3月10日11日の一泊2日で「みやぎ蔵王の樹氷めぐりと最上川船くだり」の旅に行ってきた。これは友人のK農園のの主催によるツアー旅行に便乗したものです。総勢40名のツアーで女性が大半を占めておりましたので、バスのなかもにぎやかな旅をさせていただきました。K農園を朝6時に出発し佐野藤岡ICより東北自動車道に入り、白石ICを下りたところにあるドライブインにて早お昼をとって、今回のツアーのメインである、みやぎ蔵王樹氷めぐりの出発点である、標高1100メートルの「すみかわスノーパーク」に向かった。白石ICの辺はほとんど雪はありませんでしたが、少しずつ雪の量が多くなっていくいくが、除雪が良くしてありますので、すみかわスノーパークまでは滑り止めがなくても行ける状態です。
さて、ここより樹氷群のある標高1,600メートルの地点までワイルドモンスター(雪上車)にて約片道50分かけて登っていくわけです。このワイルドモンスターの通路は、蔵王エコーラインとのことですので、雪の無い時季は山形側へぬける景観の素晴らしい道路です。ワイルドモンスターはおせいじにも乗り心地が良いとはいえませんが、標高が上がるにしたがって、雪の量と景色の変化は素晴らしいものがありました。また、この日はなんと言っても天候に恵まれた事が一番でした。ガイドさんの話によると今シーズン晴れた日が4日あったそうですが、その中でも今日が一番の天気だそうです。標高が上がるにしたがって、だんだんと樹氷が現れてきて、ついに樹氷原に到着ワイルドモンスターを降りて目の前の樹氷に直接触れて見ました。ぬけるような青空の樹氷原のパノラマは素晴らしく、若いガイドさんも毎日来ていますがこんな素敵な景観を見たことが無いとはしゃいでおりました。樹氷はアオモリトドマツに氷と雪が付いたものだそうですが、説明をすると長くなりますので詳しく知りたい方はインターネットで調べてください。樹氷原にて素晴らしい体験をして、出発点のすみかわスノーパークへもどり、本日の宿泊地の天童温泉に向かいました。
翌日はホテルを午前9時に出発し最上峡芭蕉ライン舟下りに向かいました。天候は曇りで、天童温泉はほとんど雪はありませんが、日本海側へ車を進めるにつれ、次第に雪が多くなり道路も雪の壁が出来ておりました。
最上峡芭蕉ライン舟下りは古口港から草薙港までの約12Kを1時間かけて下ります。暖房舟で雪景色を見ながら、船頭の山形弁の名調子の説明を聞きながらアットいうまの舟下りでした。昼食をライン下りの草薙港にてとり、なお日本海側へ向かい、庄内物産館にてお土産をゲットして、山形自動車道の鶴岡ICより東北自動車道を経由してK農園に午後8時40分ごろ帰宅いたしました。今回の旅はなんと言っても忘れることの出来ないのは、樹氷原のパノラマの素晴らしさでした。K農園さんほんとうに有難うございました。
ちなみに、今回の走行距離は約1,000Kだそうです。



ワイルドモンスターにて樹氷原に向かいます。 この天気の素晴らしさ、樹氷原のパノラマが青空の下に広がっております



お客を待機している暖房舟 舟から見た雪景色 船頭の名調子による説明