我が家の薪スト-ブは北欧デンマ-クのMORSOの7110CB外気導入モデルのスト-ブです。私の小学生時代の学校の冬の暖房は、低学年の時は火鉢で炭、高学年になりだるまスト-ブで石炭による暖房でした。この時のスト-ブは火をつけるのに大変苦労した思いがあり、又熱効率のためだと思いますが、教室を対角線に亜鉛メッキの煙突を走らせ、煙突によるエネルギ-の確保も重要なものでした。それからしばらくして灯油によるスト-ブが普及し、灯油スト-ブの便利さには驚いたものでした。しかしながら、昔の自然燃料による、スト-ブのなんとも口では言えない温もりや香り、懐かしさに捨てがたいところがありますので、我が家を改築するにあたり、薪スト-ブ導入も検討するに値すると考え、現在の薪スト-ブはどのようなものか検討いたしました。現在の薪スト-ブは熱効率を考え燃焼に力を入れておりいかに完全燃焼させるか心がけているようです。現在の住宅は高気密、高断熱の住宅がほとんどですので、室内の空気を使用すると、酸素不足になりますので、スト-ブに使用する酸素は外気導入になっており、また煙突も昔と違って完全燃焼を考え断熱材の入った二重の煙突を使っており、この煙突を出来る限りまっすぐ屋根まで引き出すようにしているようです。煙突は燃焼効率を上げるものであり、昔のように煙突からエネルギ-を吸収するもではないようです。 ともかく、薪スト-ブ導入した家を何度も訪問しいろいろと意見をお聞きしましたが、薪の確保と薪割りが大変であることは間違いないようですが、他は悪いことはなかなか聞き出すことができませんでした.我が家を改築した
オオガネホ-ムさんも薪スト-ブを薦められたことから、我が家も導入した次第です。昨年一冬スト-ブを使いましたが、当初心配した薪の確保も現在のところスム-ズに行っており、薪割りはたいへんですが、今は薪割り機を購入いたしましたのでこれもあまり問題ありません、薪スト-ブの前で火を眺めているだけでなぜか満足感を覚えます。エアコンや灯油スト-ブでは味わうことのできないなんとも言えないぬくもりに満足しております。 これから、家を新築や改築する方は薪スト-ブ導入を一考しては如何ですか。