズムの畑・2007

2007-05-25 | 親子リズム
リズムの畑も2年目がスタート!
参加人数も増えたので水遣りも分担し
曜日ごとに交代して畑に出かけています。

知人が貸して下さった畑に今年植えたもの。
ジャガイモ3種、とうもろこし3種、ズッキーニ、
サラダミックス、なす、トマト2種、キュウリ、
ピーマン、スイカ、アスパラガス、さつまいも、
シソ、オクラ、かぼちゃ、ヘチマ。

赤玉葱、ほうれん草、小松菜、レタスは
すでに収穫済み。
全部上手くいくかは別として、
みんな収穫を楽しみに
せっせと畑仕事にいそしんでいます。

とはいえ、小さい頃から畑経験がない私には
畑には良くわからない事がたくさんあります。
例えば、ある野菜の成長過程や最近の天候等などを考慮し、
野菜の様子を見ながら手を掛けてやる時期があること。

植えっぱなしでOKっていうのしか
やったことがない人間には
発芽には水や温度が大切だとか
生長には日光や肥料も大事だとか
いくら理科で植物について学習しても
単なる「体験」でしかないのだと痛感します。

ウチの夫さん、
高校からは親元を離れましたが
それまでの間は農作業をしている家族の姿を間近で見
何かしら作業に関わって来たようです。
子どもの時の環境で育まれた感性は、
やはりのちの人生に影響を与えますね。

担当のKさんは熱心にお世話してくださり
畑通信も発行したり、
畑の連絡ノートも用意してくれています。
彼女もお家が農家で田んぼの手伝いにも行かれるようです。
丁寧に書いてくださる「畑通信」から
畑に対する姿勢が私とはかなり違うのが分ります。

それから「自分の植えたいものを自分の場所に植える」
という昨年と違うのは、
「みんなで作業、みんなで収穫、みんなで食べる」ということ。
昨年好きなように植えた時は
やる人はやるけど、やらない人(私だ!)はやらない
そうすると分配した土の良し悪しもだいぶ変わってきます。

それから、みんなの意識も変わってきたようです。
畑に参加しているメンバーは
みんな私のようにわからないなりにも
毎回でなくてもそれぞれ都合をつけて来ては、
水遣りや草引きをしてます。

虫や生き物はダメって人も多いけれど
それはそれとして
自分の役割を全うしています。
何だか以前より団結しているようにも思えます。
何より子ども達が泥まみれで遊ぶ姿は
今ではあまり見られない光景です。

2、3歳児のお子様達は
まだ畑が何だかよく分ってはいませんが、
畑に植えてあるものを踏んだら叱られるし
水をやったり雑草を取ったりと
畑での作業を見ています。

数ヵ月後には収穫もあり
自分が食べるものがそこから生まれる
ということを体で感じることが出来ます。
親も子もまだ自分の食べるものを世話して作る
という段階での意識しか持っていませんが、
きっと数年後、親にも子ども達にも
この経験が大きい人生の糧になるような、
そんな気がしています。

幼稚園や学校でも菜園はありますが
多くは大人の手で準備されて
子どもが関わるのは
「収穫と食事」の部分だけだったりします。

畑は土作りから始まって、
日々の世話やこれから先の畑のための準備など
長い時間とサイクルがあって成り立つもの。
ポイントだけ美味しいところだけを味わっても
本当の醍醐味は味わえないように思います。

畑を貸していただいているHさん宛てに
メンバーさんみんなに手紙を書いてもらいました。
子ども達の絵に感謝の言葉を添えたものです。
後日お届けにあがろうかと思っています。

今、畑の野菜たちは元気そうなのもあれば
何だか心配なものもいます。
素人がする農作業なので手探り状態。
生長にむらもあれば、
何が原因か、上手に出来ないで終わるものもあります。
それはそれでいいのです。

みんなで大切に育てた野菜が
美味しくいただける日を夢見ながら
親子で語り合いながら土をいじる。
とてもすてきな光景です。。。










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