デン助

新しい包装資材の開発計画・企画・立案並びに情報処理サービス・縫製加工・商標マークのデザイン及び制作

イクメンの男料理

2009年09月14日 | うんちく・小ネタ

新宿髙島屋の横に紀伊国屋書店がある。そこの料理本を多数揃えているコーナーが有るのだが、不思議な事に20代の男性とおぼしき人達がそこで立ち読みしたり、男の料理本を購入しているのだ。

これは最近よく言われている、イクメン男子(だんこ)と言う人種なのか? 映像が無いので説明に苦慮する。

イクメンとはイケメンとは違い、夫婦で協力をして育児をする男性の事を云うのだそうだ。昔の私も「今時の若い者は」と言われ続けていたが、まさしくこのイクメン男子を見ているとつい、私も今時の若い者はと言ってしまう。

この事じたいは、今の人達には当たり前の事なのであろう。私の世代とはジェネレーションギャップでしかない。

この世代間ギャップはいつの世にも有る状況で、時代の移り替わりについて来られない世代の事を言うのだと思う。

自分でお弁当を作り会社に持って行くし、育児を手伝う世代の気持ちが理解できない私はただの飲兵衛オヤジでしかない。この状況を理解するために息子と娘に叱られながらレクチャーを受けるミジメなオヤジ達よ! 負けるな団塊世代とエールを自分に送る自分がいる。


娘とわたし

2009年09月12日 | うんちく・小ネタ

娘が里帰りをしてきた。久ぶりに見かけた体型はお腹が多くくなり、赤ちゃんを宿しているのだ。私の記憶の中の娘は、小さな時の記憶が走馬灯の様に巡り鮮明で、私が抱っこしたり、前に抱えたブランコをしていた時のものだ。

これは獅子文六の小説でNHKの朝の連続ドラマでも連載された事が有り、戦争中の事を随筆風に書き下ろしたものだが、今の私の目ノ前の現実とは大違いだ。

20070321_p1000002 幼稚園・小学校・のイメージが克明に描かれていて、如何してもお腹の大きな娘を目の前にしていても実感が湧いてこない。これは私が年老いて仕舞ったからなのだろうか。

薔薇の花が咲いていて、キンモクセイも小さな蕾を付け始めていて、香り出すのも時間の問題だ。

これと時を同じくしての初孫の誕生は思い出深く、そして感慨深いものがあり、一日でも早く体面がしたい。

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20070804_p10000151 この小グマさんの様にきっと可愛い子供と対面出来るのも、もう間もなくだ。

しかし、この事態での男性は何も出来ずに、何の役に立たず、ただのオマケでしかない。

残念だがやはり母親に成る事は大変な事だし、まして男には何も出来ない出産の事実が、女の世界に入り込めない壁のような気がする。

これは何よりも目出度いことで、改めて自分の子供達が生まれた時とは大違いだし、仕事にも夢中で家庭を顧みなかった事の罰の証なのかも知れない。

赤ちゃんよ早く会いたいよ。「こんにちは赤ちゃん」と語りかけられる日ももう間もなくだ。         丈夫な子供の誕生に乾杯。娘よ有難う。


池波正太郎のその男とは・・・・・

2009年09月06日 | うんちく・小ネタ

池波正太郎は江戸は実に華やかに描き出している。そして夢中に成って読んでいると、つい自分がその主人公と一緒にいるような気が、何故かして来るのだ。これが池波マジックなのかも知れない。

20090906_ 小説を片手に、彼の描く街を歩いていると小説の世界とのギャップが大きく、ガッカリもする事もある。

鬼平によく登場する穴八幡宮は、ここの裏手に刀の鞘士が住んでいて、盗賊達の隠れ家で有ったり、元盗賊が老後を密かに隠れ住むような所だ。

しかしながら、現在のこのあたりは早稲田大学の施設が沢山あり、当時を思い起こすのはかな20090906 り大変だ。

この穴八幡宮を中心にしたところは、池波正太郎の描いた時代は歩いてどこまで行くからそんなに遠くへは行けないが、鬼平の目白の自宅や護国寺そして鬼子母神・四谷の役宅などは4キロ圏内に有るし、鳩山家の音羽御殿もこのエリアの中に入るのだ。

それと、この辺りには四谷と同様に、お寺や神社が集中している。これは江戸城を中心にした街作りには大きな土地が必要で、大名家の土地の確保には邪魔なために、これらが集中的に集められて現在にいたっているのだ。

20090906__2 いぜん私が暮らしていたころの東京都心部は、先の大戦のキズ跡は多くみられたが、この早稲田の辺りにはキズ跡はさほど多くはなかった。

池波正太郎が描いたその男は新橋で床屋をしていて、人切半次郎ものちに髭を剃りに行っていたようで、実在していたようだが定かではないが、鬼平は実在の人物と言う。

いずれにしても物質的に豊かに成ったが、精神的には結して豊かとは言えないが、しかし静穏な毎日が有るのは有りがたたい事だ。


上野のカレー屋ダークホース

2009年09月04日 | うんちく・小ネタ

20090407_ 20090407__2久ぶりに上野でカレーを食べたくてダークホースを訪れてみた。

一年ちかく店を休んでいたので心配をしていたが、現在は週4日(水・日曜日定休)の営業で従来通りの味を保っている。

なぜ4日しか営業しないのかを店主に聞いてみたが、仕込みが間に合わずに営業を続ける事が出来ないとの事だ。

姉妹店の浅草橋にあるイタリアンのお店が営業が終了してからの深夜に仕込みをするので充分な量が作れないそうだ。

カレーは作ってからすぐに食べてもコクが無くて美味しくないので、10時間以上寝かしてから賞味しないと味気無いので、手間が掛かり大変だが、こうせざるしかない様だ。なぜなら上野の店舗では大きな厨房が無いので、仕込みが出来ないのだ。

20090407__5 20090407__4小さな名店として、テレビでも取り上げられていて、6人も入ると店内がいっぱいで身動きが出来なくなるのだ。

しかしながら、カレーは1種類しかないが、仕込んだ物をその日の3時頃にはに売り切る事で営業している。それはズンドーが一本しか置けないからだ。いずれはこのカレールーをネットで販売する事も考えているようだが、今の店舗では手が廻らずに夢物語に成っている。

また上野に行く時は、売り切れる前に行くように心掛けたいと実感したしだいだ。あー今日も美味いカレーに在り付けた満足な一日に感謝したい。